【ネタバレ映画感想】キングコング 髑髏島の巨神
【あらすじ】昔怪獣に襲われたことのあるおっさんが、怪獣は存在すると証明する為に軍隊を道連れにしてコングがいる島に乗り込むぞ。ちなみにおっさんを昔おそった怪獣とコングは特に関係はないぞ。
【エンドロール後の映像】
有り
【主な登場人物】
コング…この作品の良心。何もしてないのに家に爆弾ぶちまけられてブチギレる。
でも攻撃しなければ多分許してくれる。
スカルクローラ…字幕で『髑髏クローラ』というなんかダサい名前にされてた。地の底からやってくるよくわからん存在。コングの両親も殺したらしい。天敵であるコングを倒すとこいつが増えるからコングを倒してはならない。
ランダ…島上陸を提案した科学者。未確認生命体発見に人生をかけている。でも写真撮影するときにフラッシュ使って怪獣に殺されるバカ。
後に書く女性カメラマンでさえフラッシュ使わなかったのにそれでも専門家か。
パッカード大佐…上陸時に仲間を殺されてコングを殺すことに執着する。いや悪いの君たちだから。
ウィーバー…女性カメラマン。反戦カメラマン。こういう映画でこういうキャラは大抵いらんこと(それこそ怪獣にフラッシュ向けたり)して事態を悪化させる立ち位置なのだが、この映画では普通に有能。カメラを使う時もフラッシュは一度も使っていない。撮影された怪獣達も特に不快には思っていないようだ。B級ハリウッド映画でイライラしない女性メインキャラとかかなり珍しい気がする。
コンラッド…島に入る前にランダが雇った傭兵。理性的で有能。最後にはパッカード大佐と対立しコングを守ろうとする。
マーロウ…8年くらい前に島に不時着した米兵。イかれてそうに見えて理性的。
イカリ グンペイ…マーロウと同じ時期に不時着した日本兵。マーロウとは殺しあっていたが島で生き延びる為に協力し合う関係になる。一団が島に訪れる時には既に死んでいる。
【感想】
面白かった。
超金かけたB級映画(褒めてる)!
まず思うのが
コング悪くねぇじゃん!!
そう、コングは話の中で一つも悪くない。
ただいきなり島にやってきて爆弾ぶちまけられてキレただけである。
島で遭遇する怪獣達も個性豊かで面白い。
足を竹に擬態させた巨大蜘蛛。
巨大蛸(飯を食べる前だったからコングに食べられてるとこ見ると腹が減った)
巨大な牛。
木に擬態した虫(?)
怪獣達には銃弾は効かない。
でもなぜか刃物は効く(あとヘリのプロペラ)。
そこで活躍するのがグンペイがマーロウに託した軍刀である。
これ使う時にマーロウが恐らくグンペイが言ってたであろう日本語を使うのだがそれがなんかかっこいい。
あと刀を納刀する描写が出るたびに刀が強調されていてかっこいい!
最終的にはコングVSスカルクローラーの怪獣大決戦になるのだが、鎖がでてきたり錨を握って殴りつけたりハチャメチャ度合いがハンパない。これぞ怪獣大決戦!っといった感じ。
エンドロール後には実は他にも島があり、怪獣もわんさかいることが示される。
そしてキングギドラやゴジラと思われる写真が!!
続編が楽しみ!!
正直アメリカ版ゴジラよりもキングコングの方が面白かったかな?
あと前評判聞いた時はあっさりどんどん人が死んでいくのかと思ってたけど特にそんなこともなかった。アナザーの方があっさり人が死ぬよ。