映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【宇宙よりも遠い場所】 第7話 感想《叶わなかった夢と変わらなかった想い》

大人達の熱い思い

少ない人員、少ない予算。
実はこの船ヤバいんじゃないかという不安。
夢へと近づいたことによって見えてくる現実。
そんな時、藤堂隊長から明かされる過去の一端。
三年前、1人の犠牲を出し、何も成し遂げられないまま帰還した隊員達の想い。三年前にした約束。
三年前とは格段に下がった待遇の中で、帰還後の生活の保証は一切無い。
それでも当時のメンバーは殆ど集結した。
今の生活を犠牲にしてでも成し遂げたいこと。
南極に残したシラセの母と共に追いかけていた夢。
かつてその手から零れ落ちた物を再び拾いにいく。
成し遂げられなかったことを成し遂げに行く。
これはきっと1つの弔い合戦なんだと思います。
最初、大人組が次回から出てくるという発表があった時に、なんか大人組参入で人間関係ドロドロしたら嫌だなとか思ってたんですよね。
全然そんなことなかった!!
彼らもシラセ達と同じ、夢を追う者なのだ。
南極に一緒に行く大人達が、実は主人公達以上に熱い思いを持ってるの良いですね。

シラセという存在の重要性

この話ではシラセという存在の重要性も確認することができました。
歓迎会なのにどこか雰囲気が暗い大人達。
それは当然のことで、皆ちゃんとシラセの母親のことを覚えている証。
シラセはヒナタの後押しを受け、拙い言葉で彼らに叫ぶ。
母が言ってた言葉を確かめる為に、南極の宝箱をこの手で開ける為に、共に南極にいこうと。
この言葉に、きっと大人達も救われたんじゃないかなと思いました。
これはシラセ以外にはできないことです。
数秒の短い自己紹介なのに、思いが詰まったいいスピーチでした。
1話では母親を探しに行く(生きているとは思っていない様なので、母親の痕跡的なことかな)と言ってたシラセが、この話では母の言葉を確かめに行くと言っています。
これはきっと、キマリと出会い、仲間が増え、共に南極を目指していく内に彼女も良い方向に成長してきたということなのではないでしょうか。ずっと1人だったシラセに、今はこんなに大勢の同士がいると思うと感無量です。
きっとキマリと出会ってなかったら、ここまで来れてないんだろうなぁ。

散りばめた情報の回収が鮮やか

いや、正直言うとシラセがスピーチで「キャッチでウィットでセンセーショナル」とか言い出した時は何言い出すねんと思ったんですよ。そこにシラセ自身の思いを付け加えることによって凄く心に響くスピーチになるのは凄いと思いました。そしてこの「キャッチでウィットでセンセーショナル」というフレーズはアバンでシラセが恥ずかしがって言えなかった言葉です。
それを大勢の前で言うのは、一種の決意表明のんじゃないでしょうか。
このアニメは時間差で散りばめた要素を回収していくのが上手いですね。

他の場面だと、何故南極を目指すのかという問いに、かなえさんはソラを見る為だと答えます。これだけだと何言ってんだこいつちゃんと説明しろよって感じですよね(少なくとも僕はそう思いました)
ところが、かつてシラセ母が南極に天文台を作ることを目指していたと知ると、かなえさんの言葉の意味が理解でき、感じ方がまた変わってきます。
関連性は定かではないが多分経験が生かされてるんじゃないかって場面だと5話のシラセのカラオケですね。あの時の御乱心シラセが今回の決意表明に生かされてる気がしないでもないです。

挿入歌を入れるタイミングが完璧

3話の時も言いましたけど、挿入歌を入れるタイミングが完璧ですね。ここしかないってところで流れてきます。歌自体も凄く良いです。天才か。

次回が楽しみだけど

折り返し地点の7話。今まで全話面白い!
でも後6話くらいで話が終わる気がしない!
このアニメは先が読めず、毎回凄い楽しんでいるんですが、それだけにどう着地するのか不安がつきまといます。毎話ハードル上げ続けてる形ですからね。
まぁでも素晴らしい展開になると信じてる!
今から次回が楽しみです。

そういえば卵とか買い出ししてたの、ひょっとしてたこ焼き作るためか!?

【宇宙よりも遠い場所】 第6話 感想《意地と衝突と青春》

6話も面白かった!!
シンガポールの地下鉄へのドリアンを持ち込みは禁止されていると聞いたことがある気がする(自信無し)ので、タイトルのところの電車に乗れなかったシラセはそういう状況かな?
先週目立ってたキマリは一休み。それ以外の三人のキャラクターが際立つ回でした。

嘘が嫌いな女 日向

嘘の関係が嫌いで、気を使われるのが嫌いで、腫れ物の様に扱われるのが嫌いで、そうならない為に嘘をつく。
今までの話では大人びてるところが目立ってたヒナタの弱さが、短い時間にも関わらずよく表現されている話でした。
パスポート無くした初日に即座に行動してたら解決してたことを匂わす描写もうまい。
高校時代の回想も少し。進学しなかったのではなく中退したのかな?
失敗することよりも、失敗して気を使われることが怖いという気持ちはわかる気がします。
そんな彼女だから、嘘のないシラセの啖呵に心が震えたのでしょう。

嘘がつけない女 報瀬

オーストラリアへの到着が遅れることへの不安を隠せないシラセ。でも今の彼女は仲間を思う気持ちを持っている。
気を使われることを嫌い、一人シンガポールに残ることを決めたヒナタに言った啖呵がひたすら格好いい。
『意地張ってバカにされて嫌な思いして、それでも意地張ってきた!間違ってないから!』
『気を遣うなって言うならはっきり言う!気にするなって言われて気にしないバカにはなりたくない!』
『先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない!4人で行くって言ったのにあっさり諦める根性なしにはなりたくない!4人で行くの!この4人で!それが最優先だから!』

そして必死で貯めたであろう100万円をポンと使う男前さ!!
そりゃヒナタも観念するわ!
ここでウルっときて、この後に実はヒナタのパスポート持ってたのがシラセだと発覚したところで爆笑しました。
嘘だろお前…。
シラセが啖呵きるところからは完璧にシラセがポンコツキャラだってこと忘れてた所為で感情のギャップが凄い!
この流れ作った人は天才だと思います。

嘘を見抜く女 結月

今までの話ではあまり目立ってませんでした。
第6話でもメインでは無いけれど、影のMVPは間違いなく彼女。
恐らく芸能界で過ごしてきたことによって人の嘘を見抜く力を養っていたユヅキ。
彼女が嘘をあっさり暴かなければ、ヒナタはパスポートが無いまま出立日を迎えたに違いない。その展開だとパスポートパクってたシラセさんも罪悪感半端ないでしょう。
あと海外旅行でもかなり頼りになってました。
3話の段階では他の三人はユヅキの顔を知らなかったみたいだから、そんなに売れてない芸能人なのかと勝手に思ってたんですけどひょっとして売れっ子なのか?

嘘を許す女 キマリ

第6話では全然目立ってなかったですけどまぁ第5話で目立ってましたからね。
それでも第5話で親友の裏切りに合ったことを一切匂わせない豪胆さは漂ってました。
ヒナタがパスポート無くした時も、あんまり焦ってる感じでは無かったけど、まぁなんとかなるだろって考えてる節はある気がしますね。1話前半あたりは、精神の繊細さみたいなものが見受けられましたが今はもう頑強で柔軟で無敵な精神を持ってるように見えます。

次話はオーストラリア?

Cパートではフリーマントルが描かれていたので次話は恐らくオーストラリアですかね。
そろそろ南極観測隊との合流かな。
新キャラとキマリ達がどう絡んでいくのか楽しみです!

【ゆるキャン△】 4話〜5話 感想

このアニメも今のところ全話良い!
しまりん、あんまり人と関わらないキャラかと思ってましたけど一度仲良くなると結構積極的ですね。
冬のキャンプというのはどんな装備で行ってもあんまりゆるくは無さそうだなと思ってたんですけど、この作品の”ゆるい”部分はスマホとかでの繋がりなのかな。

2話ではキャンプ地から家で布団にくるまってる斎藤さんとLINEっぽいアプリでやりとり。
4話ではライブカメラ
5話では夜景写真のやりとり。

これは一昔前の作品では出せない空気だと思います。
今の通信機器が進んだ時代だからこそ産まれた世界。
従来のキャンプとか山とか出てくる作品では外界からの通信を断つ感じのものが多いと思うんですよね。
この作品ではそういったツールを使った繋がりを決して否定しない。
そして一人で行動することを否定しない。
一緒に同じ場所にいることだけが人との繋がりではなく。
別々の場所にいても、お互いに相手を思う思いがあれば、時間も景色も思いさえも共有することができる。
そういった優しい空気が流れてる気がします。

5話の最後の景色を共有するシーンは感動してエンディングの曲を買いました。
次の話も楽しみですね。

ところで全然関係ないんですけど、4話を見た週は僕にとってボルシチウィークでした。
ラーメン大好き小泉さん】【ゆるキャン△】でボルシチ見たと思ったらニコ生でみた【フルメタルパニック】でもボルシチ出てきたんですよ。なんだこの謎のボルシチ推し!?これはもうボルシチ食べるしかありませんな…(オチはない)

【宇宙よりも遠い場所】 第4話 〜第5話 感想

好きなアニメなだけに毎回何か唐突にやらかすんじゃ無いかと不安になるんですが、今のところ全話好きですね。このままの勢いで最後まで行って欲しい。

第4話「4匹のイモムシ」【青春の為の準備】

訓練回だ!
ということは本当に南極行けるんだ!
ユヅキママ疑ってて御免なさい!

この話の前には、キマリがどうやって両親から許可とるのかが大きな壁になりそうとか考えてたんですが、全然そんなことありませんでした。赤点回避だけで南極行き許可してくれるってどんな家!?

とはいえ流石キマリの度量の大きさを育てた家族だなと納得できました。
1話ではイマイチよくわからなかった妹との関係性ですが、短いシーンで仲が良いことが伝わってきました。
母親の行動のホラー演出と父親の逃げ足の速さもかなり笑えました。多分父親は普段から状況把握能力を鍛えないといけない環境で生きてきたのでしょう。

そして南極で行動する為の訓練。
思ったより本格的で楽しめました。
隊長さんからの厳しい叱責などは無くノホホンと進みますが、多分順位だけを求めて序盤のまま訓練を進めていたら何らかのペナルティはあったんじゃないかと思います。安全第一で最初からやり直した時、大人組は嬉しそうでしたし。
夜のテントでのテンションは修学旅行みたいなノリですね。
場を盛り上げるキマリのテンションは場合によっては不謹慎かもしれませんが、過酷な状況ではそういった性格こそが重要なのかも。それとめんどくさいことを楽しめる性格というのは貴重です。何も持ってなかった筈のキマリは実は1番生存能力が高いのではないでしょうか。隊長にも南極向きと言われてますし。
「うるかにしてください」は最初何のことかわからなかったんですですが、暫くしてキマリ達も何のことかわからなかったらしく笑い出して、その空気が本当にリアルでぼくも笑ってしまいました。
ありますよね、一瞬沈黙したあと堪えきれず笑ってしまう感じ。あれも修学旅行っぽいです。
結局「うるかにしてください」は「うるさい」と「静かにしてください」が混ざったってことかな?

あとシラセが珍しくまともに見える回でもありました。シラセよりヒナタの方が頼りになってるけどな!
そしてラストの意味深なめぐっちゃんは何なんだ…。

第5話「Dear my friend」【青春の痛み】

テスト勉強回かと思いきやいつの間にかキマリ赤点回避!!南極行き直前で全校集会でも正式発表!
どこか心の片隅で疑ってた僕も「あ、そんなんだ、本当に南極行けるんだ」と実感が湧いてきました。
散々「見返してやる」的なこと言ってたシラセが全校集会で余計なこと言わずに、こっそりキマリとグータッチしてるとこが本当に良い。

そしてキマリ達が乗り込む船!船の名前!
【しらせ】のままで良かったやん!なんやねん【ペンギン饅頭号】って!と思ったけど後から4話を見返してみたらスポンサーの意向なんすね……。ペンギン饅頭号にすることによりキマリ達は南極に行けるのだ!仕方ない!
最近シラセのポンコツ具合が酷いなと思ってたんですが、その原因をキマリはちゃんとわかってたんですね。敵がいるところだとしっかりしたシラセになる。キマリやヒナタやユヅキといった仲間ができたからポンコツな面がでてきたんでしょうね。キマリはしっかり人のことを見ているなと感心しました。

そしてキマリの友達であるメグミからキマリ達に関する心無い噂が流れていると知らされるメンバー。
憤慨するシラセにヒナタが言った「人には悪意があるんだ。悪意には悪意で向き合うな。胸を張れ」って言葉は本当に名言です。そして同時に、今までヒナタには色々あったんだろうなと思わされる良い描写だと思います。

スマホに送られてきたカラオケで騒ぐシラセの写真を見て、一緒にいなくて良かったと言うユヅキも良いですね。一緒にいることに拘らなくて良い関係性を築けていることがわかります。

そして南極へ出発する前日のキマリ家。父親はいつもより早く帰宅し、母親が作る料理はキマリの為にいつもより豪華に。当日の朝は姉を心配してキマリに抱きつく妹。本当に暖かい家庭なんだなと実感できて良いシーンでした。

そして家を出たキマリを待ち構えるめぐっちゃん。不気味。今にも人を刺しそう。
一体何を言うのかと思いきや、【絶交】宣言からのまさかの悪い噂やらなんやら全部自分が犯人発言!
これ本当に僕は1ミリも気がついてなくて驚愕しました。
今までの意味深なシーンも寂しくてめぐっちゃん闇堕ちするのかなくらいにしか思ってなかったんですよ。
まさか1話から既に闇堕ちしてたとは!
ただこれ上手いなと思うのは、めぐっちゃんの気持ちもわからないでは無いんですよ。やったことは最低だとは思うんですけど、その気持ちの動きは理解できるものがある。
自分を頼ってくれる友達に少し優越感を感じる。何もない、何処にもいけない自分の価値を感じることができる。
そんな拠り所が喪失しそうになった時に浮かぶ、嫉妬、焦燥、苛立ち。
きっと多くの人が、ほんの少しは持っていて、だからこそそれが肥大化したら、ひょっとしたらめぐっちゃんの様になるのかもしれないと考えてしまう。
全く共感を得ない動機だとただの最低野郎になるんですけど、そうならないギリギリのところを突いてきてる気がします。
当然のことながらそう思わない人もいるわけで、そういった人達にはメグミのした行為は理解不能でとても許されるものではないとは思うんですけど。
ただ負の感情のスペシャリストである僕(そんな肩書きは無い)にも理解出来ないことがあって、シラセが持つ100万円のことを不良達が知っていた件!何それ早すぎでしょ!まだキマリが南極行くとは夢にも思ってない頃だよ!?それもう劣等感がどうのじゃなくてキマリを取られたく無かっただけでは……。重い…重いよめぐっちゃん……。
まぁでもめぐっちゃんの告白もどこまで本当かわからないんですよね。不良達と直接コンタクト取れる性格には見えないし。酷い噂もキマリ達は誰からも聞いたこと無いわけですよ。言ってるのはめぐっちゃんただ1人。
ただ、めぐっちゃんの「バカ言うなよ、やっと一歩踏み出そうとしてるんだぞ。お前のいない世界に」というセリフからは依存度はかなり深刻だということが伝わってきますけど。キマリがいることで成立する世界で生きてきたんだなぁ。
そして立ち去るめぐっちゃんを抱きしめ、【絶交無効】を伝えるキマリ。
ヒナタの言う悪意には悪意で向き合うなを実践できるキマリは本当に主人公しています。
めぐっちゃんもこれから一歩前に進めると良いですね。

そして旅立ち。
仏壇に祈るシラセの祖母。
学生達とは反対方向に歩き出すヒナタ。
母親と抱き合うユヅキ。
それぞれの旅立ち。今まで頼りにしていたものとの別れ。
そして南極……じゃなくてシンガポール
シンガポール経由でオーストラリア行って南極なのかな。
次回も楽しみ!
どうでもいいけどシンガポールでゴミのポイ捨てしたら逮捕されるぞ!

宇宙よりも遠い場所 特別生放送【エミリオ・パルマ君について】

2/2にYouTubeでやっていた特別生放送。
全体的に面白かったです。特に南極クイズは為になりました。そこで気になった南極で1番最初に産まれた人類、エミリオ・パルマ君についてなんで南極で産まれたのか気になったので調べました。
そしたら番組中で声優さんが予想していた南極での恋愛とかそんなロマンスじゃ全然無かった!
どうやらアルゼンチンが南極でアルゼンチン領を主張する為に、妊婦さんを南極に送ったとかなんとか。思ったより政治色が濃い!
そういったエピソードも結構面白くてより一層南極に興味をそそられました。

【中二病でも恋がしたい -Take On Me-】感想《モリサマーと凸守の深まる関係》

正直、行く予定は無かったのですが好評なの聞いて行って見ました。
その結果はーーー良かった!
中二病は話は面白いと思ってたんですけど、そこまで特定のキャラクターに思い入れはなかったんですよね。
あえて言うならクミン先輩と十花さんが好きだったかな?(十花さん結婚しちまったよ……)
それがこの映画を見て変わりました。

モリサマーと凸守よいですね!!

冨樫君と六花も良かったんですけどそこら辺の話は最後のモリサマーの凸守への感謝の言葉で吹き飛びましたわ。

犬猿の仲のまま進級し、生徒会長と副会長になっても喧嘩し続けてた2人だったけれど、そんな毎日がモリサマー は嫌ではなかったんだなぁと。
今回の映画でも散々喧嘩してるのに最後にそれ持ってくるのズルい!!

あとフォトセッションは面白かったですね。
映画見るときはいつも流れる携帯の電源お切り下さいの説明の後に写真撮影可能なコーナーで皆電源つけててなんか笑ってしまいました。
これひょっとして毎週違う画像なんすかね。

【ゆるキャン△】 1話〜3話 感想

宇宙よりも遠い場所」と並んで今期好きなアニメです。
こちらは前者と違ってやらかす可能性少ないので安心して見れます。
背景の美しさも登場人物の掛け合いもBGMも最高です。
主人公なでしこの人との距離感が良いですね。
彼女は1人キャンプが好きなリンちゃんに「大勢の方が楽しいのに」みたいな無神経なことは言いません。
偶に一緒にキャンプして、気が向いたら皆でキャンプしようよと、リンの気持ちを尊重しつつ距離を詰めていきます。
なでしこの姉も良いですね。
1話ではキツめのお姉さんかなと思ってましたが3話で妹に甘々なことが判明します。
普通、妹の為に40キロ運転して車中泊も付き合ったりしないよ!
あのジト目で妹大好きなの良いです。
なでしこもリンのテントに押しかけるのでは無く、自分の泊まりの手段をちゃんと確保してたのも好感触(結局は一緒に寝てたけど)。
日の出を見る為に椅子?に座った時に、まず朝露で濡れてることに反応するのも細かくて良いです。なるほど確かに濡れるよなと思ってしまいました。
あとは料理を食べるシーンですかね。
1話のカレー麺といい、3話の鍋といい本当に美味しそうです。
大袈裟なリアクションに頼ることなく、外で食べたらきっと本当に美味しいんだろうなってことが伝わってくる絵と演技は見てるだけでお腹が空いてきます。
料理アニメより飯テロアニメゆるキャン△
そういった面でも今後も注目していきたいです。

このアニメを見て、ちょろいオタクなのでキャンプに行きたくなってきています。あと南極にも行きたいです。
もうこれ南極でキャンプするしかーーー!(無理)
ナデシコの姉が乗ってる日産ラシーンもちょっと欲しいですね。これは本当に買いそうな気分になってます。まぁ駐車場ないから難しいんですけど。要検討。
さて、次回はどこにキャンプに行くんでしょうか。
楽しみ!!

【宇宙よりも遠い場所】 第1話〜第3話 感想《前髪パッツンと走り出せ青春!》

面白い!
テレビアニメの感想は毎回書くの大変なので辞めてたんですが、このアニメがとても面白いので書きたくなりました。
3話まで全話好き。
その分今後面白さが失速してしまうことに対する不安もあるので、完璧やんけと思ってる今のうちに書いておこうかと思います。
あと本編とは関係ないですけど、スタッフがノーゲームノーライフゼロのスタッフらしくて、毎話ノーゲームノーライフゼロのノボリとか映るのもノゲノラゼロ好き的には良いですね。

第1話 青春しゃくまんえん 【踏み出せ青春!】

高校2年になり、高校入学当初に夢見た青春を送れてないことに気がついた主人公キマリ。
このまま高校生活が過ぎ去ることへの焦燥感に苛まれ、学校をサボり旅に出ようとするも、一歩踏み出すことが出来ず早々に引き返す。
この辺の感情の動きは、きっと多くの人が経験したことのあるもの。
何か特別なことをしたい。
このまま何もしないまま高校生活を終えたく無い。
でも一歩踏み出すのは怖い。
そんなキマリにとって、周りにバカにされても母親が行方不明になった南極に行くことを目指し続けるシラセのことはとても眩しく映ったのでは。
不良?に目をつけられたシラセをとっさの機転で助けるところからは、キマリはただ臆病なだけではないことも伺えて良い。
目的に向かって進むシラセを応援したいと言うキマリをシラセは南極への旅路に誘う。まずは広島までちょっと行こうぜと。
仲間になる条件の広島集合は結構厳しい。金銭的にも……。
シラセ自身もキマリが来るとは思ってなかったのでは?
それでもキマリは、散らかった部屋を片付け、あの日踏み出せなかった一歩を踏み出すことを決意する。
きっとそれ程までに、シラセに(あるいはシラセの目的に)特別を、青春を見たのだろう。
そして駅に現れたキマリをシラセは満面の笑みで迎える。きっと彼女もずっと孤独だったのだ。
広島で砕氷艦を見て期待に胸を踊らせながらキマリはシラセに尋ねる。
『どうやって(南極に)行くつもり?』
自信満々な笑みでシラセは答える。
『知りたい?』
そう、この時僕たちはまだ気がついていなかった……。
まさか、そうまさかシラセさんがこの時あの計画を胸に秘めながらこんなドヤ顔をしてたなんてーーーー。

良いですね。完璧な掴みの1話でした。懐かしき青春の日々を、その感情を思い出し揺さぶられます。
しかし「宇宙よりも遠い場所」がまさか南極のことだったとは。確か地上から100キロくらいで宇宙だったと思うので14000キロは確かに宇宙より遥かに遠いですね。
そんな場所にどうやって行くのか。この時点だも密航くらいしか思いつかないのですが。次話が待ち遠しかったです。

第2話 歌舞伎町フリーマントル 【駆け抜けろ青春!】

シラセちゃんポンコツだったーー!!!
シラセと共に南極を目指すことにしたキマリ。
側から見たらシラセの夢に乗っかるだけのキマリだけど、ただ流されるだけじゃないのは良い。凄く良い。
シラセの計画が本当にちゃんとした物かを事前にちゃんと確かめる。反発されてもちゃんと自分の思いを伝える。
彼女なりにちゃんと真剣なんだとわかります。
それに一度は反発して立ち去るシラセも考え直してすぐに戻ってきます。彼女も良い子ですね。
そしてキマリの新たなバイト先見つけた(見つけられた)新メンバーのヒナタ。
高校に行かず、バイト生活をしてる彼女。
肉まんとおでんを温めるだけで青春を終えたくないという思いはキマリに通ずるものがある。
そんなこんなでいよいよシラセの南極探索計画発表!
その方法は………南極探索隊員を色仕掛けして潜入!
想像以上にアホな作戦で笑いました。
自信満々でそんな作戦考えてたのかよ。
シラセちゃんが残念ポンコツ美人だと確定。
しかし(当然ながら)色仕掛けはうまく行かず、シラセの知り合いの隊員に見つかり、逃げるために歌舞伎町を駆け巡ることに。
この辺の挿入歌とか疾走感とか良いですね。
これぞ青春って感じがします。
結局捕まって、シラセが百万円で買収しようとするとこも面白かったです。
百万円は大人にとっても大金です。
高校生が貯めるのはとてつもなく大変だったと思います。
でも多分、百万程度だと南極探査の足しになんてならないと思うんですよね。
でも彼女はそれでなんとかなると信じてる。
高校生らしさがでてると思いました。
その後、計画は失敗して群馬に帰る電車でヒナタからシラセの隊長解任決議が発案されて速攻で多数決で採択されたのもよかったです。
決して発案者のシラセに引っ張られるだけじゃない関係。何か問題が発生してもシラセに責任を押し付ける展開にはならなそうで安心します。
ところで全く南極に行ける気がしなくなってきたぞ!どうするんだ!

第3話 フォローバックが止まらない 【連れ出せ青春!】

シラセプランが失敗して新たな作戦を考えるシラセ達の元に現れた少女ユヅキ。
タレントとして行く予定の南極に代わりに行って欲しいという。
降って湧いた幸運にテンションが天元突破するシラセだが、当然そんなこと許されることなくマネージャーに却下される。
この時、ユヅキの代わりにシラセを南極に派遣すべくヒナタとキマリがシラセをアピールするところが良かったです。
2人とも特に悩むことなく、打ち合わせすることなく、最悪シラセだけでも派遣する流れで動いて居たように見えました。
シラセの想いの強さが伝わってるからかな。
そしてアピールは失敗したけどユヅキを説得すれば一緒に連れて行くことも考えるという。
最初はユヅキを説得する為に暴走しかけるシラセをヒナタがちゃんと止めて、シラセも自分勝手だったと自覚する展開が良いです。
ユヅキが行きたくない理由を聞いて、それなら仕方ないかと諦めるところはただ自分勝手なだけじゃなくて人のことも考えてるんだと実感できます。
子役として活動し続けて今まで友達が1人もおらず、友達を作って普通の高校生活をしたいというユヅキの思いも良くわかります。
キマリがユヅキに3人が親友同士なんでしょと言われて否定するのも良いですね。
「ただ同じところに向かおうとしてるだけ。今のところは」
良い言葉です。
ホテルの部屋で寝てるユヅキの元に窓からキマリ達がくるシーンも良いですね。
最初はやりすぎだろと思ったんですけど、これが夢だとわかると途端に意味が変わってきます。
つまりユヅキも内心では連れ出してくれることを望んでたんですね。
ハシゴで窓から訪問は彼女たちならやりかねないと今までの数話だけで思ってしまっていたので夢だったのは良い意味で衝撃でしたね。
しかしそれは夢で、実際には彼女たちは来ていない。そしてスマホを見るとクラスメイトがLINE(っぽいアプリ)のグループから退出したとの通知。
LINEはあまり使い方を知らないので知らなかったんですが、退出っていうのはグループから抜けて縁切りみたいな感じらしいですね。
これは辛い。
ユヅキがこの時に表情をあまり変えてないのも辛いですね。きっとある程度覚悟してたのでしょう。
そこに響く扉をノックする音。
扉を開けたらキマリ達三馬鹿トリオがいて、東京に帰るなら一緒にいこうぜと誘って来て。
今まで友達が居たことの無いユヅキの涙腺は崩壊してしまう。
ここで流れる挿入歌のタイミングも完璧。
きっとキマリ達はもうユヅキを説得しようとは思ってなかったと思うんですよね。東京行く予定あるしついでに誘ってみようぜくらいのノリだったと思うんですよ。
でもそれがユヅキが1番欲しいものだった。
そしてこの人たちと一緒に南極に行ってみたいと思う。

正直2話の段階では南極行けないまま終わるんじゃないかと思ってたんですが一気に南極行けそうな空気になってきましたね!
実際のテレビ番組でイモトさんが南極行ってるのもタイミング的には説得力あって良かったのではないでしょうか。
3話の段階でここまで順調なので何かしらのトラブルがありそうで怖いですけど。

南極に行きたくなってきた

自分が南極について興味を持ったのは「面白南極料理人」って本が最初だと思います。極寒の地で命の危険に晒されながら、それでもユーモアを忘れずに生きていく人たち。
このアニメを見て、その本を読んだ当時そんな生き方に憧れたことを思い出しました。
あと南極に行きたい欲が強い!
最近は気がついたら南極行く方法探してますね。
南極探索ツアーを公式で企画して欲しい!
自分で行くならネックは期間と言語かなぁ。