【ランペイジ 巨獣大乱闘】感想《俺達の期待を裏切らない!約束されたB級映画!》
いやー良かった。。面白かった。
この映画CMみた時点で絶対B級映画だろ(褒め言葉)だと確信してたんですよ。
映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』15秒CM(巨大化編)【HD】5月18日(金)公開 - YouTube
間違ってなかったですね。
ただ思ってたよりちゃんとしたストーリーがありました。
B級映画の良さ
感想とか見ると予算かかったB級映画って意見を何個かみたんですけど、B級映画は予算とかそういうのでは決まらないんですよ。
勢いとノリで不条理をぶち壊す!
御都合主義上等!
これぞエンターテイメントだ!
筋肉こそ全て!
巨大化って最高じゃん?
そういう強い意志が最高のB級映画を作り出すんですよ!
そう、何も考えないで見ることのできる映画が人生には必要なんです。
ロック様が最高だった
B級映画はドウェイン・ジョンソン(通称ロック様)主人公にしておけば大体いい感じになります。
カリフォルニア・ダウンとかも筋肉で災害に立ち向かう感じが最高でした。
この作品でも、元特殊部隊員で現在は霊長類学者で手話でゴリラと会話し、学者の割には大体の問題は筋肉で解決する属性モリモリながらいつものロック様でした。
最初登場したシーンで腕を振り上げただけで威圧的な効果音が出て周りのみんなが動きを止めるとか完璧なまでにロック様らしさが出てて最高でした。
あと崩れていくビルの屋上から助かる為に尾翼が破壊されたヘリに乗って、ちょっと浮き続けていれば助かるだろうって脳筋理論とか思いつきもしなかったですし凄かったですね。
小学生の言う「エレベーターが落ちても最後の激突の瞬間ジャンプすれば助かるんじゃね?」と近いものを感じる…。
相方も「え?こいつ何言ってんの?」って感じだったし。
あれも多分筋肉があったから助かったんですよ(関係ない)
ゴリラのジョージが最高。てかバディものだった。
予想通りの展開だと思ってたんですけど、まさかのバディものだったんですよ!!
この映画はデイビス(ロック様)と心を通わせていたゴリラのジョージが、巨大化と凶暴化するウィルスに感染して巨大化して暴れまわった後、解毒剤で正気に戻った後からが本番です。
1匹と1人は協力して他の巨大化した動物を倒す為に立ち上がる!
その戦い方がお互いのことを助ける感じでとても良いんですよね。
あとこれ普通ならデイビスとか巨獣に太刀打ち出来るわけないんだけど結構良い勝負するのも流石ロック様という感じ。
それとこのジョージが凄い良いキャラしてて、ユーモアに溢れていて下品なんですよ。死んだフリはするし、ヒロインに下ネタでセクハラはするしで、でもそこが凄く良い。
最後、ビルに取り残された人を助けたりしてたところも優しさが溢れてて良いですね。
ところで解毒剤飲ませる為に、悪人の鞄に解毒剤入れて悪人ごとジョージに食べさせたの驚きませんでした!?僕は驚きました。残虐!!
こまけぇことはいいんだよ!
B級映画を見る上ではとても重要なことです。
都合の良いところに止まってる車とか、都合の良いところに落ちてる戦闘ヘリとか、通常兵器全く効かないのにロック様の攻撃はそこそこ効いてそうとか、巨獣同士だと物理攻撃が効くとか、結構人死んでるのにジョージはこれから平和に暮らせるのかとかそういう細かいことはいいんですよ!
そういうの全て忘れて、若しくは全てに突っ込み続けて楽しむのが僕にとってのB級映画です!
というわけでこの映画はB級映画としてとても良かったです。