映画やらアニメやら雑多感想ブログ

アニメとか映画とかの感想を適当に書くだけ。ネタバレ有り。

【ネタバレ映画感想】ローガン/LOGAN

ウルヴァリン最後の戦い。
面白かった。
でも全体的に陰鬱な雰囲気が漂ってるので今までのX-MEN好き的にはどうなんだろうか。

【雑なあらすじ】
新たなミュータントが生まれなくなってから25年。世界からミュータントは消えつつある。
しかし人間は兵器としてミュータントを生み出していた。
ローガン(ウルヴァリン)の遺伝子から作られ、ローガンと同じく体にアダマンチウムを埋め込まれたローラ。
より制御が容易なミュータント作製に成功し、制御が難しいミュータント達の安楽死を決定した研究所から心ある職員の手引きで逃げ出したローラはローガンと出会う。
歳をとり、再生能力も失われ、酒に溺れ、かつての強さの面影はないローガン。
アダマンチウムの毒が体を蝕み、死はすぐそこまで迫っていた。
アルツハイマーとなりローガンに世話をされているプロフェッサーX。
ローガンに依頼されてプロフェッサーXの介護をを手伝っているキャリバン。
嫌々ながらも、ローラの逃避行に巻き込まれたローガンはその道中でキャリバンにもプロフェッサーXにも先立たれてしまう。
そしてローガンは研究所の追っ手からローラを守るために最後の力を振り絞り、そして死ぬ。
ローガンを土に埋め、ローラは旅立つ。
木の十字架をXの形に置き直して。

【感想】
子供の頃にX-MEN第1作を見てウルヴァリンの強さに興奮した。
今でも好きなキャラ。
そのウルヴァリンだが、今作では(今までと比べて)本当に弱い。
その辺のチンピラ集団にボコられるくらいである。
歳をとり、再生能力も殆ど失って爪も満足に出せない。
かつての最強の姿を知っているだけにその有様をみるのがとても悲しい。
酒に溺れてるところはDTBの黒をちょっと思い出した。

そしてウルヴァリンもといローガンに巨大なタンク?の中に閉じ込められているプロフェッサーX。薬とか打たれて可哀想ではあるがどうやらボケているみたい。
これもまた悲しい。
かつてはミュータントの子供達を集め支援し、X-MENを結成したプロフェッサーXがみる影もない。
というかそんなプロフェッサーXを世話しているのがローガンだけなのが何より悲しい。
かつての教え子はどうなったのか。見捨てられたのか死んだのか。
過去にもなんかやらかして死者をだしたようではあるが本編中で明確に語られることはない。
そういや過去作で過去改変やらしてたなこれ。どういう歴史になってるんだろ。
今作のプロフェッサーXは全然役に立たない。
どころか結構余計なことをする。
道中知り合って家に招待してくれた農家の人達に対して、渋るローガンをよそに気軽にプロフェッサーXがOKした段階で「あ、この人達死んだな」と大半の観客は思ったに違いない。

そしてローガンの遺伝子を受け継ぐローラ。
強い!!
アクションも眼力も凄い!
そして凄惨!
これが12歳の演技力かよ……。
かつてのウルヴァリンの如く素早く動き敵を切り裂く。
時には片手に生首持ってることも……。
R指定なだけあってどんどん人は切断されていく。
殆ど喋らず(その為ローガンは言葉が話せないと思っていた)躊躇いなく人を殺し、多分アメコミのX-MEN好き。
喋るのは殆ど何語かわからない言葉なんだけどあれは日本語吹き替えだと喋ってるのかな。字幕さえなかったけど何言ってたのか知りたいな。
最後には死にゆくローガンを父と呼ぶ。
その声にローガンは何を思ったか。最後に家族を得たのだろうか。

今作ではアメコミのX-MENが良いギミックになっている。
研究所から逃げ出した子供達の集合場所はアメコミに描かれていた住所だし、ローラと共にローガンの墓に別れを告げる子供達に中にはアメコミのウルヴァリンのフィギュアを持ってる子もいた。
しかしあの世界で連載されてたんやね。本人達は読んでどう思うんだろうか。

今作はローラとローガンの物語であり、ローガンとプロフェッサーXの物語の終わりを描いている。
だから終始暗い雰囲気が漂っている。
個人的にはきっちり話を終わらせていて良いラストだったと思う。
十字架をXにするシーンも良かった。
ただ心のどこかでエンドロール後に墓の中からウルヴァリンが蘇り、土を吹き飛ばして爪を天に突き立てるシーンをどうしても期待してしまっていた。
そんなのは確実に蛇足というか物語を台無しにする流れだということもわかっているのだけど。

ヒュージャックマンのウルヴァリンはこれで最後。
これ以降の作品で役者変更とかでウルヴァリン自体はでるのかな?
ウルヴァリン=ヒュージャックマンみたいになってるし次のウルヴァリンをやる役者さんは大変だな。