【ジョン・ウィック:パラベラム】感想
アクションシーンは最高!
でも長い!
ジョン・ウィックは1が好きなんですが、個人的な感想として2も3も1を超える面白さはないですね。
3は犬との共闘とかちゃんと忍者的な戦いする最強忍者集団とかかなり好きなシーンはあったんですけど、それ以外のシーンがたるい!
砂漠行く流れいらなかったでしょ……。
話がとっ散らかり過ぎてる。
ただ最後の「俺もムカつくぜ」みたいなのは自作への期待がでてきて良かった。
【ジョーカー】感想
最高だった!
僕は共感性羞恥感じるタイプなので目を背けたくなるシーンがやたらあったんですけど、最後に全てが決壊するカタルシスの為にはその辺の苦痛も必要なので映画館で見て良かったですね。
家で見ると確実に早送りしてるので。
逃げることができないことが映画館のいいところ。
なんか出会ったばかりの女性といつの間にかいい感じになっとるやん!とかアーサー(ジョーカー)の面白くないジョークにも彼女だけは笑ってくれてるやん!ってのは結構違和感あった(本当に笑えるレベルのジョークではない)ので、それは全てが妄想だったというのは納得でした。
テレビ番組出演へのオファーも妄想かと思ったくらい。
そしてブルース・ウェインが両親と路地裏に行くところはこの世界の片隅にのアノ日に至るまでの感覚に近いものがありました。
ウェイン夫妻の死、シャロン・テート殺人事件、ベンおじさんの死、原爆投下。
この先起きると解っている防げない悲劇(防ぐ監督もいる)
しかし、本来ジョーカーをジョーカー足らしめる存在であるバットマンが、ウェイン夫妻殺害の起因となり(恐らく)ジョーカーの影響でバットマンが誕生しそうな展開は面白かった。
あとこの話、人に社会に虐げられてきたアーサーがついに狂った様にも、実は元々狂ってた様にも見えるんですよね。
そもそもこの話はどこからどこまでジョーカーの妄想だったのか。
ひょっとして全て?
母親の写真の裏に書かれたT.Wとはトーマスウェインのことなのか?ならば実は母親は本当に?
そういった謎を考えることも楽しい作品でした。おそらく答えは発表されないでしょうが。
【HELLO WORLD】感想
面白かった。
ヒロインが可愛いのがでかい。
まぁでも十代で寝たきりになって、目が冷めたら自分も彼氏も年取ってて、その状態で目覚めてすぐおっさん(大人になった彼氏)にキスされそうになるとか怖すぎではなかろうか。
でも直球のボーイミーツガールはやっぱりよい。
ただ音楽がちょっとくどいか?
音楽そのものではなく、盛り上がりそうなとこで盛り上がりそうな曲を流したろうという演出がくどい。
あとこれ誰が考えたキャッチコピーか知らないんだけど、CMで散々ながしてる「最後の一秒で全てひっくり返る」系のやつが話と合ってない。
そこ別に主題ではないし、そもそもひっくり返ってない。その前までの流れで、先生のいた世界も現実じゃないだろうことはわかっていたので。
キャッチーなフレーズが欲しかったんだろうけど雰囲気があってないかな?
【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】感想
史実なんてクソ喰らえ!
これがワイのハリウッド史じゃ!
みたいな作品でした。
良かった。
この話、ハリウッドで実際にあったシャロン・テート事件っていうクソ理不尽な殺人事件が根底にあるのでこの事件のこと知らなかったらよくわからないとこも多いです。
この事件を知っていると、ブラピが映画牧場に行ったときにハラハラし、シャロン・テートさんが殺されたXデーが近づいてくることに緊張していくでしょう。その日、核が落とされることを知りながらみるこの世界の片隅にに近い感覚がありました。
まぁタランティーノは史実なんてクソ喰らえ派なのでXデー以後をみた感情は違いますが。
序盤からスタントマンと落ち目の俳優の話を積み上げてきて出来上がった空気を、最終局面でブラピとディカプリオに大暴れさせてぶち壊す流れが良い。
あとディカプリオと少女のやり取りとかブラピとブルース・リーとのやり取りとか好きな要素が散りばめられてました。
この話、日本でやると不謹慎だと漏れなく炎上しそうなので日本では生まれなさそうな話だなと感じました。(やるとしたら織田信長を助けるとかそういう感じになりそう)
あとブルース・リーの扱いが酷いのでどっかから怒られそう(笑)
ハリウッドの空気を感じながらも、爽快感もある良い映画でした。
【アド・アストラ】感想
ね、眠い!
眩しい!
眠い!
みたいな作品。
プラネタリウムで流れるようなBGMに盛り上がりのないストーリーは疲れた時に見るとやばい!
とりあえず猿の実験動物の件必要だったか?
あとなんか最後ブラピが許されてるのも気に入らない。お前は刑務所入っとけよ。3人殺したんやぞ。
あれ別にブラピがやらなくても解決したでしょ(データは持って帰れないだろうけど)
そんな感じであんま合わない作品でした。
【ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -】感想
良かった!
テレビシリーズは一応全部見てるけどテレビシリーズのエピソードより好き。
多分テレビシリーズ見てなくても大丈夫。
血の繋がらない妹の為に貴族となり自由を無くしたエイミーと妹のテイラーの話。
この話、完全無欠のハッピーエンドではなく、どこか悲しさがある所が好きですね。
ヴァイオレットは神様ではないので、全ての問題を解決することはできない。
エイミーを自由にすることは出来ない。
でもヴァイオレットにはエイミーの心を開き、生き別れた妹への手紙を書くことはできる。
テイラーは姉からの手紙を届けてくれた郵便配達員(ヴェネディクト)に憧れ、郵便配達員を目指しいつか姉に自らの手で手紙を届けることを夢見るて、姉に宛てた手紙を書く。
結局エイミーは自由とは程遠い生き方をしてるけれど、エイミーとテイラーの繋がりは消えない。
劇中ヴァイオレットが三つ編みについて言ってた、二本だと思うすぐ解けるけど三本だと解けなくなるって言葉もこのことを表してたのかな?
エイミーとテイラーだけなら解けていた繋がりが、ヴァイオレット(とヴェネディクト)がいることで解けなくなる。
シンミリとしてしまう良い話でした。
テレビシリーズの続編もいつ公開になるか不透明な状況ですが楽しみです。
【この素晴らしき世界に祝福を 紅伝説】感想
面白かった!
そしてセコイ!
人気のあるキャラ出したったろという精神!
嫌いじゃない(今回フューチャーされてたキャラ好きなので)
基本めぐみんとゆんゆんと後半バニル様とウィズが目立っててメインキャラの筈のアクアとダクネスはあんま目立ってなかったっすね。
でも最後にバフかける時のカズマとアクアのやり取りとバニルと融合して戦うダクネスは良かった。それは最早バニルでは?
あと知らなかった設定として驚いたのが死体が無いと蘇生できないってこと。
アニメでは骨にまでなってたから消滅さえしなければなんとかなるのか?
劇中めぐみんが爆裂魔法しか撃てないことを悔やんでて「いやでも上級魔法さえあったなら切り抜けられる場面とか別に無かったよな」と考えてたんですけど、ひょっとして威力抑えた上級魔法使えてたらカズマを消滅の危機に晒さなくても良かったということか??(いやでもワザワザ元気玉してるしな)
ともあれ予想外にしっかりカズマが命かけてたことに驚きました。
やるじゃないか。
あとめぐみんとゆんゆんが可愛くて最高の映画でした。
高身長褐色巨乳キメラシルビア様も良かったので是非続編とかででてきて欲しい。