映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【宇宙よりも遠い場所】 第4話 〜第5話 感想

好きなアニメなだけに毎回何か唐突にやらかすんじゃ無いかと不安になるんですが、今のところ全話好きですね。このままの勢いで最後まで行って欲しい。

第4話「4匹のイモムシ」【青春の為の準備】

訓練回だ!
ということは本当に南極行けるんだ!
ユヅキママ疑ってて御免なさい!

この話の前には、キマリがどうやって両親から許可とるのかが大きな壁になりそうとか考えてたんですが、全然そんなことありませんでした。赤点回避だけで南極行き許可してくれるってどんな家!?

とはいえ流石キマリの度量の大きさを育てた家族だなと納得できました。
1話ではイマイチよくわからなかった妹との関係性ですが、短いシーンで仲が良いことが伝わってきました。
母親の行動のホラー演出と父親の逃げ足の速さもかなり笑えました。多分父親は普段から状況把握能力を鍛えないといけない環境で生きてきたのでしょう。

そして南極で行動する為の訓練。
思ったより本格的で楽しめました。
隊長さんからの厳しい叱責などは無くノホホンと進みますが、多分順位だけを求めて序盤のまま訓練を進めていたら何らかのペナルティはあったんじゃないかと思います。安全第一で最初からやり直した時、大人組は嬉しそうでしたし。
夜のテントでのテンションは修学旅行みたいなノリですね。
場を盛り上げるキマリのテンションは場合によっては不謹慎かもしれませんが、過酷な状況ではそういった性格こそが重要なのかも。それとめんどくさいことを楽しめる性格というのは貴重です。何も持ってなかった筈のキマリは実は1番生存能力が高いのではないでしょうか。隊長にも南極向きと言われてますし。
「うるかにしてください」は最初何のことかわからなかったんですですが、暫くしてキマリ達も何のことかわからなかったらしく笑い出して、その空気が本当にリアルでぼくも笑ってしまいました。
ありますよね、一瞬沈黙したあと堪えきれず笑ってしまう感じ。あれも修学旅行っぽいです。
結局「うるかにしてください」は「うるさい」と「静かにしてください」が混ざったってことかな?

あとシラセが珍しくまともに見える回でもありました。シラセよりヒナタの方が頼りになってるけどな!
そしてラストの意味深なめぐっちゃんは何なんだ…。

第5話「Dear my friend」【青春の痛み】

テスト勉強回かと思いきやいつの間にかキマリ赤点回避!!南極行き直前で全校集会でも正式発表!
どこか心の片隅で疑ってた僕も「あ、そんなんだ、本当に南極行けるんだ」と実感が湧いてきました。
散々「見返してやる」的なこと言ってたシラセが全校集会で余計なこと言わずに、こっそりキマリとグータッチしてるとこが本当に良い。

そしてキマリ達が乗り込む船!船の名前!
【しらせ】のままで良かったやん!なんやねん【ペンギン饅頭号】って!と思ったけど後から4話を見返してみたらスポンサーの意向なんすね……。ペンギン饅頭号にすることによりキマリ達は南極に行けるのだ!仕方ない!
最近シラセのポンコツ具合が酷いなと思ってたんですが、その原因をキマリはちゃんとわかってたんですね。敵がいるところだとしっかりしたシラセになる。キマリやヒナタやユヅキといった仲間ができたからポンコツな面がでてきたんでしょうね。キマリはしっかり人のことを見ているなと感心しました。

そしてキマリの友達であるメグミからキマリ達に関する心無い噂が流れていると知らされるメンバー。
憤慨するシラセにヒナタが言った「人には悪意があるんだ。悪意には悪意で向き合うな。胸を張れ」って言葉は本当に名言です。そして同時に、今までヒナタには色々あったんだろうなと思わされる良い描写だと思います。

スマホに送られてきたカラオケで騒ぐシラセの写真を見て、一緒にいなくて良かったと言うユヅキも良いですね。一緒にいることに拘らなくて良い関係性を築けていることがわかります。

そして南極へ出発する前日のキマリ家。父親はいつもより早く帰宅し、母親が作る料理はキマリの為にいつもより豪華に。当日の朝は姉を心配してキマリに抱きつく妹。本当に暖かい家庭なんだなと実感できて良いシーンでした。

そして家を出たキマリを待ち構えるめぐっちゃん。不気味。今にも人を刺しそう。
一体何を言うのかと思いきや、【絶交】宣言からのまさかの悪い噂やらなんやら全部自分が犯人発言!
これ本当に僕は1ミリも気がついてなくて驚愕しました。
今までの意味深なシーンも寂しくてめぐっちゃん闇堕ちするのかなくらいにしか思ってなかったんですよ。
まさか1話から既に闇堕ちしてたとは!
ただこれ上手いなと思うのは、めぐっちゃんの気持ちもわからないでは無いんですよ。やったことは最低だとは思うんですけど、その気持ちの動きは理解できるものがある。
自分を頼ってくれる友達に少し優越感を感じる。何もない、何処にもいけない自分の価値を感じることができる。
そんな拠り所が喪失しそうになった時に浮かぶ、嫉妬、焦燥、苛立ち。
きっと多くの人が、ほんの少しは持っていて、だからこそそれが肥大化したら、ひょっとしたらめぐっちゃんの様になるのかもしれないと考えてしまう。
全く共感を得ない動機だとただの最低野郎になるんですけど、そうならないギリギリのところを突いてきてる気がします。
当然のことながらそう思わない人もいるわけで、そういった人達にはメグミのした行為は理解不能でとても許されるものではないとは思うんですけど。
ただ負の感情のスペシャリストである僕(そんな肩書きは無い)にも理解出来ないことがあって、シラセが持つ100万円のことを不良達が知っていた件!何それ早すぎでしょ!まだキマリが南極行くとは夢にも思ってない頃だよ!?それもう劣等感がどうのじゃなくてキマリを取られたく無かっただけでは……。重い…重いよめぐっちゃん……。
まぁでもめぐっちゃんの告白もどこまで本当かわからないんですよね。不良達と直接コンタクト取れる性格には見えないし。酷い噂もキマリ達は誰からも聞いたこと無いわけですよ。言ってるのはめぐっちゃんただ1人。
ただ、めぐっちゃんの「バカ言うなよ、やっと一歩踏み出そうとしてるんだぞ。お前のいない世界に」というセリフからは依存度はかなり深刻だということが伝わってきますけど。キマリがいることで成立する世界で生きてきたんだなぁ。
そして立ち去るめぐっちゃんを抱きしめ、【絶交無効】を伝えるキマリ。
ヒナタの言う悪意には悪意で向き合うなを実践できるキマリは本当に主人公しています。
めぐっちゃんもこれから一歩前に進めると良いですね。

そして旅立ち。
仏壇に祈るシラセの祖母。
学生達とは反対方向に歩き出すヒナタ。
母親と抱き合うユヅキ。
それぞれの旅立ち。今まで頼りにしていたものとの別れ。
そして南極……じゃなくてシンガポール
シンガポール経由でオーストラリア行って南極なのかな。
次回も楽しみ!
どうでもいいけどシンガポールでゴミのポイ捨てしたら逮捕されるぞ!

宇宙よりも遠い場所 特別生放送【エミリオ・パルマ君について】

2/2にYouTubeでやっていた特別生放送。
全体的に面白かったです。特に南極クイズは為になりました。そこで気になった南極で1番最初に産まれた人類、エミリオ・パルマ君についてなんで南極で産まれたのか気になったので調べました。
そしたら番組中で声優さんが予想していた南極での恋愛とかそんなロマンスじゃ全然無かった!
どうやらアルゼンチンが南極でアルゼンチン領を主張する為に、妊婦さんを南極に送ったとかなんとか。思ったより政治色が濃い!
そういったエピソードも結構面白くてより一層南極に興味をそそられました。