映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【ネタバレ映画感想】亜人

亜人実写みてきた。
アクションシーンは良かった!
人間ドラマ的なシーンは雑。
ダイジェスト過ぎる。

原作読んでないからアニメ基準になるけど、アニメだと主人公が人間として生活してた時代や亜人になって一変する世界、それでも付き合ってくれる友人、主人公が人間を殺さない理由がちゃんと描かれている。
それが映画だと既に政府?に捕まって人体実験されてる状態から始まるし、アニメと違って主人公の友人とかでてこないから主人公がなんで人間に復讐しないのかよくわからない。
その一方で、主人公の無感情なキャラや佐藤さんのキャラは原作をイメージし過ぎててかなり嘘くさい演技になってしまってる。
ただアクションシーンは格好良かったし、死んだら1番大きい体の部位から再生するって設定を活かしたテレポーテーションも面白かった。
原作で主人公が悩んでた斬頭によるアイデンティティーの喪失とかはまったく意識してなさそうではあったが。
あと最期の最後に主人公がビルから飛び降りたシーンがクソ画質合成になったのは残念だった。

【ネタバレ映画感想】ダンケルク

面白かったけど疲れる!!
あと面白くないって言う人がいるのもまぁわかる。
そんな映画。

まず他のエンタメ映画のようにしっかりした物語性が提示されていない。
会話も殆どない。
登場人物達がドイツ軍に包囲されたフランスのダンケルク から必死に、それこそ汚いこともやって、時には見ず知らずの人を助け、時には自分が助かる為に人を押しのけて、それでも故郷に帰る為に生きることを諦めない、そんな映画でした。

この映画、何より民間人が格好いい。
軍からの徴収があったとはいえ、民間の小型船で兵士が閉じ込められているダンケルク まで命をかけて駆けつける。
途中、落下した戦闘機があれば駆けつけて救出する。
これが史実だというのだ。
彼ら民間人の協力により40万人近い兵士がダンケルク から救出された。
もし、今の時代に戦争が発生したとして、果たして日本人は彼らと同じように仲間を助けに戦場に駆けつけることができるのだろうか。
どうしてもそのような事を考えてしまう。
そういえば何日か前に火山の噴火が危ぶまれたバヌアツ共和国の島から島民を脱出させる方法としてダンケルク 作戦が参考にされたようだ。
「全島民避難せよ!」バヌアツ火山 政府が島外脱出を指示「ダンケルク作戦を手本に」 | ハザードラボ
民間人が協力して人を助ける。
少なくとも海の向こうではダンケルク スピリットは今も受け継がれているようだ。

【ネタバレ映画感想】エウレカセブン ハイエボリューション1


面白かったことは面白かったんだけど、なんでこんな人を選ぶ構成にしたんだろ感が凄い。
まずエウレカ が殆ど出てこない。
そして戦闘シーンも序盤以降は殆どない。
少なくとも新規の人にはオススメできない。
エウレカ が殆ど出てこない。
・時間軸が飛びまくっていつの話をしてるのか把握できない。
・サマーオブラブをしっかり描いてくれたのは良かった。
レントンの養父養母(チャールズ夫妻)がまともなので月光号が酷く見える。てかホランドレントン父に子供を頼むと言われてた割に10年間なんもしてないやんけ。
レントンの心の動きはうまく描けてた気がする。
・全然話が動いていない。というより動いている話が描写されていない。
エウレカ が殆ど出てこない。

いやほんとエウレカ 出てこないですよ!
チャールズ夫妻との交流に重きを置きたかったのはわかるんだけどエウレカ との交流を中心に描いた方が良かったのでは?

色々書いたけど面白くないわけではなかった。
これが一本の映画の序盤だったら傑作だったと思うけど一本丸々この導入の話なのよね。
ならせめて毎月連続公開とかにして欲しかった。

あとこれパラレル的な話だったのね。
総集編ではないしかといって新作でもないしどっちつかずなところが難点か。
2に期待。予告のサッカーシーンは謎だったけど。でてきてくれエウレカレントンとイチャイチャしてくれ!

【ネタバレ映画感想】新感染 ファイナルエクスプレス

面白かった。

実写版『甲鉄のカバネリ』!!って感じ

韓国映画観たのはJSA以来かな?

新幹線内でのゾンビものということでタイトルがダジャレだし期待値も低く見る気はなかったのだが評判良さげなので観にいくことに。

まず気になったのは原題。ハングル?は全然読めないから何書いてるのか全然わからないけど明らかに三文字!『新感染』の部分なのか!?
いやでもそんなジャパニーズダジャレみたいなタイトルなわけ無いよな、またアメリカ映画とかでよくあるクソ邦訳タイトルか?
(あとで調べたら『釜山行き』という意味だそう。これはまぁ日本人はこのままだと興味惹かれないから変更したのは正解かな。ダジャレタイトルはどうかと思うけど)

韓国人の名前は聞き馴染みが無いからかイマイチ覚えられなかった。

話的には利己主義のファンドマネージャーが釜山行きの新幹線内でゾンビパンデミックに巻き込まれて娘と共に車両を移動していく話。
新幹線に乗り込んだ時点ではまだ世界は(主人公の観測する範囲に置いては)平和だが、新幹線がゾンビ騒動でパニックに陥ってる間に外の世界はゾンビによって急速に崩壊していく。
一度降りた駅では既に軍隊もゾンビ化ていて、人々は安全な駅を求めて再び新幹線を走らせる。

こんな世界になってもスマホの通信は健在で電話会社の有能さが伺える。新幹線が動いているので電気も健在だろう。

主人公のパーティーメンバーは、

プロレスラーみたいな体格の葉加瀬太郎似のおっさん
プロレスラー葉加瀬の嫁さんの妊婦さん
ホームレス
高校生カップル
婆さん

この話では最初は利己的な主人公と対立するプロレスラーみたいな体格の葉加瀬太郎似のおっさんがひたすら格好いい。

一度は主人公に見殺しにされそうになって謝罪も無かったのに主人公が死にそうになった時は助ける。
素手でゾンビの群れに乗り込んでぶちのめす。
高校生がクラスメイトのゾンビと戦えなくても文句一つ言わない。
文句を言いつつも、実は主人公が利己的な理由に理解を示してたのも良い。
最終的には奥さんとお腹の中の子を主人公に託して俺を置いて先に行け。

もう主人公じゃん…。

このおっさんに主人公も段々感化されたのか娘以外の人を積極的に助けるようになっていく。

その反面、クズな人間もちゃんとでてきててそれも良かった。

自分が助かる為に扉を閉め、人を囮にし、被害を拡大させ続けるクズ。
恐怖に駆られて人間性を喪失し、他者を蹴落とす人間はパニック映画には必要不可欠な人間で ある。
でもこいつの所為で殆どのパーティーメンバーは全滅するので許すべからずクズである。

最終的に、娘とおっさんに託された女性を守る為に主人公も死に、妊婦と少女2人だけで安全地帯に辿り着く。

安全地帯に入るべくトンネルを歩く2人。
安全地帯を守るスナイパーは少女と妊婦が感染者かどうかわからず射殺しようとする。
ここは緊迫感があった。
希望を見せておいてパーティーメンバーが全滅するエンドの可能性もあるかなと思った。
事態を打開したのは少女が父親に聞かせる為に練習していた歌である。
ひょっとしたら暗いトンネルを歩く怖さから歌っただけかもしれない。少女からはスナイパーの存在は見えないし、感染者じゃないことを証明する為では無いだろう。
ゾンビは歌を歌わない。
スナイパーが彼女達を殺す必要は無くなったのだ。

ゾンビものだけどそんなにグロい部分はなく、エモーショナルな展開が多かったかな?
家族や恋人の元に辿り着く為に武器を装備する主人公、葉加瀬太郎、高校生の場面はかなり熱い。
韓国も日本と同じで銃規制国なだけあってアメリカ映画みたいにショットガンで吹き飛ばすみたいな派手なシーンは無いけど、それでいて飽きさせない作りになっていると思う。
あと徴兵制があるだけあってか、知り合いに普通に軍関係者とかいるのはお国柄かな。

あと本編内容関係なくこの映画を見て思ったこと。
日本の映画ももっと頑張って欲しい。
日本のゾンビものだと、アイアムアヒーローとか面白かったんだけど、あれも確か高速道路のシーンとかは韓国で撮影してた筈。
日本の映画が微妙なのは規制が厳しいことも一因なのかな。最近では仮面ライダーも満足にバイクに乗れないらしいし。
その分日本では出来ないことも表現できるアニメが進歩していったのかもしれない(適当)

【ネタバレ映画感想】プリズマ❄︎イリヤ 雪下の誓い

プリズマ❄︎シロウ面白かった!

元々原作(ステイナイト)は好きで派生作品もそれなりに見てるんだけど、プリズマイリヤはロリロリしくて見てなかった。
ところが映画のCMでは士郎がなんか格好良い。
これは見たいと思って今までのシリーズを見始めたら思ったよりFateしてて楽しめた。
映画もこれは楽しみだなと思ってたところで公開2日目舞台挨拶がまだ購入できたので購入して見てきた。

【映画感想】
思ったよりイリヤでてこない!ほぼゼロ!
そしてさらにクロエがでてこない!
(あの前売り券、本編に関係なく無駄にエロいところを置いといたとしてもなんでこの2人やったんやろ)
ただひたすらに士郎が格好良い話だった。
エヌマエリシュぶち込まれて生きてんのは頑丈過ぎると思ったけどね!(宝具一斉射撃である程度相殺できてたんだろうか)
そして随所にFateシリーズファンへのサービスが溢れていた。
士郎が並行世界の自分自身の力をカードから召喚する場所(このシーンが1番格好良い)が原作でセイバーを召喚した場所だったり、ワカメがでてきたり、ケイネスがでてきたり。
あとはドライを見て桜がてっきり敵としてでてくるのかと思ってたんだけど、最期まで士郎のことを1番に思う桜で良かった。
そんな桜を殺して絶頂するシンジくんだけど、キャラ的には今までで1番同情できるシンジくんだった気がする。ただアサシン向いてないのは間違いない。
しかし聖杯戦争仕組んだ御三家はエインズワースとマキリと遠坂なんだろうか。本作では遠坂はでてこなかったけど桜がいるなら遠坂も存在するよね多分。
あと綺礼は神父として出てきたけどどういう流れでドライでラーメン屋やることになったんだ……。それが1番の謎な気がする……。

【舞台挨拶感想】
士郎役の杉山さんとイリヤ役の門脇さんが登壇。イリヤがほぼでてこないので門脇さんは何を話すのかなと思ってたけど、Fate作品への熱い思いを語って下さってとても楽しめた。
あと最後にちょっとだけあった出番の場所が、一期の美遊とイリヤが初めて出会った場面なんだけど、その部分の収録の為に台本だけじゃなくて当時アドリブで言ってたことも一期を見返して台本に書き込んで、一期の時と違いが出ないように気をつけてたそうな。流石プロ。
門脇さんは並行世界士郎のことを【くるくる士郎】と呼んでいたけどテレビシリーズで戦う時にクルクルしてたからだろうか。
この舞台挨拶で、映画の続きが昨日でた9巻だという宣伝にまんまと嵌り、帰りに9巻だけ買ってしまった。
9巻も面白いからオススメ(9巻しか持ってないけど)

9巻のカバー外したら読める作者の近況的な漫画が心に響いた。
続きもその内アニメ化して欲しい。

しかしタイトルのキャラが出てこないアニメって中々ないのではないだろうか。

追記…二週目特典も貰ってきたよ!

【ネタバレ映画感想】ワンダーウーマン

CM見て『恋も知らない天然系美女戦士♡』みたいなの期待して見ると死ぬ映画(いるか知らんけど)
マーベルシリーズとの差別化を図ってるのかどうか知らないけど結構ハード路線。

面白かったんだけど、面白くなるまでが長い。
女だけの島で育ったダイアナが幼女時代から成長して墜落してきた飛行機からスティーブを助け、外の世界で繰り広げられている戦争を止めるため島からでてロンドンに行ってファッションショーをしてから会議に参加して偉い人の協力を得られずに自分達だけで戦争を止めに行くことを決意して仲間を集めて前線に飛び立って仲間たちの制止の声を振り切り銃弾の嵐の中に飛び込んでからが面白いんだけどそこまでが長い!!
そこからは戦場に超人が1人参戦したらどうなるか、みたいなシーンで楽しい。この時点では完全に無双はできず、ただの人間である仲間たちがダイアナに助太刀するのも良い。
因みに善人しかいない島で育ったダイアナは、人間が戦争するのは、軍神アレスが人々を操ってるからでありアレスを殺せば人々が善の心を取り戻して全ての戦争がこの世から消えると信じて戦ってたわけだが当然そんなことはなくアレス(アレスじゃなかったけど)を殺しても戦争は止まらない。
その醜さに一度は人間を見限り、それでも再度人間を信じようとする姿はヒーローものとして良い流れだった。

しかしこれバットマンVSスーパーマンやる前にやった方が良かったのでは……。

【ネタバレ映画感想】スパイダーマン ホームカミング


面白かった。
今までのスパイダーマンで一番好きかもしれない。
無印の1〜2は好きだったんだけど3は恋愛方向に振りすぎてて微妙だったしアメージングもそんなに好きじゃなかったんだよなぁ。
注意事項としては、この映画は『キャプテンアメリカ シヴィルウォー』の後の話なので、スパイダーマンは既にスパイダーマンになってる。
なんでスパイダーマンになったのかとかその辺の導入は全てカットなので、その辺の事情見るにはシヴィルウォーを見るしかない。
因みに僕はシヴィルウォーではアイアンマン派です。
スパイダーマンしか味方のいない社長が凄い可哀想で泣ける!
なんでや!社長は(珍しく)まともなこと言ってたやろ!!!

【感想】
ホームカミングで出てくるヴィラン(悪役)の正体は、映画が始まってすぐに判明する。
瓦礫撤去作業のおっちゃんである。
そのおっちゃん達がトニースタークに仕事を奪われるところから物語は始まる。
そう、今までのマーベルシリーズを見てる観客の心が一つになったであろう瞬間である。

『また社長の所為やんけ!!』

今までのアベンジャーズシリーズやらなんやらで起きる事件の大部分はトニースタークが原因であるのだが、本作も例に漏れずトニースタークが原因。
金持ってるんだから仕事奪う時に金渡せば良かったのに。
因みに僕はトニースタークのキャラが結構好きで、なんやかんやでお前が悪いんやろ的なとこも好きなので、この序盤数分で既にテンションは上がっていた。
そんな可哀想なヴィランと戦う本作主人公のパーカー君。
パーカー君は正義感はあるが年相応の性格をしていて、好感がもてる主人公である。
功を焦ってやらかしはするが、迷いはしても学校で人気者になる為に力を使ったりはしない。
失敗して高性能スーツをトニースタークに取り上げられた後に、昔使ってた安物の格好でヴィランを止める為に立ち上がる展開はかなり好き。
主人公の正体を知ってしまった主人公の友達のキャラも良い。
口が軽くお調子者だけど友情に熱くパーカーの為にヴィラン(悪役)に立ち向かう勇気がある。パソコンを使ってパーカーをサポートするマーベルシリーズではありそうでなかった立ち位置。
しかし次回作でパーカーが高性能スーツの方を使うようになったら活躍する場がないのでは?(高性能スーツにはサポートしてくれるAIがついてる)
ヒロイン(ヒロインって言っていいのかな、MJじゃない方)は好みではないけど実はバルチャーの娘って展開は全く予想してなくて驚かされた。でも最初でてきた学内放送?ででてた女の子がヒロインかと思ったよ。
MJ(原作のヒロイン)はお前がMJだったのかよ感。個人的には女性陣の中では一番好感度が高いキャラではあった。続編から本格的に参戦してくるのかな。
トニースタークも程よく参戦してて良い。
実際に見る前はアイアンマンがでたらスパイダーマンの影が薄くなるんじゃないかと思ってたんだけど全然そんなことはなかった。
アイアンマンを下げるでもなくしっかりスパイダーマンを立てる。この辺の脚本は凄く上手いと思う。
某ジャステイスなリーグも見習ってほしい。
あとヴィランのバルチャーが凄い格好良い!
バルチャーは理性的で、アベンジャーズに目をつけられない範囲でひそかに武器の売買をし続けて家族を養うためのお金を稼いできていた。
部下の1人が馬鹿をやらかして目立たなければ、もう暫く活動できていただろう。
馬鹿な部下は1人だけだったみたいなので、運が悪かったとしか言いようがない。
馬鹿な部下の所為でスパイダーマンと関わることになり、仕事の失敗が続き、おのれスパイダーマンと思ってたところに娘が連れてきた彼氏が実はスパイダーマンだと気がついてしまったバルチャーさんのストレスはいかほどのものか。
そして捕まっても刑務所でスパイダーマンの正体を明かさない義理堅さよ。
できればまた出てきて貰いたい。

バルチャーが格好よくてスパイダーマンも格好よくてアイアンマンも格好良い。
そんな良い映画なのでマーベルシリーズ好きは見て損は無いはず!!
あと社長がやっと婚約したよ!

トニースタークがロバートダウニーJr.じゃなくなるのは想像ができないなぁ。
パーカー君は地に足をつけて活動するとか言ってたのでアイアンマンはどのみちスパイダーマンの次回作にはでないかもしれないけど。