【ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -】感想
良かった!
テレビシリーズは一応全部見てるけどテレビシリーズのエピソードより好き。
多分テレビシリーズ見てなくても大丈夫。
血の繋がらない妹の為に貴族となり自由を無くしたエイミーと妹のテイラーの話。
この話、完全無欠のハッピーエンドではなく、どこか悲しさがある所が好きですね。
ヴァイオレットは神様ではないので、全ての問題を解決することはできない。
エイミーを自由にすることは出来ない。
でもヴァイオレットにはエイミーの心を開き、生き別れた妹への手紙を書くことはできる。
テイラーは姉からの手紙を届けてくれた郵便配達員(ヴェネディクト)に憧れ、郵便配達員を目指しいつか姉に自らの手で手紙を届けることを夢見るて、姉に宛てた手紙を書く。
結局エイミーは自由とは程遠い生き方をしてるけれど、エイミーとテイラーの繋がりは消えない。
劇中ヴァイオレットが三つ編みについて言ってた、二本だと思うすぐ解けるけど三本だと解けなくなるって言葉もこのことを表してたのかな?
エイミーとテイラーだけなら解けていた繋がりが、ヴァイオレット(とヴェネディクト)がいることで解けなくなる。
シンミリとしてしまう良い話でした。
テレビシリーズの続編もいつ公開になるか不透明な状況ですが楽しみです。