【アベンジャーズ / インフィニティー・ウォー】感想《地球で宇宙で大暴れ!》
公開初日見てきました。席はほぼほぼ満席。外国人が多い地域の映画館なこともあり周りは外国人ばかり。彼らは文化が違うからか上映中普通に隣の人と喋ったり歓声をあげたりするので、一緒に盛り上がれる映画だと良いけど静かな映画だと苦手ですね。
まぁ英語なので何言ってるかわからなくて日本語で喋ってる人とかよりはあんまり気にならなかったりするんですけど。ひょっとして人間の脳は理解できる音を拾っていくのだろうか。
(ホースソルジャーのCMでタイトルを読み上げられた時に爆笑してる人が多かったのは面白かったです)
それはさておき感想ですが、この映画……
感想に困る!!
面白いとか面白くないとかじゃなくて、
続き見ないと判断できなくない!?
この作品自体は大変満足したんですけど、続きの作品次第でこの作品が茶番にひっくり返る可能性があるんですよね。だから最終的な判断は保留。
ここではこの作品でテンション上がったとこを記載していく方針で。
【見た後の茹だった脳みそで書いたからか、以外本文でソーをなんでかトールと記載していた為修正。ま、まぁ読み方が違うだけだし!元ネタだし!(言い訳)】
- 豪華版パンフレット
- お約束のスタンリー
- トニー・スタークとピーター・パーカーの関係性がとても良い
- 今まで交わらなかった世界のヒーロー達の共闘が熱い
- 最もテンション上がったシーン
- 最も手に汗握ったシーン
- 登場人物のパワーバランスが絶妙
- あと細かいけど良かった展開
- まさかのサノス大勝利と、ちょっと残念だったこと
- 気になる今後の展開
- 追記 サノスというヴィランについて
- どうでもいい追記(4/28)
豪華版パンフレット
中身に違いがあるのかは知りませんがケースが付いてきます。
ケースを止めるシールはそれぞれ違う絵柄らしい。
僕はワカンダ!こういう細かい遊び良いですね。
お約束のスタンリー
この人が出てくるとテンション上がるというか安心しますね。今回はピーター・パーカーが乗ってたバスの運転手だったかな?
トニー・スタークとピーター・パーカーの関係性がとても良い
この2人の親子みたいな、でも違う関係性がホームカミングの時と変わらなくて最高でした。
個人的にはシビルウォーの時は『トニー別に悪くねぇじゃん』派だったので、今でもトニー・スタークの仲間であり続けるピーター・パーカーはそれだけで好感度高いんですけどね。
トニー・スタークも、いつでも渡すことが出来るようにスパイダーマンの新型スーツ作り続けていたんだろうなぁ。
消え去る前に弱音を吐いたピーター・パーカーがトニー・スタークに最後に謝ったのは、残されるトニー・スタークのことを考えてのことだったのだろうか。
今まで交わらなかった世界のヒーロー達の共闘が熱い
トニー・スタークとドクターストレンジの掛け合い(どちらも偉そうで面白い)。
地球組とGOG組との勘違いからの戦闘。(王道展開だがそれが良い)
ロケットとバッキーの共闘。(良い)
ワカンダ王国の面々の大規模戦闘。(ワカンダ王国の人達が結構あっさり国の存続を諦めてたの笑った)
グルートの『アイ アム グルート』に対して丁寧に自己紹介するキャプテンアメリカ(可愛い)
アイアンマン&ドクターストレンジ&スターロード&ドラックス&マンティス&ネビュラ VS サノス!(ドクターストレンジのトリッキー技を利用した様々なヒーローの4次元殺法が格好良い!)
夢にまでみた共闘が今ここに!!
何気にジェームズ・ローズが下半身不随のままながら、相手を恨むことなく今も戦ってるの良かったですね。
最もテンション上がったシーン
何と言ってもワカンダ王国絶対絶命って時に、待ってましたの
ソーの登場シーンですよ!
別々の場所(宇宙規模の距離)でそれぞれ戦ってた面々が出会い、バラバラだったストーリーが収束する時の気持ち良さ!
そして
来て欲しいとこで!!時空すら飛び越えて!!!来る!!
これぞヒーロー!
あとバナー博士が『おいおい死んだなアイツ』みたいなこと言ってたのも面白かったです。
グルートが自分の腕で斧の柄を作ったとこも良かったですね。
最も手に汗握ったシーン
アイアンマンVSサノス
アイアンマンは今更だけど中身は生身の人間なんすよね。だからスーツが破壊されるとサノス相手では勝ち目が無い。
徐々に破壊されていくスーツ。剥き出しになる頭部。
この状態だと、サノスが軽く殴るだけで恐らくトニー・スタークは死ぬ。
メタな話だとロバート・ダウニー・Jrもそろそろアイアンマン引退らしいし、アイアンマンが死ぬという展開も有り得ると思ってたんですよ。
僕はマーベルヒーローではアイアンマンが一番好きなので、サノスとのタイマンはずっと緊張しながら見てました。スーツが壊れて生身の肉体が剥き出しになるにつれて僕は息を止めてましたね。
死ななくて良かったー!!
登場人物のパワーバランスが絶妙
ドクターストレンジとかドクターストレンジの映画だと『もうこいつ1人でよくね?』ってなる位強いんですよ。だから他の作品との共演だと扱い難しそうだなって思ってたんですけど、良い感じに違和感なく弱体化(?)してますね。
そういえば彼は宇宙空間からだとワープ出来ないのかな。
これがジャスティスリーグだと、スーパーマン1人で他のヒーロー全員束になっても敵わない感じのパワーバランスなんですよ。亜光速で移動できるフラッシュよりもスーパーマンの方が速く動けるとかそんなレベルですよ。
それだとイマイチ盛り上がりに欠けるとこがあるので、マーベルはその辺のバランス上手いと思いますね。
あと細かいけど良かった展開
登場人物達が優柔不断じゃないのが良いですね。
スターロードは約束通りガモーラを撃ったし、ワンダはヴィジョンの為に彼の命を奪うと理解しながらもマインドストーンを破壊する。
こういったところで躊躇って結果的に事態が悪化する展開はストレスあるので良かったです。
スターロードの所為で事態が悪化した気もするけど、どこまでドクターストレンジの計画なのかよくわからないので保留で。
まぁあそこで取り乱さないスターロードはスターロードではないですし。
まさかのサノス大勝利と、ちょっと残念だったこと
この映画、終盤まではどうやってあとちょっとで終わるんだこれと思ってたんですけど終わらなかったですね。
映画も小説も残りの上映時間やページ数で展開を予想できたりするので、この話はどんな展開になるのか全然予想できなくて良かったです。
まさか負け展開で終わって続くとは。
残念だったのは、上映前にアントマンのCMがあったので、サノスが勝っても『まぁなんとかなるだろ』感が強くて絶望感はあんま無かったことですかね。アントマンの作品事態は時系列違うかも知れないけど、その辺のCMは公開後でも良かったんじゃ無いかなぁと。
あとメインキャラが死にすぎて、逆に全部なんとかなる感がハンパないですね。流石にこの人数は死んだままにはできないだろうと。
その辺はちょっと残念だったかな?
いやこれで続編?で全員死んだまま終わったらそっちの方が嫌ですけど。
気になる今後の展開
どこまでドクターストレンジの計画の範囲内なのか。消えた人達は元に戻るのか。死んだ人達はどうなるのか。続きがとても気になります。
あと!
キャプテンアメリカにいつもの円盤状の盾を与える為に帰って来るんだスターク!!
こっちはあれじゃ無いと落ち着かないんだ!
因みに最後にでたマークはキャプテンマーベルのマークですね。
『アベンジャーズ』第4弾、キャプテン・マーベルが重要に! - シネマトゥデイ
そういえばキャプテンマーベルについては映画公開前にもこちらの記事とかに出てました。
重要と言えば重要だったけど全く本編には絡みませんでしたね。
そして続きもキャプテンマーベルも気になるけど次はアントマン!
アントマンも1が面白かったので楽しみです。
追記 サノスというヴィランについて
サノス良かったですね。正義ではないけど、ヒーロー物によくいる薄っぺらな悪ではない。
信念を持って、世界の為に世界の半分を滅ぼす。
その為には愛している娘さえも殺す。ガモーラもサノスを心の底から憎んでるわけではなさそうですし、彼なりの愛情を持って育てていたのでしょう。
最後、インフィニティストーンを全て集めたサノスは世界の半分を滅すことに成功する。
その成し遂げたことに反し、その瞬間は静かです。
静寂すら感じる終わりの中で、サノスはどこか長閑な世界で、恐らく彼が戦い続けてきてから初めての安寧を得る。
最終章の敵に相応しい、強烈なヴィランだと思いました。
ソーの発言の所為で顎が金タマにしか見えなくなってしまったのが難点ですが。
そういえばソーの宇宙船やらドワーフの星やらはほぼ全滅して見えたので、そこは半分じゃないんのかって点は疑問でした。ソーも国民の半分とか言ってたんすよね。でもあれ全員死んでるでしょ。謎だ。
どうでもいい追記(4/28)
そういえば書くの忘れてたけどブラックウィドウがなんか銀髪になってた。(作品の時系列的に)いつから銀髪だったんだろ?最初誰かわからないからドラマの方のキャラかと思ってしまった。美人で似合ってたけど。本当にどうでもいい話だけど、より好みのビジュアルになってたと言いたいだけの追記でした。因みにこの方の吹替が米倉涼子さんらしいので、僕は字幕を選びました。
【レディ・プレイヤー1】感想《近い未来に実現しそうな世界》
面白かった!
吹替3Dでみたけど吹替は全然違和感なし!
登場するゲームや映画やアニメのキャラが多いから画面に集中する為に吹替の方が良いかも。
- 夢の世界が実現しそうな技術で構成されてることにワクワク
- この世界、よく社会が崩壊してないな
- 知ってるキャラが出ると熱い
- 壮大な二次創作
- 叔母さんの死が軽すぎ問題
- オグデン・モローの友情
- ハリデーは神になったのか
- というわけで
夢の世界が実現しそうな技術で構成されてることにワクワク
僕が一番面白いなと思ったのは本編を差し置いてこれなんですよ。
映画を見る前はてっきりSAO(ソードアートオンライン)みたいに、脳波をなんやかんやして肉体は寝ているだけでゲーム内にフルダイブするんだと思ってたんですよ。
ところが違った。
《オアシス》は既に存在するVR技術の進化版。
視界はゴーグルをつけてゲームの中へ。
ゲーム内の移動は実際に肉体を動かす。でもそのまま動くと現実世界で動き回ることになるので、ウォーキングマシンみたいな動く床を使って、現実世界で体は動いてるけど前には進まない状況を構築。
触覚はゲーム内で触れた感触を伝えるスーツとグローブ使う。
なんかそのうち実現しそうじゃね!?
どこか遠い未来の話ではなく、すぐそこに迫った世界の話に感じられてかなりワクワクしました。
パスワード覚えられなくて紙のメモにパスワード全部書いてるおっさんがいるのも未来感がなくて良いですね。
でもこれ絶対プレイヤーの現実世界での身体能力が重要よな……。
この世界、よく社会が崩壊してないな
この世界は余程現実が厳しいのか皆ゲームに夢中です。金がないのか家に帰るまでゲームを我慢できないのか、動く床を使わずに街中でゲームしてる人までいる始末。当然ゲーム内で動くと現実世界の肉体も動くため、ゴーグルつけて走り回る危険人物が大量発生。絶対車にひかれたり、高所から落ちたりして死人でてるでしょ。
仕事中にやってる人もいるしどうなってるんだ。
知ってるキャラが出ると熱い
この世界のゲームの著作権がどうなってるのかは良くわからないけど、ゲーム内には数々の映画やアニメやゲームの有名キャラやアイテムが多数でてきます。
それもパロディキャラとしてではない。
金田のバイクは金田のバイクだと紹介されるし、ガンダムもメカゴジラもアイアンジャイアントもちゃんとその名前ででてくる。
この映画を作るためにいかにスタッフが尽力したかが伺えで熱い。
メカゴジラが出た時は思わず声を上げてしまった。
また、アイアンジャイアントが熔岩に沈む際、親指を立ててアイルビーバックのポーズをとる(ターミネーター2)等の笑えるネタも散りばめられています。
その辺の作りが絶妙で、僕みたいなライトなオタクでも十分に楽しめる内容になってます。
波動拳だああああああ!!
みたいな感じになってました。
壮大な二次創作
ホラー映画シャイニング(名前間違えて書いてたから修正)の中に入る。
その発想は無かった!!
こんなの究極の二次創作じゃないっすか。
シャイニングを見たことがないHがシャイニングの世界で死にそうになってるとこが本当に面白かった。
映画に入るゲームやってみたい。
叔母さんの死が軽すぎ問題
叔母さんの死をあっさり流しすぎじゃね!?!?
なんかよくわからんおっさんは良いんですよ。血の繋がりも無いし主人公に暴力振るってたし。
でも叔母さんは一応ここまで育ててくれた人だし別に嫌ってもいなかったんでしょ!?
ところが主人公は叔母さんが(主人公の所為で)死んだ直後にヒロインを口説きにはいってるんすよ。
もう少し悲しむふりしてもよくね!?
ここだけはなんかモヤモヤするものがありました。
オグデン・モローの友情
ハリデーと共にオアシス開発に携わったオグデン・モロー。
最初はてっきり悪役なのかと思っていたけど凄く良い人。
おそらく彼は、5年前ハリデーが亡くなってから、ハリデーが作ったゲームをクリアする人間をサポートする為に記念館でプレイヤーを案内し続けていた。
彼がいなければ、主人公はハリデーのゲームをクリアすることは出来なかっただろう。
ハリデーがオグデン・モローとの決別を悔やんでいたように、きっとオグデン・モローも彼との決別を悔やんでいたのだ。
登場シーンは少ないけど好きなキャラです。
ハリデーは神になったのか
ハリデーは五年前に死んだ。
ゲーム内のハリデーはアバターでは無いという。
『それじゃあ貴方は一体』
主人公がハリデーに問いかけるシーンはゾクリとしました。
ハリデーは主人公の問いには答えないんですけど、それがまた良い。
ただのプログラムかもしれない。でもひょっとしたら?肉体は死してもなお、意思はここで生きているとしたら?
妄想が膨らみますね。
というわけで
全体的に良い作品でした。未来を感じられてワクワクしますね!VRゴーグルが欲しくなる!
あと登場キャラが多すぎて把握できなかったのでBlu-rayがでたらコマ送りで確かめようと思います。
【パシフィック・リム・アップライジング】感想《もっと掻き鳴らせよ!あのBGMを!》
吹替で見てきました。
最初に結論を言っておくと面白さ的に1は超えられなかった!良いところも多くて面白いことは面白い映画だっただけに残念!
なぜあのBGMを鳴らさないんだ!!
良かったところ
おっさん(?)と少女のバディ
王道。これぞ王道。
(もっと少女のトラウマ乗り越えシーンに力入れて欲しかった)
段々美人になる女社長(リーウェン)
僕が普通に黒幕だと信じてた女社長さん。
最初はケバいなぁと思ってたけど吹っ切れて化粧っ気が無くなってくるとスポーティーな美女になっていく。良い(シミジミ)
ていうかこの世界の人間凄い。
怪獣が居なくなって10年経過してもちゃんと備えはしてるし、人類同士で争ってもいない。
最初、人の手が加えられたジプシーを操る怪獣がでた時は『流石オレたちの人類だぜ!欲の為に事態悪化させることにかけちゃ天下一品!』
とか思ったのに女社長全然悪くなかったし。
すまんな社長。
お前黒幕だったのかよ!?明らかに怪しかったけど元から怪しいから気がつかなかったわ!
ニュートン博士!黒幕!いやこれみんな気がついたんですかね。
家で怪獣飼ってるという明らかに怪しいシーンあったけど、『こいつイカレてんなー』位にしか思わなかった。いや1の時からこの人大概だったし。
まぁイェーガーのコクピットに怪獣がいた時は少しは怪しいとは思ったけど、まさか社長は無罪でこいつが全ての元凶とは……。まぁ操られてるんですけどね。
日本が決戦の地
これは面白かった。何処かでみたことあるような、ちょっと違う感じの不思議の国日本。
怪獣の目的地は富士山!
女子高生とかも出てきてたけど日本といえば女子高生なのかな。
あと『住民の避難は完了した』とか言ってたけど絶対嘘でしょあれ。なんかシェルターに入れてない人いたよ!
スクラッパー最高!
最初起動した時からスクラッパー好きになったんですよ。
初登場大活躍してすぐに没収。でもきっとこのイェーガーは最後にはまた活躍する筈と信じて、他のジプシーが破壊された時は『お?出番か?』と思い、機体が少ないって話がでた時は『お?出番か?』と思い、ヒロインがジプシーから脱出した時は『お?出番か?』と思ったのに出てこなかった!
『スクラッパーのパイロットもジプシーに乗り込んだしこれは……もう可能性が……』
と絶望したところに颯爽登場スクラッパー!!
女社長お前が操縦するんかい!!
そっからはスクラッパー大活躍で大満足でした。
寧ろこの映画はスクラッパーだけで得点稼いでます。スクラッパーでなけりゃもうブーイングの嵐ですよ。命拾いしたな!(謎の上から目線)
微妙だったところ
爽快な戦闘シーンが無い
爽快な!戦闘シーンが!無い!
例のBGMが!鳴らない!
いやこれほんとなんでなんでしょうね。
1で言うとこのお決まりのBGMバックに、ジプシーがタンカー片手に引きづってるシーンですよ。あのシーンは今思い返しても最高。
ところがこの作品はそういう爽快なシーンが無い!
というかあのBGMが鳴らない!
なんかブースター作る時は一瞬鳴ってましたけどね。戦闘で鳴らせ!掻き鳴らせ!
前作のヒロインがあっさり死んだこととか不満といえば不満ですけどBGM問題に比べれば些細なことですよ。
よくわからなかったこと
マコが伝えた場所には何があり、そしてなぜそれをマコが知っていたのか
これ全然説明なかったんですけどなんかの伏線なんすかね。
というわけで次回に期待
続編を、続編をやってください。
そしてBGMをかき鳴らして下さい!
是非頼みますよ!
【ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル】感想 《アラン・パリッシュはここにいた》
ジュマンジは一作目が凄い好きなんですよ。
少年がジュマンジをプレイした所為でジャングルに閉じ込められ、数十年後おっさんとなって帰還し、偶然とはいえ自分を帰還させてくれた子供達と大人になった幼馴染と共にゲームをクリアして全てのバッドエンドを覆す!
最後のシーンの熱さは忘れられない。
ジュラシックパークもそうだけど、大人と子供が協力して巨大な力に立ち向かう話は良い。
そしてその大好きなジュマンジの続編なら見るしか無いと意気込んで見てきたウェルカムトゥジャングル!
面白かった!!
1へのリスペクトも感じられたし、コミカル面も言うことなし。
因みに今回は近場に字幕版やってるところが無かったので吹替版で鑑賞。これに関しては少々不満点もあったので後ほど記載。
- パンフが遊び心があって良い!
- 開幕早々ジュマンジがなんか可愛い
- スキルを活かせるゲーム設定が面白い
- 意外にもギャルが1番の人格者だった。
- アラン・パリッシュはここにいた
- JK語は必要だったか(吹替)
- 全体的には大満足
パンフが遊び心があって良い!
外はまぁありそうな見た目。
でも中身サファリパークのガイドブック的な!!
READY?
当然GOだ!
(パンフは見終わってから買ったけど)
開幕早々ジュマンジがなんか可愛い
特にそういう説明があるわけじゃ無いけど絶対拗ねてるよあれ!!
何がって本編開始早々拾われたジュマンジさんですよ。家に持ちかえられて子供にプレゼントされるも子供はボードゲームなどには興味なし。テレビゲームに夢中。この時のジュマンジさんは僕の中では「セガなんてだっせぇよな、プレステやろうぜ!」と言われる湯川専務の表情に見えました(古い)。
そして翌朝、そこにはなんとテレビゲームに姿を変えたジュマンジさんの姿が!!!!そんな簡単にモードチェンジできたの!?
「ボードゲームがださい??テレビゲーム?じゃあやってやんよ!余裕余裕」とでも言いたげです。そして意気揚々とゲーム世界に人を引きずりこむ!1作目は別にジャングルに行く以外の選択肢もあったので問答無用ジャングル連れ込みスタイルの今作はやはり何か苛立ちがあったのでしょうか。
因みにジュマンジがテレビゲームになるきっかけを作り、最初に巻き込まれたアレックスさんは過去からの参加枠である。この辺りにも1作目の空気が感じられて良い。
スキルを活かせるゲーム設定が面白い
本作だと最初にプレイするキャラを選ぶんですけど、そのキャラの見た目になると同時にスキルも会得するんですよね。
格闘技が得意だったりヘリを飛ばせたりブーメラン投げたり、地図が読めたり。
自力でジャングルで生き延びた1作目の主人公アランさんは泣いて良い。
同時に弱点も引き継がれていて、ケーキが弱点のキャラはケーキ食べただけで爆発四散するのは面白かった。
ライフは3つ。3回死んだらゲームオーバー。
こういうゲーム的な設定が上手く活かせていて面白かったです。
意外にもギャルが1番の人格者だった。
この作品、絶対うざいキャラだと思ってた(ゲームの世界に行くまではまだうざいと思ってた)ギャル、ベサニーが凄い良いやつだった。
ゲームに入るとおっさんの肉体になってしまっているのだが、すぐに順応し、ありがちな死の恐怖にパニクってパーティーをピンチに陥れるなんてことも全くなく、自分のライフを犠牲にしてでもアレックスを助ける。
毒ヘビの前にも真っ先に立つ勇敢さ。
リアル世界では自分とは正反対の性格で、ゲーム世界では美女になったマーサにも嫉妬することなくアドバイスを送ってサポートする有能さ。
良い感じになってたアレックスが元の時代に戻り、結婚して子供も生まれて幸せになっているのを素直に祝福する優しさ。
なんだこの超人……。インスタ映えギャルとはこんなに凄い存在だったのか……。
逆にブリッジ君は特に見せ場なく終わって可哀想な感じでした。
主人公にレポートの代筆をさせて、ゲームの世界では主人公を崖から突き落とし、酒に酔い、毒ヘビの歯を折って、大事な宝石をヘリから落とし、最後に象に乗ってちょっと活躍した男。彼だけマイナスがプラスで打ち消せて無いんですよね。せめて主人公との親友エピソードでもあれば良かったのにとは思いました。いつ仲直りしたのよくわからなかったし。
アラン・パリッシュはここにいた
主人公達より数ヶ月前にジャングルに来ていたアレックス(ジャングル内は時間が歪んでいる?実際にアレックスが現実世界で失踪したのは20年程前)。
彼が住む隠れ家には「アラン・パリッシュはここにいた」という文字が。アレックスによると隠れ家を建てたのはアラン・パリッシュだという。ではこのアラン・パリッシュとは何者なのか?
そう、ご存知1作目の主人公であり、ボードゲームで出たマスの指示によってジャングルに飛ばされた男である。
これは単なる1作目へのリスペクトとして書かれたファンサービスなだけだと思う。アラン・パリッシュにはスキルなんて特別な力は無かったし、ライフを3つも持ってなかった。そして現実世界に帰還した彼はとても文明的な生活をしてたようには見えなかった。
でも、それでも好きだった作品の登場人物の痕跡が続編で見ることができたのは嬉しかった。
アラン・パリッシュを演じたロビンウィリアムズさんがもう見れないのは悲しいけれど。
JK語は必要だったか(吹替)
吹替しか観れてないんで、字幕がどうだったかは知らないんですが、吹替ではめっさJK語がでてきます。
「マジ卍(まんじ)」「神ってる」「チョベリグ」
チョベリグとか古い言葉がでてくるのは90年代生まれのアレックスがいるからです。でもお前女子高生ではないよな。
さて、このJK語は果たして必要だったのでしょうか?
ひょっとしたら現地のJK特有の言葉を日本人にわかりやすく変換したのかもしれません。
でもよく考えてください。
ジュマンジ見にくる人の殆どがおっさんだろ!!(偏見)
JK語とかに変換されてもどっちみちわかんねぇんだよ!!
失礼噛みました。
いや、個人的にはこれはこれで面白いと思えなくもなかったんですけど、苦手な人は苦手だろうしわざわざJK語に翻訳する必要もないかなと思いました。字幕がどうなってるのかは気になって仕方ないのでそれが作戦かもしれませんけどね。
全体的には大満足
そんなこんなで一部不満もあったけど大満足!
ジュマンジらしさがでていてよかった。
3があるなら見たいですね。
さて、帰ってジュマンジの1作目みるぞ!!
キリングバイツが面白かったという話
2018年冬アニメの感想は【宇宙よりも遠い場所】と【ゆるキャン△】しか書いていなかった(力尽きて最後まで書いたのは宇宙よりも遠い場所だけだが)。この2つのアニメは、脚本、構成、音楽、美術、全てが高水準。上がり続けたハードルに躓くことなく最高の最終回に着地した素晴らしいアニメである。
しかし今期、その2つに(個人的に)並ぶ素晴らしいアニメがもう一つあった。
そう!ご存知
キリングバイツである!
TVアニメ『キリングバイツ』バトルシーンPV - YouTube
エログロありな過激なシーンが目立つが、このアニメの真の面白さは王道展開にこそにある!
ひょんなことから獣人達の戦いに巻き込まれた野本君。
大会に出る為の仲間集め。
弱いながらに成長する野本君。
敵との共闘。
(コブラのマグナム!)
更なる強敵の登場。
(ウサギの発情!)
絶体絶命からの第二形態。
意外な優勝者。
大会参加者よりも強い解説のお姉さん。
(裏切られて18禁展開にひた走るお嬢様)
(1話でやられた噛ませキャラ扱いだった癖に良い思いしかしてないレオ)
最終回に突然の裏切りからの野本君の死。
そして只の人間として死に、牙を持った人間として再登場までのスムーズな展開。
素晴らしい!
視聴者(僕)がやってほしいことをエスパーのように読み取り実行する実行力!
(まさか限りなくモブに近く、狂言回し的な立ち位置だと思っていた野本君が真に主人公格を持つ人間だとは最終回まで全く予想していなかったけと)
そして本編がどんな空気で終わっても全てをぶち壊す「導けおしえちゃん」のコーナーも良かった。
OpとEDもかなり良かった(買った)。
ダメな要素など一つもない完璧な作品だった(断言)!
【よりもい】も【ゆるキャン△】も監督や脚本の方のこういう作品を作りたいという信念を感じる作品だった。
そして【キリングバイツ】も『俺はこれをしっかり描き切るんだ!』という製作者の確固たる信念を感じた。そう!魂で!
不満点があるとすれば、あんなに気になる終わり方をしたのに二期が(円盤の売り上げ的に)なさそうなことくらいか。
いや、でも続きが見たい!!
なんとか、なんとか二期をお願いしますよ!
(とりあえず原作買います)
というわけでキリングバイツが面白かったと言いたいだけの話でした。
牙の鋭い方が勝つ!それがキリングバイツだ!
【宇宙よりも遠い場所】国立極地研究所コラボイベントに行ってきた
TVアニメ『宇宙よりも遠い場所』、国立極地研究所とコラボイベント開催決定!ぜひ、お越しください・・・https://t.co/4P3jHKRjFR #マイナビニュース
— 国立極地研究所_広報室 (@kyokuchiken) 2018年3月14日
これ行ってきました。
当日は通常年に一回しか公開されなあ倉庫の中も見ることができるということ。
大阪から遠いので本当に行くかは迷ったんですが行ってよかったですね。
常設の展示
始めてきたんですがかなり面白がったです。アニメに出てきた物が見れるだけではなく、南極探索についての資料なども面白いです。オーロラのとこ以外は撮影OKでした。
報瀬が覗き込んでたペンギンもいます。
なんてやばい目をしたアザラシなんだ…。
砕氷艦しらせの名前の由来となった白瀬さんの説明など興味深いことが書かれてます。
雪上車は乗り込むことが可能!
南極の氷も触れる。
(普通の氷でした)
常設展示だけでだいぶ楽しめました。
あと撮影不可で画像はないですが、オーロラシアターは椅子など無かったです。立って天井見る感じですね。もしかしたら他にもあったのかもしれませんが。
物販は買えなかったのでここで雪上車のペーパークラフトと南極関係の書籍を購入。あとで作るぜ!
ついでに300円のガチャガチャも回す。
雪上車でした。やったぜ。
コラボ展示
宇宙よりも遠い場所関係は公開される倉庫の中にありました。
無料で頂けたペーパークラフトは(無料なので仕方ないですが)材質が結構ペラペラでクリアファイルでも持ってきたら良かったと思いました。
手で持ってた時の皺が……。
科学館の100円のペーパークラフトは材質がしっかりしてたので、そういうのもグッズとして作って欲しいですね。
さて展示ですがよりもい関係もしっかりありました。本編でも出た5メートルルール。
5メートルは結構近いですね。
監督の作品に対するメッセージも(これはこのイベント用のコメントではない感じかな?)
4人の歩みが一目でわかる展示もあります。
倉庫の中の物も興味深いです。
南極観測隊についての説明などもあります。
探索で南極に連れていかれた犬はかなりの数死んでるみたいで悲しいですね。
個人的には猫に隊長の名前をつけて呼び捨てにしたエピソードが1番好きです。
物販などもあったのですが、列が凄かったので並びませんでした。盛況のようで何よりです。
物販は千円ごとに声優さんのサイン入りグッズが当たる抽選券が貰えるんですが、いざ抽選となると、まず立川名産のお菓子を当選した人の番号が読み上げられました。皆さん、喜んで良いのかわからない感じの微妙な表情してて面白かったです。
声優さんのサイン入りグッズはクリアファイル3つとタペストリー1つの超激戦。(当たった人に3000番代の人がいたので、少なくとも3000人はいたんじゃないでしょうか)
終始和やかな感じで良い感じの進行でした。
極地研のスタッフの方は質問などにも答えてくれて親切でした。博物館とか好きなので、これだけでも行った甲斐ありました。
次の倉庫の公開は8月の第1週で、8月の方がもっと南極らしい展示になるそうです。
今は丁度砕氷艦しらせが帰って来る前で荷物があまり無い状態みたいですね。
帰ってきたしらせの荷物が倉庫に入る分本格的になると。
よりもいのイベント外れたら8月もいこうか迷うところです。
あとついでにフレームアームズガール感あるお菓子を買いましたそう、よりもい聖地巡礼と同時にFAG聖地巡礼も済ませていたのだ!あとテントもあったからゆるキャン△もしたことにしておこう。
【宇宙よりも遠い場所】第13話最終回感想《キミの人生の旅路に幸運を!》
第13話 最終回 きっとまた旅に出る
最終回も良かった。最終回は12話と違いカラッとした面白さで爽やかに締めた感じ。
帰国後の話から始まる可能性も考えてたから南極生活がまだ描かれたのは嬉しかった。
輝く報瀬の笑顔
最終話は報瀬の綺麗な笑顔が良く出てくる。
12話の後の詳細は描かれてなくても、しっかり前に進めたことがわかる。
特に百万円を置いてきたってところの笑顔は良い!
(よく考えたら、あそここれから開発するんだし百万円邪魔では)
まぁあの金は南極に行くためだけに貯め続けた金だから、あれが彼女にとって1番の正解だったのだろう。
4人のやり取りも良かった。
キマリが南極にまた来ようと言うと、他の3人は軽く良いよと言う。でもそれは適当に言ったわけではなく、彼女達にとって軽く言える程当たり前のことなのだ。
大人達と4人の関係性がとても良い
女子高生4人の帰還、報瀬の挨拶に感極まる大人達。
これまでそこまで多くの描写があったわけじゃない。
それでも、しっかりと4人と交流してきたことがわかる描写だった。
4人が南極観測隊員に加わることにより、大人達が絶対に成功させるんだと奮起していたことが全てが終わってから明かされる展開も良い。普通なら物語を盛り上げるために主人公達にバレるところだ。だがOTONAはそれを隠してシレッと全てを成功させるのだ。こんなOTONAになりたい。
しかし、南極観測隊を土壇場でスポンサードしたペンギン饅頭さんっていったいどんな企業なんだ……。
日向のバイト先の店長も良い。個人的にMVP。日向にもちゃんと見守ってくれる大人がいたんだなと一瞬の描写でわかった。
ただしYOU君へのプレゼントは駄目だ!
ところで藤堂隊長、実は貴子さんと付き合ってたりしません?髪切った報瀬を見た時のリアクションとか好きな人のタイプを聞かれた時の答えとかかなり怪しいと思うんですけど。
- 追記
大人たちとやってた野球は恒例行事みたいですね。
下記の記事によると野球の後はシロップかけたところは食べるとか。「"南極"が勤務地です!」。南極越冬隊の一員として、昭和基地の通信環境をひとりで守る|TIME&SPACE by KDDI
キマリの目標全達成
ペンギンと記念写真撮って、かき氷も食べて、オーロラもみて、南極星(暫定)も見た。運命力に愛されてる……。
過去からのメール
三年前、貴子から送られるはずだったメールが届く。そこにはオーロラの写真。メールには実物は写真より何倍も綺麗だと書かれていた。しかし今の報瀬はその事を知っている。見上げればオーロラが輝いているのだから。確かに辿り着いていたのだ、かつて母がいた「宇宙よりも遠い場所」に。
結月の友達ハードル劇上がりしてそう
何しろ初めての友達が南極まで一緒に行った3人!
結月にとってもうここが基準なわけですよ。
そんな彼女がこれから先彼女に3人以外の友達できるのか少し心配。
しかし南極に再び共にいく約束をした友達が3人もいれば、それは十分に幸せなことではあるけども。
その後のめぐっちゃん
めぐっちゃんそうきたかー!
まぁこのまましれっと友達に戻れない(キマリは気にしないだろうけど)だろうし、めぐっちゃん的にも北極ぐらい行くしか道はない感じだったのかも。何話か前に極地観光みたいな本見てたのは伏線だったのか。なんかキマリ達と比べて簡単に行ってるように見えるけど、よく考えたらキマリ達は何ヶ月も南極にいたんだし、その間に色々あったということだろう。北極に向かってる途中くらいの描写の方が個人的には好みかな。どうやって行ったのかは気になる。
スピンオフを…スピンオフを是非。
しかしめぐっちゃん……キマリへの愛が重い…愛が重いよ……。
5人目の主人公《しゃくまんえん》!!
振り返ればしゃくまんえんのファインプレーで始まりファインプレーで終わるアニメだった。
報瀬があそこで100万円を落とさなければ物語は始まらなかっただろう。
隊員には突き返され、シンガポールでは大活躍した。
そして最後、もう俺は必要ないだろとばかりに使われることなく南極で宝となる。
貴子の人格でも宿っているのだろうか。
まさか1話で出てきたしゃくまんえんが、ここまで舞台装置として大活躍するとは思っていなかった。
もはや5人目の主人公といっても(俺的に)過言ではない!
そしてきっと、新たな旅のために報瀬はまたバイトを始めるのだろう。
また4人の旅が見たい!
思えば13話中13話が面白い凄いアニメだった。
ダイジェストでも良いんで、未来の4人の旅の様子を見たい。2期とかはもう完璧になさそうな終わり方だったのでOVAとかなんかそんな感じで是非…是非に…。
さて、どこか旅に出る計画を立てるか。
Best wishes for your life's journey!
(キミの人生の旅路に幸運を!)
こんなところにメッセージがあるなんて粋じゃないか