【IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。】感想《MMR+漫☆画太郎》
前作は(個人的には)ペニーワイズは全く怖くなく、登場人物の家庭環境だけが怖い感じで全然ホラー感の無い作品でした。
少年少女ひと夏の冒険譚みたいな。
冒険モノとしてはそれなりに楽しめたので続編である今作も見に行きました。
結果……。
まず怖さ。
前作にも増して怖くねぇ!!
荒んだ家庭環境描写が減った影響で怖さも減りました。(親から虐待を受けてて地元から飛び出した少女が27年後にDV旦那と結婚してたのは怖かった)
そして冒険譚もなんか胡乱げなものになってるんすよ。
ペニーワイズの正体、どんな非業な死を遂げた人間か、それとも殺人鬼かと思ってたら外宇宙からの飛来者が地底深くに太古からいた的な!な、なんだってー!
いや、なんか先住民のアイテムとか出てきた序盤あたりしか嫌な予感しかしなかったですけど。
そういう話も嫌いじゃ無いんですけど、そういう話をみる準備ができてなかったんすよね。
カレー食べに来たらラーメンが出たみたいな。お腹はすでにカレー食べる準備できてるのに!
ただ見どころはあります!
ズバリ漫☆画太郎のババア!
途中、老婆がなんか巨大化するんですが、父が垂れてシワシワの表情から何から見た目が漫☆画太郎のババアなんすよね。
あそこは笑いました。
見どころは基本そこくらいです。
やっぱ怖くないのがネックなのか。
この話、ホラーで序盤に恐怖を覚えてたとしてもリングだと思ってみてたらプレデターだったみたいな展開怖くなくなると思うんすよね。
スティーブンキング氏と僕が相性が悪いだけかもしれないけれど。