【マガディーラ 勇者転生】感想《おっさんお前敵だったのかよ!》
総合的には面白かったです。
僕は現代の話をやると知らなかったのでその点は結構驚きました。
ただ、その前半の現代編が結構退屈。
最初のダンスシーンの意味が全然分からなくてインド映画向いてないのかなと思ったほどです。
いやほんと意味わからん。突然のダンスがどうこうじゃなくて、これ以降にでてくるダンスはちゃんと物語に沿った感じでスッと受け入れることができる感じなのにここはなんでこれなのっていう。
インド映画のお約束的なやつなのかな。
あとこのダンスで強キャラっぽい感じででてきた父親、全然本編に絡んでこねぇな。
この辺、諦めて帰るかと思うくらい自分には合わなかったんですけど過去編(前世編)になったら一気に面白くなりました。
バーフバリの時も思ったんですけど、過去の因縁的な話を作るのは凄い上手いんですよね。
王族との恋。姫を狙う外道な王族。裏切り。
そして主人公の武勇に感動して矛を収める敵王。
この敵の王様、映画のアバンにもでてきて主人公の死を嘆き悲しんでたから忠臣だとばっかり思ってたのにお前敵だったのかよ!!大体お前の所為やぞ!
まぁでも僕も主人公が100人斬りした時はテンション上がったので王様の気持ちもわかる。
このあとはこれやれば盛り上がるやろって展開をふんだんに使ってたので後半の現代編も面白かったです。
エンドロールをスタッフと役者が踊ってる映像にするのも良かった。誰もスタッフロールの文字とか見なさそうだけどいいのかとは思ったけど退屈しなかったので邦画にも取り入れてほしい。
あとこの映画見て1番思ったのがヒロインが凄い美人だってことです。え?こんな人この世に存在するのってくらい美人なのでそれ見るだけでも価値はあるかも。
というわけで前半は微妙だったけど総合的には面白かったです。他のインド映画も面白そうなのがあったら見てみようと思います。