映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【旅シリーズ?】あまんちゅ気分を味わうべくダイビングのライセンスを勢いでとった話

ノーゲームノーライフゼロを見た後!
パンフレット購入を諦める、泣く泣く高速バスに乗りダイビングのライセンスを取るべく出発。

ダイビングは元々したいと思ってたんだけど値段やら諸々で断念してたところを去年?一昨年?くらいにあまんちゅを見たことで熱が再燃し数ヶ月前にツイッターでやってる人に勧められて勢いだけで3連休に申し込み。
初日は前日泊のみ。2日目の朝からの3日目にかけての2日コース。(二泊三日)
18mまで潜れるオープンウォーターという資格。(取ろうとして調べてから知ったんだが、ダイビングの資格は物凄く種類がある。ややこしい)
【やる前の不安点】
①あまんちゅでは必ずバディと二人一組で潜るとやっていたがぼっちにはハードルがたかいのでは?→そういう人は趣味でのダイビングでもインストラクターさんが組んでくれたり、そういう集まりとかに参加できるらしい。ただ講習でも見ず知らずの人と(友達と行ったら友達と組める。当然僕はぼっちで行った)組むのである程度コミュ力は必要か。

②ウェイ系が多かったらどうしよう…→少なくとも同じグループにはいなかった。人の命を預かるので当然かもしれないけど、インストラクターさんも真面目で親切な人ばかりだった。

【特に写真もとってないので記憶に残ってる講習でやったことをいくつか列挙】

ウェットスーツ:暑い。陸上で着ると夏場はただただ暑い。そして水中では驚くほど保温性がある。あとこれどうやってトイレに行くのが正解だったんだろうか。インストラクターさんが女性で聞けなかった…。

機材をセッティング:これはインストラクターさんが丁寧に教えてくれるので特に問題は発生しない。しかし背負うと重い!ヤバい!これでビーチまで歩けというのか!
(実際の趣味でやるダイビングは船から潜る為、ライセンス取得時みたいに背負って移動は殆どしないらしい)

耳抜き:あまんちゅでもお馴染み。飛行機とかトンネルでもやるやつ。これはやり方は説明されるけど特段これのための練習時間はなかった。僕は唾を飲み込めば出来たけど、ダイビング中はあまり唾がでないらしく他の方法も知っておいた方がよいとか。ダイビングに挑戦して断念する人の殆どは耳抜きが出来ないことが原因らしい。これが出来ないと、潜った時に外の圧力と耳の中の圧力の差が生じて耳が超痛くなる。耳抜きをすることで、耳の内部の圧力と外部の圧力を同じにすることができる。

マスククリア:マスク(水中メガネ?)に入った水を水中で抜く基準。あまんちゅのテコみたいにパニックにはならなかったけど難しい。あと失敗すると鼻から海水が入る。海水なんてこの世から消えてしまえばいいのに。(これもライセンスとった後は殆どの人は二度としないらしい)

機材脱着…水中とか水上で機材を脱いで再装着する。凄く苦手だった。

あと緊急浮上やらバディの予備空気源から空気吸ったりと普通にダイビングする分にはやらないけど、いざという時の練習がメイン。
通常は浮上する時のスピードも決まっていて、ある速度以上で上がると減圧症になる危険があるらしい。
昔見たディープブルーって映画(ドキュメンタリーじゃない方)では猛スピードで浮上してたんだが現実だと無事では済まないのかもしれない。
終わった後に陸に上がった時の機材の重さが地獄。
悟空の修行気分が味わえる。

学科:事前に郵送されてた教科書?からテスト。50点中35点以上で合格。初日に実施で落ちたら翌日再試。僕は事前に勉強してたので普通に合格したけど、別のグループの小学生が再試で合格できてたのでそこまで難しい内容ではないのではないか。

ボートからのダイビング:無事ライセンスを取得したら、機材は借りたままボートからのダイビング体験(追加料金必要)。
コースは日によって違って、この日は沈没した漁船の周りを泳ぐことができた。
ボートからダイブし、漁船にたどり着くまでに耳抜きをしても耳抜きをしてもすぐに耳が痛くなって死ぬかと思った。これは確かに怖い。練習とは違って垂直に近い角度で潜ってたので、すぐに水圧が変化した所為だろう。落ち着いて一端ちょっとだけ浮上してから耳抜きをしてまた潜る行程を繰り返して海底へ。
ボラやらクマノミやらコロダイやら多くの魚を見ることが出来た。
そういった海の生物を見るのも楽しかったんだけど、水中を漂っていると、下にいるダイバーなら上がってくる空気の泡が神秘的ですこし感動した。というかあまんちゅ気分を味わえた。

ライセンス取得は少々(少々ではない)高かったけど貴重な体験ができた。
費用はできるだけ安いところ探して、2ヶ月前予約の割引使って、ダイビング店が提携してる民宿とかの宿泊費(素泊まり)込みで6万くらい?最後のボートからのダイビングやらなければ8千円くらい安い。平日に行けるならもっと安い。
体験ダイビングでもいいかなとは思ったんだけど、今考えたらマスククリアとかああいうのは多分体験ダイビングではやらないのであまんちゅ気分を味わうには正解だったか。
正直、このライセンスを活かす機会が本当にあるのか、今後ダイビングをやることがあるのかかなり謎ではあるが、後悔はしていない。
いつ行きたくなってもいいように筋トレだけでも今からしておくべきか。