映画やらアニメやら雑多感想ブログ

アニメとか映画とかの感想を適当に書くだけ。ネタバレ有り。

【ネタバレ映画感想】KUBO/クボ 二本の弦の秘密


口コミで話題になってるの見て気になって見ました。
予告とかで存在は知ってたけどキャラデザとかが好みじゃなくていくつもりはなかったんだけど……見てみたら面白かった!!
これストップモーションで撮影された映画みたいなんですけど、それを知らずに(多分口コミ情報とかにも記載されてたんだけどスルーしてしまってた)見てました。言われないとストップモーションムービーだと全然わからない程動きがスムーズ!!3DCG映画かと思ってました。
そしてそういった技術だけじゃなく世界観もストーリーも良い。
日本文化を全面的に導入した世界観なのですが、よくあるコレジャナイ文化解釈とかがほぼ無い。灯籠流しとか死者に対する思いとか良く描かれていたと思います。
クボの三味線を奏でれば折り紙たちが動き出すシーンも迫力や楽しさがありました。
この映画、基本主人公と元は主人公の持つ木彫りのお守りだったサル、呪いで記憶を消されて虫(人間サイズ)にされたクワガタの3人で伝説の武器を探す冒険譚なのだが、その3人以外にも良いキャラがいっぱいでてきます。
特に主人公クボが育った村のお婆さんが良かったです。
自分も(恐らく)物乞いで、生活が苦しいだろうにそんな素振りも見せず、明るくクボを気にかける。
折り紙芸でクボの方が圧倒的に稼げてるんだけど、それを妬む素振りは一切無く、クボを応援している。
いそうだけど中々いないキャラだったと思います。とても好き。
あと他の村の住人も良かったです。
ツリ目の人とかがいて一見悪人かなと思ったりするんですけど、あの村には悪人は1人もいませんでした。
最後にはクボと共に月の帝に立ち向かい、そして村を滅ぼした(恐らく建物が壊滅しただけで人的被害は無い)クボの力で記憶を失った月の帝を許します。
そういった人の優しさなどもこの作品の良さの一つの要素だと思います。
(作中では月の帝は人の感情を有害なものだと否定していたのでその対比かな)
良い話はやっぱ脇役もしっかりと描く必要があるのだと思いました。
あとエンドロールの途中で撮影風景が出てくるのですが凄かった。
作中でてきた巨大ドクロが本当に巨大!
それを少しずつ動かして動画を撮るというなんと気の遠くなる作業か!その映像だけでも感動します。
撮影風景だけ集めた動画とか出して欲しいですね。
全体的に満足できる作品でした。

【あえてあげてみる不満点】
邦題
二本の弦の秘密ってタイトルですが別に秘密でもなんでも無かったので。二本の弦は重要アイテムなんですが、物語終盤まで存在してないですし。
まぁ原題そのまま訳すと二本の弦だけになるので仕方ない気もしますけどね。