映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【ネタバレ映画感想】ローガン/LOGAN

ウルヴァリン最後の戦い。
面白かった。
でも全体的に陰鬱な雰囲気が漂ってるので今までのX-MEN好き的にはどうなんだろうか。

【雑なあらすじ】
新たなミュータントが生まれなくなってから25年。世界からミュータントは消えつつある。
しかし人間は兵器としてミュータントを生み出していた。
ローガン(ウルヴァリン)の遺伝子から作られ、ローガンと同じく体にアダマンチウムを埋め込まれたローラ。
より制御が容易なミュータント作製に成功し、制御が難しいミュータント達の安楽死を決定した研究所から心ある職員の手引きで逃げ出したローラはローガンと出会う。
歳をとり、再生能力も失われ、酒に溺れ、かつての強さの面影はないローガン。
アダマンチウムの毒が体を蝕み、死はすぐそこまで迫っていた。
アルツハイマーとなりローガンに世話をされているプロフェッサーX。
ローガンに依頼されてプロフェッサーXの介護をを手伝っているキャリバン。
嫌々ながらも、ローラの逃避行に巻き込まれたローガンはその道中でキャリバンにもプロフェッサーXにも先立たれてしまう。
そしてローガンは研究所の追っ手からローラを守るために最後の力を振り絞り、そして死ぬ。
ローガンを土に埋め、ローラは旅立つ。
木の十字架をXの形に置き直して。

【感想】
子供の頃にX-MEN第1作を見てウルヴァリンの強さに興奮した。
今でも好きなキャラ。
そのウルヴァリンだが、今作では(今までと比べて)本当に弱い。
その辺のチンピラ集団にボコられるくらいである。
歳をとり、再生能力も殆ど失って爪も満足に出せない。
かつての最強の姿を知っているだけにその有様をみるのがとても悲しい。
酒に溺れてるところはDTBの黒をちょっと思い出した。

そしてウルヴァリンもといローガンに巨大なタンク?の中に閉じ込められているプロフェッサーX。薬とか打たれて可哀想ではあるがどうやらボケているみたい。
これもまた悲しい。
かつてはミュータントの子供達を集め支援し、X-MENを結成したプロフェッサーXがみる影もない。
というかそんなプロフェッサーXを世話しているのがローガンだけなのが何より悲しい。
かつての教え子はどうなったのか。見捨てられたのか死んだのか。
過去にもなんかやらかして死者をだしたようではあるが本編中で明確に語られることはない。
そういや過去作で過去改変やらしてたなこれ。どういう歴史になってるんだろ。
今作のプロフェッサーXは全然役に立たない。
どころか結構余計なことをする。
道中知り合って家に招待してくれた農家の人達に対して、渋るローガンをよそに気軽にプロフェッサーXがOKした段階で「あ、この人達死んだな」と大半の観客は思ったに違いない。

そしてローガンの遺伝子を受け継ぐローラ。
強い!!
アクションも眼力も凄い!
そして凄惨!
これが12歳の演技力かよ……。
かつてのウルヴァリンの如く素早く動き敵を切り裂く。
時には片手に生首持ってることも……。
R指定なだけあってどんどん人は切断されていく。
殆ど喋らず(その為ローガンは言葉が話せないと思っていた)躊躇いなく人を殺し、多分アメコミのX-MEN好き。
喋るのは殆ど何語かわからない言葉なんだけどあれは日本語吹き替えだと喋ってるのかな。字幕さえなかったけど何言ってたのか知りたいな。
最後には死にゆくローガンを父と呼ぶ。
その声にローガンは何を思ったか。最後に家族を得たのだろうか。

今作ではアメコミのX-MENが良いギミックになっている。
研究所から逃げ出した子供達の集合場所はアメコミに描かれていた住所だし、ローラと共にローガンの墓に別れを告げる子供達に中にはアメコミのウルヴァリンのフィギュアを持ってる子もいた。
しかしあの世界で連載されてたんやね。本人達は読んでどう思うんだろうか。

今作はローラとローガンの物語であり、ローガンとプロフェッサーXの物語の終わりを描いている。
だから終始暗い雰囲気が漂っている。
個人的にはきっちり話を終わらせていて良いラストだったと思う。
十字架をXにするシーンも良かった。
ただ心のどこかでエンドロール後に墓の中からウルヴァリンが蘇り、土を吹き飛ばして爪を天に突き立てるシーンをどうしても期待してしまっていた。
そんなのは確実に蛇足というか物語を台無しにする流れだということもわかっているのだけど。

ヒュージャックマンのウルヴァリンはこれで最後。
これ以降の作品で役者変更とかでウルヴァリン自体はでるのかな?
ウルヴァリン=ヒュージャックマンみたいになってるし次のウルヴァリンをやる役者さんは大変だな。

【ネタバレ映画感想】BLAM!(ブラム)


【雑なあらすじ】
かつて人はネットワーク遺伝子を持ち、街に接続して生きていた。
しかしウイルスが蔓延し人は街に接続できなくなった。
都市は人を不法滞在者と認識し強制排除。
街は人の指示を受けることなく無秩序に膨張を広げていく。
そんな世界で隠れ潜み過ごす人たちと、ネットワーク遺伝子保持者を探し無限に広がる街を探索するキリイ、街の地下で破壊されていた科学者シボの物語。

【感想】
原作未読。
シドニアの騎士が好きで原作者繋がり(制作会社もか?)で面白そうだから見にきた。
面白かったけどよくわからんぞ!

謎1 主人公キリイの目的
主人公無口すぎて何考えてるかわからん!
最初は別に人類を救う為に動いてるわけじゃなくて他の人の信頼を集めたあとであっさり裏切る(本人は目的のために動いているだけであり裏切った意識はない)感じかなと思ってたんだけどそんなことなかった。普通に人は護ろうとしてるみたいだな。
サナカンはキリイはかつて盗まれたセーフガードと言っていたが真実なのだろうか。

謎2 街の人間の人間と敵の機械をどういう基準で区別しているのか。

下半身なくてミイラ状態、目は明らかに機械が埋め込まれてるシボを人間と認識している謎。
新たな義体を得たシボも腕だけになってるのに動くシボも人間として扱っている。
彼らにとって人間とはなんなのか。
ひょっとして実はキリイだけが(目に特殊な装置を埋め込んでいる)人間で、彼らは人間では無いという展開かと思ったけど全然そんなことなかった。

謎3 シボはキリイのことをどこまで知っているのか。
キリイの代謝が人と違うとか最初からキリイのことを理解している感じだったが何故なんだろう。その割にはキリイのことを人間だと思ってそうでもあったが。
シボも実はマッドなサイエンティストでどうせ最後裏切るんだろって思ってたんだけど、せめて街の人だけでも助けるとか考えるような凄いいい人だった……。

あとはお前らそんな怪しいものよくあっさり食べれるなとか色々あったけどまぁどうせ飢え死にする状況だったしと納得する。

音楽も良いし戦闘シーンも迫力があってよい。ストーリーは原作未読ならどれだけ脳内補完能力があるかが試されそう。個人的には好き。

気になることしかないから原作読もうと思って本屋に行ったが本屋に置いてなかった。
映画公開するんだから置いてくれよ!!

あとパンフ!


黒一色で格好いいんだけど指紋が目立つ!!
このタイプはいつもそうだよ!(理不尽な怒り)

以上!

【ネタバレ映画感想】ガーディアンズ オブ ギャラクシー リミックス

【雑なあらすじ】
ロケットが金ピカ種族からバッテリー盗む。
金ピカ種族に追われてピンチ。
そこに現れた謎のおっさんによって金ピカ種族の艦隊が壊滅。
ロケットとクイルが喧嘩。
クイルとガモッラとドラッグスはおっさんの星へ、ロケットとグルートは船の修理。
実は星そのものであり神だったクイルの父の目的は宇宙全ての星を己の身体で飲み込むことであり、クイルに近づいたのは同じ能力をもつクイルを使って計画を早める為だった。
クイルの母親に腫瘍を植え付けたのもおっさん。
かつてヨンドゥがクイルを手放さなかったのはこき使う為ではなくクイルをおっさんに渡せばどうなるか知っていたからだった。
クイルを助ける為にロケットもヨンドゥも全員大集合。
そして金ピカ種族の艦隊がまた壊滅。
おっさん撃破。
クイルを守ってヨンドゥ死す。

【感想】
よかった!
まさか感動するとは思ってなかった!
BLAM!見ようとして上映時間が遅くしかなかったから時間つぶしにと思って見たけど見て良かった。
丁度いい時間にやってるのが吹き替えしかなかったから吹き替え版。
特に違和感なし。強いていうならグルートが遠藤憲一さんである必要性が感じられないところか(違和感はないがこの役が遠藤憲一さんである必要があったとは思えない感じ)
1では気がつかなかったけどヨンドゥ超つええ。
不意打ちされなきゃ最強じゃね。
監視カメラを見ながらフィンを飛ばし艦隊中の敵を倒すところは格好良かった。
あとあの頭のやつでフィンを操ってたんやね…。

血の繋がりはあるが実はクソ野郎だったクイルの父。
幼い頃のクイルを攫い、父親に渡さずにこき使っていたが実はそれはクイルの為であり最後にはクイルを助ける為に死んだヨンドゥ。
殺しあっててもお互いどこか思い合ってるガモーラとネビュラ。
そして家族になっていくガーディアンズ オブ ギャラクシーのメンバー達。

あとこの作品はナイトライダー(昔の海外ドラマ)とメリーポピンズを知ってるとより楽しめると思う。
ナイトライダー好きだったのでマイケルナイトの写真が出た時ちょっとテンション上がった。
メリーポピンズは知らないとあのシーンの面白さが多分理解できない。(フィンに捕まってヨンドゥが空から降りてくる姿をクイルはメリーポピンズみたいだと言うのだが、当然ヨンドゥはメリーポピンズのことは知らないため、メリーポピンズはきっと格好良い男なんだと思うのだ)
シルベスタスタローンも謎の大物感だして出てきてるんだけどパンフに顔写真も載ってないんだよなぁ。あいつらがどういうグループなのか知りたいんだけど。
作品内ではそんなに悪いことしてないのに大きな損害を出した金ピカ達はちょっと可哀想だったね。

そういうわけでリミックスの主役はヨンドゥでした!
エンドロールにもいっぱいでてたし間違いない!

【ネタバレアニメ感想】フレームアームズ・ガール 8話

新しいOpいいね!
Opのバーゼが凄い美少女でオイッスとか言いそうにない……。

Aパートの【決起集会】
なんやそれって思ったらただの一発芸大会だった。
登場キャラが多いのにそれぞれの個性がしっかりでてるのは凄い。
迅雷のウィリアムテル(失敗)もバーゼとスティ子のグダグダマジックもアーキテクトのオペラも全部好きだけどマテリア姉妹の漫才が1番好きだった。
普通に面白かったし笑いのツボが迅雷と同じなのかもしれない。
というか今まで色々やらかすから好感度的に微妙だったマテリア姉妹のことが一気に好きになった。
なんやあいつら面白いやんけ……。
あとアオの手紙も良かった。
素直に金のことばっか書いていて本当にいいキャラしてる。
マスターがアオじゃなかったらこのアニメは全然違うイメージのアニメになったと思う。
ダメなとこもあるけど、しっかり轟雷達のことも考えつつ金のことも考えつつ明るい性格で何かあっても根に持たず金のことを考えている割にはマテリア姉妹に散財されても許す広い心を持つ。
好感度しかない!!

Bパートはほのぼのなのかホラーなのか。
まずアオと轟雷の買い食いシーン。
決起集会とはなんだったのか……。
アオと轟雷のおママゴトは可愛くてよかった。
しかしグリコちゃんは出して欲しくてあおの元に現れたのでは無いのか。埋め戻されてしまったんだけど……。
あとやっぱりマテリア姉妹の漫才は最高。

ひょっとしてフレームアームズガール、今のところ全話面白いのでは……。
来週も期待。

来週も再戦しそうに無いタイトルだな……。

【ネタバレアニメ感想】アリスと蔵六 第1部

今更見た。
思ってたのと全然違った!!

本編見る前のイメージ
田舎とかで猟師とかやってる爺の元に異世界から少女がきて常識を学んでいく日常系。
爺がかっこいい。

本編見た後
都会!
能力バトル!
国家規模の陰謀!
爺かっけー!!

面白かった。
まさか巨大裏組織だと思われた敵勢力が5話で壊滅するとは……。
蔵六の友達の組織結構でかかったんやね…。
強い能力者も抱えてるし。

かっこいい爺がでてくる作品は良いね。
サナをよく叱るけど理不尽には叱らないしストレスが溜まらない。
雫さんはもっと年取ったらあの能力厳しそうやな。もしかしたら能力使ってる時はあの姿に若返ったりするのかもしれんけど。
最終回でサナが能力使わずに花を育ててるのも良かった。

5話でほぼ話が終わったけどこと後は日常回なのかな。
他の能力者がどうなったのか、ワンダーランドは今どうなってるのか、気になることはまだあるし続きが楽しみ。

【ネタバレアニメ感想】フレームアームズ・ガール 7話

面白かった!

Aパート
あっさり破壊される家の扉。
今更だけど戦闘空間的なやつの中じゃないと力が出ないみたいな設定はなんだったのか。
そしてそれを『なんか扉がめっちゃ壊れてたよ〜』で済ますアオの心の広さがなんか面白い。
前話もAパートでFAガール達に花火見せるのを楽しみにしてて『あれ、アオってひょっとしてめっちゃ心が広い良い子なのでは』と思ったのだが(小さいFAガール達に忘れ物を取りに行かせたBパートではその印象が崩れるわけだが)この話も大物さ加減が際立つ。
しかし扉やら窓やらの修理費はファクトリーアドバンスが払ってくれてるんだろうか。
そしてゴウライ初敗北。

Bパート
ゴウライに八つ当たりされるスティ子。
強くなりたいと願うゴウライ。
専門家ブキコ到来。
今回のブキコは今までで語尾が1番普通だけど1番変だぞ!
そして紙芝居が始まったかと思いきや謎の呪文でファクトリーアドバンス…というかコトブキヤにワープ!!
そして始まるプラモ製作までの工程映像!
なんやこれ、社会見学とかでみる映像やん!
今までコトブキヤニッパーのダイレクトマーケティングを随所に散りばめ、自由なアニメだなと思っていたけどまさか突然コトブキヤのプラモ製作の過程を紹介が始まるとは予想だにしなかった。
途中なんかレールガンっぽいシーンあったのも笑った。
予告でゴウライがスティ子にちゃんと謝ってるのもよかった。
そして謎が謎を呼ぶ迷惑な会社ファクトリーアドバンス。

ところでゴウライの戦闘開始時の名乗りはあおのポエムに影響されてるかね。今回は比較的普通だったけど。

【ネタバレアニメ感想】正解するカド 6話

【適当な流れ】
ワムを作れる人は未だ僅か。
ワムを作るには異方を認識する才能が必要。
大人には少なく子供には多い。
博士が作れたのは精神が子供だから。
真堂が作れるのはいつのまにか改造手術をうけていたから。
カドは場所を移動。
真堂はいつの間にか睡眠を必要としない体に。
真堂の母親は美人。
サラカさん今週も活躍せず!

【感想】
途中カドが移動する場面は立方体が回転してるだけなのに壮大な音楽の効果もあってか凄いワクワクした。
巨大構造物そのものにロマンを感じる個人的な趣味の所為かもしれない。
カドの移動を見学してデケェ!って言ってる子供をみて、自分もあそこにいたらああなるだろうなって思った。
しかし移動方法もう少しなんとかならなかったんですかね!
なんか真堂さんが提案した方法を本番まで隠した割には意外性とか全然ない方法でしたよ!

そして後半。
なんか不穏なんですけど!
ザシュニナの最終目的はエネルギーにはなかった。
そして次なの手を示される。
人はもう眠らなくて済むのだと。
前話で真堂が博士の手助けを出来た理由はザシュニナにされた処理の所為だった。
そして真堂は睡眠を必要としなくなってる。
知らない間に改造されて人から離れてるとか怖い。
そのことに真堂がザシュニナに言われるまで気がつかなかったのが1番怖い。
人が数週間も寝ずに生活できるわけがないことなんてすぐにわかる筈なのだ。
それなのに気がつかなかったのは何か理由があるのか。
今まで(良くも悪くも)純粋な存在に見えていたザシュニナが、純粋なままに不気味さを纏い出す。
行き着く先は進歩か破滅か。
続きが気になる展開である。

ところでもう1人の交渉官のサラカさんが全然活躍してない。今のところ可愛いだけである。それでも十分といえば十分すぎる存在なんだが見た目が好きなのでそろそろ活躍して貰いたい気持も……。
真堂の目の端?がザシュニナみたいに赤いのは処置の所為なのだろうか(1話がどうだったかは忘れた)。
真堂の母親は美人でとても良かったです。