映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【宇宙よりも遠い場所】 第1話〜第3話 感想《前髪パッツンと走り出せ青春!》

面白い!
テレビアニメの感想は毎回書くの大変なので辞めてたんですが、このアニメがとても面白いので書きたくなりました。
3話まで全話好き。
その分今後面白さが失速してしまうことに対する不安もあるので、完璧やんけと思ってる今のうちに書いておこうかと思います。
あと本編とは関係ないですけど、スタッフがノーゲームノーライフゼロのスタッフらしくて、毎話ノーゲームノーライフゼロのノボリとか映るのもノゲノラゼロ好き的には良いですね。

第1話 青春しゃくまんえん 【踏み出せ青春!】

高校2年になり、高校入学当初に夢見た青春を送れてないことに気がついた主人公キマリ。
このまま高校生活が過ぎ去ることへの焦燥感に苛まれ、学校をサボり旅に出ようとするも、一歩踏み出すことが出来ず早々に引き返す。
この辺の感情の動きは、きっと多くの人が経験したことのあるもの。
何か特別なことをしたい。
このまま何もしないまま高校生活を終えたく無い。
でも一歩踏み出すのは怖い。
そんなキマリにとって、周りにバカにされても母親が行方不明になった南極に行くことを目指し続けるシラセのことはとても眩しく映ったのでは。
不良?に目をつけられたシラセをとっさの機転で助けるところからは、キマリはただ臆病なだけではないことも伺えて良い。
目的に向かって進むシラセを応援したいと言うキマリをシラセは南極への旅路に誘う。まずは広島までちょっと行こうぜと。
仲間になる条件の広島集合は結構厳しい。金銭的にも……。
シラセ自身もキマリが来るとは思ってなかったのでは?
それでもキマリは、散らかった部屋を片付け、あの日踏み出せなかった一歩を踏み出すことを決意する。
きっとそれ程までに、シラセに(あるいはシラセの目的に)特別を、青春を見たのだろう。
そして駅に現れたキマリをシラセは満面の笑みで迎える。きっと彼女もずっと孤独だったのだ。
広島で砕氷艦を見て期待に胸を踊らせながらキマリはシラセに尋ねる。
『どうやって(南極に)行くつもり?』
自信満々な笑みでシラセは答える。
『知りたい?』
そう、この時僕たちはまだ気がついていなかった……。
まさか、そうまさかシラセさんがこの時あの計画を胸に秘めながらこんなドヤ顔をしてたなんてーーーー。

良いですね。完璧な掴みの1話でした。懐かしき青春の日々を、その感情を思い出し揺さぶられます。
しかし「宇宙よりも遠い場所」がまさか南極のことだったとは。確か地上から100キロくらいで宇宙だったと思うので14000キロは確かに宇宙より遥かに遠いですね。
そんな場所にどうやって行くのか。この時点だも密航くらいしか思いつかないのですが。次話が待ち遠しかったです。

第2話 歌舞伎町フリーマントル 【駆け抜けろ青春!】

シラセちゃんポンコツだったーー!!!
シラセと共に南極を目指すことにしたキマリ。
側から見たらシラセの夢に乗っかるだけのキマリだけど、ただ流されるだけじゃないのは良い。凄く良い。
シラセの計画が本当にちゃんとした物かを事前にちゃんと確かめる。反発されてもちゃんと自分の思いを伝える。
彼女なりにちゃんと真剣なんだとわかります。
それに一度は反発して立ち去るシラセも考え直してすぐに戻ってきます。彼女も良い子ですね。
そしてキマリの新たなバイト先見つけた(見つけられた)新メンバーのヒナタ。
高校に行かず、バイト生活をしてる彼女。
肉まんとおでんを温めるだけで青春を終えたくないという思いはキマリに通ずるものがある。
そんなこんなでいよいよシラセの南極探索計画発表!
その方法は………南極探索隊員を色仕掛けして潜入!
想像以上にアホな作戦で笑いました。
自信満々でそんな作戦考えてたのかよ。
シラセちゃんが残念ポンコツ美人だと確定。
しかし(当然ながら)色仕掛けはうまく行かず、シラセの知り合いの隊員に見つかり、逃げるために歌舞伎町を駆け巡ることに。
この辺の挿入歌とか疾走感とか良いですね。
これぞ青春って感じがします。
結局捕まって、シラセが百万円で買収しようとするとこも面白かったです。
百万円は大人にとっても大金です。
高校生が貯めるのはとてつもなく大変だったと思います。
でも多分、百万程度だと南極探査の足しになんてならないと思うんですよね。
でも彼女はそれでなんとかなると信じてる。
高校生らしさがでてると思いました。
その後、計画は失敗して群馬に帰る電車でヒナタからシラセの隊長解任決議が発案されて速攻で多数決で採択されたのもよかったです。
決して発案者のシラセに引っ張られるだけじゃない関係。何か問題が発生してもシラセに責任を押し付ける展開にはならなそうで安心します。
ところで全く南極に行ける気がしなくなってきたぞ!どうするんだ!

第3話 フォローバックが止まらない 【連れ出せ青春!】

シラセプランが失敗して新たな作戦を考えるシラセ達の元に現れた少女ユヅキ。
タレントとして行く予定の南極に代わりに行って欲しいという。
降って湧いた幸運にテンションが天元突破するシラセだが、当然そんなこと許されることなくマネージャーに却下される。
この時、ユヅキの代わりにシラセを南極に派遣すべくヒナタとキマリがシラセをアピールするところが良かったです。
2人とも特に悩むことなく、打ち合わせすることなく、最悪シラセだけでも派遣する流れで動いて居たように見えました。
シラセの想いの強さが伝わってるからかな。
そしてアピールは失敗したけどユヅキを説得すれば一緒に連れて行くことも考えるという。
最初はユヅキを説得する為に暴走しかけるシラセをヒナタがちゃんと止めて、シラセも自分勝手だったと自覚する展開が良いです。
ユヅキが行きたくない理由を聞いて、それなら仕方ないかと諦めるところはただ自分勝手なだけじゃなくて人のことも考えてるんだと実感できます。
子役として活動し続けて今まで友達が1人もおらず、友達を作って普通の高校生活をしたいというユヅキの思いも良くわかります。
キマリがユヅキに3人が親友同士なんでしょと言われて否定するのも良いですね。
「ただ同じところに向かおうとしてるだけ。今のところは」
良い言葉です。
ホテルの部屋で寝てるユヅキの元に窓からキマリ達がくるシーンも良いですね。
最初はやりすぎだろと思ったんですけど、これが夢だとわかると途端に意味が変わってきます。
つまりユヅキも内心では連れ出してくれることを望んでたんですね。
ハシゴで窓から訪問は彼女たちならやりかねないと今までの数話だけで思ってしまっていたので夢だったのは良い意味で衝撃でしたね。
しかしそれは夢で、実際には彼女たちは来ていない。そしてスマホを見るとクラスメイトがLINE(っぽいアプリ)のグループから退出したとの通知。
LINEはあまり使い方を知らないので知らなかったんですが、退出っていうのはグループから抜けて縁切りみたいな感じらしいですね。
これは辛い。
ユヅキがこの時に表情をあまり変えてないのも辛いですね。きっとある程度覚悟してたのでしょう。
そこに響く扉をノックする音。
扉を開けたらキマリ達三馬鹿トリオがいて、東京に帰るなら一緒にいこうぜと誘って来て。
今まで友達が居たことの無いユヅキの涙腺は崩壊してしまう。
ここで流れる挿入歌のタイミングも完璧。
きっとキマリ達はもうユヅキを説得しようとは思ってなかったと思うんですよね。東京行く予定あるしついでに誘ってみようぜくらいのノリだったと思うんですよ。
でもそれがユヅキが1番欲しいものだった。
そしてこの人たちと一緒に南極に行ってみたいと思う。

正直2話の段階では南極行けないまま終わるんじゃないかと思ってたんですが一気に南極行けそうな空気になってきましたね!
実際のテレビ番組でイモトさんが南極行ってるのもタイミング的には説得力あって良かったのではないでしょうか。
3話の段階でここまで順調なので何かしらのトラブルがありそうで怖いですけど。

南極に行きたくなってきた

自分が南極について興味を持ったのは「面白南極料理人」って本が最初だと思います。極寒の地で命の危険に晒されながら、それでもユーモアを忘れずに生きていく人たち。
このアニメを見て、その本を読んだ当時そんな生き方に憧れたことを思い出しました。
あと南極に行きたい欲が強い!
最近は気がついたら南極行く方法探してますね。
南極探索ツアーを公式で企画して欲しい!
自分で行くならネックは期間と言語かなぁ。

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いよいよ最後の第三弾!

やっとテッサの格好良い回!

前回あった謎の静止演出も無しでスムーズな展開でした。
鼻血を流しながらも目を見開くテッサはこちらゾクリとする格好良さがあって良いですね。
この辺の話の細かい内容は全く覚えてなかったので最後までラムダドライバ使わないのは驚きました。
最後に殉死した隊員のことをマデューカスさんが「パトロール中です」と言うとこも良いですね。ウルリと来ました。

ところでふと思ったのですが、テッサが相良宗介を好きになったのはひょっとしてカナメと同化したことも影響してるんですかね。
カナメと同化する前からちょっかいはかけてましたけど、本格的に活動しだしたのは同化した後だし少し気になりました。

あと毎回思うけどカナメちゃん災難過ぎる……。

そして!
いよいよ4月から新シリーズ!
楽しみ!

【ネタバレ映画感想】フルメタル・パニック ディレクターズカット版2 ワン・ナイト・スタンド

懐かしさで泣ける



11月公開の第1弾 ボーイ・ミーツ・ガールに続き第2弾も見てきました!
やはり懐かしい!第1弾の時も書いたんですけど、僕は原作ラノベは読んでたけどアニメは見れてなかったんですよね。それでもなんか帰ってきた感と懐かしさを凄く感じました。
あとこの作品に登場するキャラクター達が自分は好きなんだなぁと再確認しました。

年齢による好みの変異を実感

なんの話かというと女性キャラの話ですよ。
ラノベ読んでた当時はテッサが好きだったんですよ確か。
今みると千鳥物凄い良い子ですね。
今みると当時の印象以上に滅茶苦茶な宗介にしっかり付き合って自分が悪いと思ったらちゃんと謝ってる。
一方でテッサは今の僕がみるとかなり面倒くさいキャラのような……。
千鳥がやらかすのは素人だからいいんですよ。仕方ない。でも貴女プロでしょと。
それでもまぁ可愛いんですけど。
そしてその2人より何よりマオの方が好みと感じたことに自分も歳をとったと実感。
(読み返したら第1弾の感想でも同じこと書いてました)

当時知らなかったこと

この作品を読んでた当時は国際展示場のことを全く知らなかったんですよね。
ラノベも漫画もアニメも大好きではあったんですけど、イベントとかに興味あるオタクでは当時はなかったので(というよりそもそもそういう世界があることを知らなかった)、コミケの会場だということも知らなかったんですよ。
だから多分ただの施設名として読み流して覚えてなかったんですよ。
だから今日この作品を見て結構重要な箇所に国際展示場が出てきて驚きました。
おお、コミケがやってる国際展示場じゃん!と。
やはり作品を見たときの感想は自分自身の中にある経験によって変わってくるのだと実感しました。
シン・ゴジラとかも東京住んでる人の方が100倍楽しめたと思うんですよね。知ってる場所が壊れるから。

数少ない不満点

全体的に満足な出来だったんですけど、数少ない不満点が長い止め絵なんですよね。
正式に止め絵って言っていい場所なのかはよくわからないんですけど、シーンの最後のポーズ(お互い向かい合った所とか)で登場人物の動きが停止してそのまま時間が経つ感じのところですね。
止め絵使わないでって言いたいわけでは無くて、なんかこのシーンが長いんですよ!
止め絵のまま会話とかがあれば別にいいんですけど、会話もないまま(BGMだけは流れてたかな?)固まるシーンが何回かあって、こういうシーンなのか機械の不具合なのか心配になりました。余韻を残す為の演出にしても長かったような……。
まぁ不満点はそれくらいでした。
全体的に必要な話はしっかり入ってて編集凄いなぁと思いました。

第三弾も見に行きます

ここまできたら第三弾もしっかり見に行きます!
来週?かな?
今から楽しみです!

【ネタバレ映画感想】キングスマン ゴールデンサークル

続編の宿命

キングスマン ゴールデンサークル見てきました!
一作目は悪趣味なシーンが多いながらも軽快で面白く、今見ても好きな作品の1つです。
そこで期待してみた本作!
ーーーー正直微妙でした。
面白いことは面白いんですけど、どうしても一作目も比べてしまうと……。
一作目が売れた作品の宿命ですね。
ですのでこれから書く感想はあまり褒める内容は無いと思いますのでこの作品が好きな方はご注意を。

ヒロインが可愛くない

まずヒロインが可愛くないです。(あくまで個人的な美的センスでの判断ですが)
相棒?のロキシーの方が美人です。
いや、それよりなにより前作のどっかの国の姫さまってレギュラーキャラだったの!?
てっきりスパイ物とかルパン3世シリーズでよくある現地の女といい関係になるけど次の作品では影も形も無いキャラだと思ってました。
このお姫様、ヒロインである必要性が全くわかりません。ロキシーでいいじゃんロキシーで。
最終的に薬物で身体が動かなくなるんですが、その姿もちょっとブサイクな感じです。これは別にこの人が悪いわけじゃなくて固まった時の表情に変顔を支持されたのだとは思いますけど。

敵のキャラが弱い

前作は義足が刃物であるガゼルと無料simカード配って無差別に人の頭吹き飛ばそうとしたイカれた大富豪ヴァレンタインという濃いキャラでした。
それが今作は麻薬王と片腕が機械の男とロープ野郎!
被害者は麻薬中毒者!
この時点で麻薬が蔓延してない日本人の私は自業自得じゃんってなってしまいました。
あと片腕が機械の男、オートメイル使いという属性持ちの癖にキャラが弱い!
ハッキングされて負けるってなんやねんそれ。
麻薬王もあっさり倒されるしなんやねん。
麻薬王さん最後までアメリカ大統領が自分の願いを聴くと思ってたあたりもツッコミどころ。てっきり大統領の思惑を見破ってるのかと思ったのに!
そして最後のロープ男。
アクションシーンは格好良いです。戦う動機がありきたり過ぎる気はするけどまぁアクションシーンが格好よかったから帳消し。
(でもこの3人合わせてもガゼル1人のインパクトに負けてるような)

エルトンジョンは良かった

誘拐されたエルトンジョン(多分本物)が戦うシーンは良かった。てか本人役でこんな色々(男色的なシーンがあったり)やられてOKなのは凄い。

音楽の壮大さで全てを誤魔化せ!!

壮大な音楽!それは全てを誤魔化すアイテム!
女性のパンツに手を入れる時に流れた時は笑ってしまいました。あれは笑えるシーンとして作られた場所なのかは不明だけど。

マーリン死ぬ必要あった?

ほんとこれですよ。
いや別に登場人物が死ぬのは仕方ないんですけど、あそこで死ぬ必要ありました?
今まで現場に出たことのなかったマーリンがスーツを着て武器を手に取り、出陣して熱い展開になったところで即爆破ですよ。
もっと良い流れ作れたでしょ!
死んだのもエグジーがミスったからだしね。
(あとロキシーもあそこで殺す必要あったか?)

そんなこんなで

そんなこんなな感想でした!

【ネタバレ映画感想】ガールズ&パンツァー 最終章 第1話

最初に雑な感想を


面白かった!
桃ちゃん先輩、思った以上にポンコツだったけど皆に慕われてるのね。
そして制作スタッフにもきっと好かれてる!
桃ちゃん先輩が主役!
みたいな感じの最終章第1話でした。

桃ちゃん先輩留年報道!

大洗に桃ちゃん先輩留年疑惑の号外が流れる!!
それほどやばかったのか桃ちゃん。
実際は進学がやばくて浪人の危機だとのこと。
それでも受験勉強せずに(!)今後の大洗の為に戦車を探す姿は泣けます。(勉強しろよ)
あと杏元生徒会長と柚子元副会長は同じ大学に行くみたいな話も良いですね。

廃校……ならぬ浪人の危機から救え!

今回廃校はしません!
桃ちゃん先輩を大学進学させる為にみんな戦います!隊長になって大会に優勝してAO入試狙いです!人望はあるんだよ人望は。

深まる学園艦の謎。船底部の闇。

探せばそこら中で戦車が見つかる学園艦。
今回も桃ちゃん先輩の調査により新たな戦車が見つかります。
そこは学園艦船底部。
魚の養殖場か研究施設かよくわからない最新鋭設備区画(ここも不思議過ぎる!食料を自給してるのか?)を抜けた先に存在する学園艦のヨハネスブルグ
有刺鉄線のバリケード、散乱するゴミ、たむろするチンピラ(見た目判断。実際どうなんだろ)
そして西部劇に出てくるような、ミルクを注文したらチンピラが絡んでくるバー。
果たしてなぜこのような場所が放置されているのか、なぜソド子は今までここを訪れて無事だったのか、攫われたソド子が一瞬にして鎖で鉄球と繋がれ掃除当番にさせられてた早業はなんなのか。
学園艦の謎が深まる!!!
まぁでも退学はさせられてないらしいし彼女たちも多分授業とか普通にでてるんだろうな……。

西住みほは肉弾戦も強かった!

よくわからない内に捕まったソド子を助ける為にバーにいたチンピラ?チームと戦うアンコウチームメンバー。
他のメンバーは自分の得意分野で活躍するのだが、西住みほは肉弾戦。
今まで登場した女性キャラの中でも1番ガタイがよさそうなムラカミさんとの対決。
相手の打撃は全て避け、お辞儀からの頭突きパターンかと思いきやお辞儀の反動だけで相手を吹き飛ばす強靭な肉体!
「みぽりんいつも砲弾とか避けてるもんね~」じゃないですよ!それもおかしいけどもっとおかしいことしてたでしょ今!

あ、バーの店員さんが闇落ちした西住みほみたいな見た目で可愛かったです。

そして(桃ちゃん先輩の)運命を決める無限軌道杯へ。

無事ゲットできた新戦車。そし大恩ある桃ちゃん先輩の為ならと参加したチンピラチーム改め鮫さんチーム。
初戦の相手は一回戦敗退常連チームであるBC自由学園
チームワークがめちゃくちゃな様子を見て少し油断して挑んだらなんやかんや追い詰められます。桃ちゃん先輩浪人の危機!!
そしてなんやかんや西住殿の機転で助かり……続きは2話で!!
続くんかい!
いや全然良いんですけどてっきり1話で1チーム対戦くらいの流れかと勝手に思ってたので驚きました。まぁ正直学園艦船底部の話あたりで尺的に無理かなとは思ってたんですけど。
戦車戦は自信なさげに「パンツァーフォー…」って言う桃ちゃん先輩が可愛いかったですね。
この話、てっきり桃ちゃん先輩が隊長になって調子に乗ってやらかすのかと思ってたんですけど、ちゃんと西住殿の話聞いてるところも良いですね。

その他①ダージリン様、イギリスに行ったこと無い疑惑

第一話は今までの作品に登場してたキャラのちょっとしたシーンも良かったです。
ロシアに留学するらしいのにロシア語話せないカチューシャとか、ドイツに留学済みの西住まほとか、隊長に就任したけど不安で西住まほに連絡をとるエリカとか皆よかった!
でも個人的に1番良かったのはイギリス留学が決まって「ようやく本場のアフタヌーンティーが飲めますわね」とか言ってるダージリン様ですね。そういやこの人こんな見た目してるけど日本人だったなってのを思い出したのとイギリス行ったことなかったんすねって思って変な笑い出ました。
継続チームのサウナシーンも良かったけど大会に不参加なのは悲しい!
知波単学園の福田さんは一人だけ突撃主義から抜け出して洗脳が解けたみたいになってなんか孤独感が漂ってますな。

その他②3DCG大活躍!

車長が戦車からピョコンと外に出てる描写で良く使われてた気がします。
その部分はちょっとゲームの画面感が出てしまってる気もするけどそこまで大きな違和感は無かったかな?
本編の内容とは関係ないですが、これからどんどん3DCGの使用が増えるんだろうなぁと見ながら思ってました。最近の3DCGは普通に見た目可愛く見えるようになりましたね。

最後に:2話が楽しみ!

そんなこんなで盛り沢山な話でした。
とても40分くらいとは思えないぐらいで、面白いのに体感時間が長いというのは稀有な体験でした。
あと5話で終わりかと思えば悲しいのだけれど、1話が大変良いクオリティーでしたので素直に続編も楽しみです!

追伸:パンフレットの裏表紙のデザイン凄く好き。
そして色紙はこちらをゲット!!(今回はどの色紙も欲しいイラストだったので実質負けが無い勝負ではありました)

追記:アンコウの絵に刻まれた弾痕が消えた訳

ガルパンは全部見てるんですが、ミリタリー知識は全く無いので、橋に追い詰められたところでアンコウチームの戦車のアンコウのイラスト部分に刻まれた弾痕が次の瞬間には消えてた理由がわからずに不思議に感じてたんですよね。あまりに目立つシーンなので作画ミスだとは思えないし。ツイッターでだれか理由知らないか聞いたところ、あれは対戦車ライフル防御用のエプロンである「シュルツェン」という部分が外れたのではないかと。
なるほど、そんなのがあるんですね。
自分は動体視力があまり良くないので突然絵が復元した様に見えたんですけど、動体視力が良い人なら外れて吹っ飛んだ瞬間も認識できたのかな。
もう一度見ることがあったらその部分をもっと集中して見てみようかと思います。

【ネタバレ映画感想】KUBO/クボ 二本の弦の秘密


口コミで話題になってるの見て気になって見ました。
予告とかで存在は知ってたけどキャラデザとかが好みじゃなくていくつもりはなかったんだけど……見てみたら面白かった!!
これストップモーションで撮影された映画みたいなんですけど、それを知らずに(多分口コミ情報とかにも記載されてたんだけどスルーしてしまってた)見てました。言われないとストップモーションムービーだと全然わからない程動きがスムーズ!!3DCG映画かと思ってました。
そしてそういった技術だけじゃなく世界観もストーリーも良い。
日本文化を全面的に導入した世界観なのですが、よくあるコレジャナイ文化解釈とかがほぼ無い。灯籠流しとか死者に対する思いとか良く描かれていたと思います。
クボの三味線を奏でれば折り紙たちが動き出すシーンも迫力や楽しさがありました。
この映画、基本主人公と元は主人公の持つ木彫りのお守りだったサル、呪いで記憶を消されて虫(人間サイズ)にされたクワガタの3人で伝説の武器を探す冒険譚なのだが、その3人以外にも良いキャラがいっぱいでてきます。
特に主人公クボが育った村のお婆さんが良かったです。
自分も(恐らく)物乞いで、生活が苦しいだろうにそんな素振りも見せず、明るくクボを気にかける。
折り紙芸でクボの方が圧倒的に稼げてるんだけど、それを妬む素振りは一切無く、クボを応援している。
いそうだけど中々いないキャラだったと思います。とても好き。
あと他の村の住人も良かったです。
ツリ目の人とかがいて一見悪人かなと思ったりするんですけど、あの村には悪人は1人もいませんでした。
最後にはクボと共に月の帝に立ち向かい、そして村を滅ぼした(恐らく建物が壊滅しただけで人的被害は無い)クボの力で記憶を失った月の帝を許します。
そういった人の優しさなどもこの作品の良さの一つの要素だと思います。
(作中では月の帝は人の感情を有害なものだと否定していたのでその対比かな)
良い話はやっぱ脇役もしっかりと描く必要があるのだと思いました。
あとエンドロールの途中で撮影風景が出てくるのですが凄かった。
作中でてきた巨大ドクロが本当に巨大!
それを少しずつ動かして動画を撮るというなんと気の遠くなる作業か!その映像だけでも感動します。
撮影風景だけ集めた動画とか出して欲しいですね。
全体的に満足できる作品でした。

【あえてあげてみる不満点】
邦題
二本の弦の秘密ってタイトルですが別に秘密でもなんでも無かったので。二本の弦は重要アイテムなんですが、物語終盤まで存在してないですし。
まぁ原題そのまま訳すと二本の弦だけになるので仕方ない気もしますけどね。

【ネタバレ映画感想】フルメタル・パニック ボーイ・ミーツ・ガール ディレクターズカット版


1週間限定で劇場でやってたので行ってきました。
話の内容としてはミスリルという軍事組織に所属する相良宗介が、謎の組織に狙われる女子高生千鳥かなめを護衛する為に正体を隠して高校生として生活を始めるが、戦闘の経験しかない主人公の常識のない行動に周りは振り回されていく……みたいな話。
ラノベは読んでたけどアニメは見たことなかったので、どの辺りカットされてるのかはわからなかったですけど面白かったです。
不自然な話の流れとかは特に無し!(あ、これエンディングの入りのカットやなみたいなのはあった)
あとスレイヤーズが表紙の雑誌とかMDウォークマンとかが出てきて懐かしさで泣きそうになるなど。千鳥かなめのパンチラシーンの連続にも時代を感じる……。

僕は基本的に理不尽暴力系ヒロインは好きでは無いのですが、この作品の主人公宗介の日常生活での行動がかなりヤバイ(ヒロイン千鳥かなめへのストーカー行為、銃器の持ち込み、動いている電車からの飛び降り)ので、ヒロインが主人公殴ってもヘイトが溜まったりしないですね。
ラノベを読み始めた時はテッサの方が好きだったのですが今見るとカナメの方が好きな感じでした。まぁそれ以上にマオの方が好きですけど。
これが歳を取るということか……。
ボーイ・ミーツ・ガールはかなり満足できたので1月の2作目も見ようと思います。
でも結構先出し1週間しかないしで見逃しそうで心配……。