【アクアマン】感想《ヒーローは王になる》
なかなか面白かった。
日本版ポスターがクソダサ改変しててなんやこれと思ったことがあったけど、映画見てみたら日本版ポスターの方が映画のイメージに近かった。
迫力は満点。
シナリオは弱いところもあるけど勢いは抜群。
良い雰囲気とかテンポが遅くなったらすかさず爆発して話を進める名人芸。
女性陣の強さと格好良さ。
細かいことはいいんだよって叩きつける感じの豪快さ。
終盤、2陣営が戦闘してるところにアクアマン陣営が巨大な蟹(に見えてたけどタコかな。吸盤あったし)に乗って登場してひとしきり暴れたあと、ヒロインであるメラが「早くなんとかしないと犠牲者がでるわ!」みたいなのこと言うシーンでは「いや、もう尋常じゃない被害でてるよ!地獄絵図だよ!主に君たちのせいで!」と百回くらい突っ込みました。
気になった点といえば細かいところだけど、建物の屋根から落ちそうになってアクアマンがなんか焦ってるところは少し気になった。
ヘリから飛び降りてもピンピンしてるんだからそっから落ちても無傷でしょ。
話は王道中の王道でわかりやすくて良かったです。
《ヒーローは不殺で有るべき》という制作陣の信念も伝わってきました。だからこそ、今後きっとブラックマンタの父を見殺しにしたことが彼にのしかかってくるでしょう。
視聴者からすればブラックマンタのそれは逆恨みでしかないけど、アクアマンにとっても製作者にとっても悪人だからといって見殺しにすることは正解ではないという意思なのだと思います。
そんなブラックマンタがこれからどうなっていくのか?王となったアクアマンはこれからどうするのか?
続編が楽しみです。