【宇宙よりも遠い場所】第10話 感想《友達と青春と逆転有罪ユヅキ母》
10話も面白かった!
しかしあと3話で終わる気がしない……。どう着陸するんだこれ……。
第10話 パーシャル友情
パーシャル
半凍結・微凍結状態(調べた)
先週のユヅキ母からのメールはシリアスシナリオの導入では無かった!
内容は出てこないけど、ドラマの話かユヅキの誕生日祝いのメールとかだったのかな?
今回でてきたメールの文面からは優しい母親像が伺える感じ。正解なのかどうなのかは別にしてちゃんとユヅキのことを考えてはいるっぽい。
やはりコミカライズに描かれていた優しげな表情が本来の気質なのか。
ユヅキちゃん思ったより重症だった
キマリの親友という言葉にいつ親友(友達?)になったのかわからないと言うユヅキ。
友達となろうと言われてないから。
ひょっとして自分がいない間に友達になる儀式があったのか疑う。
帰ってからも友達関係を続けていく安心が欲しくて誓約書にサインを求める。
重い!そしてめんどくさい!(そこが良い!)
友達いない人生が彼女をここまで拗らせてしまったか。
ユヅキ母、この件に関しては有罪ですぞ!
あと友達いない人間に主人公の親友役とか本気か!?
ユヅキ母は良かれと思って一歩間違えれば(キマリがいなければ)バッドエンドのフラグ立てまくってるよね……。
キマリが泣いたのは彼女が可哀想だったからか、それともヒナタの言う通り悲しかったからか。
10話の良かったところ
自分にとって友達とはどんな存在かをユヅキに説明する時にめぐっちゃんの話をするキマリが良い。
シンガポール着いた後もめぐっちゃんのことはしっかり考えていたんだなぁと。
優しげな声も相俟ってとても良いシーン。
そして挿入歌のタイミングが相変わらず完璧で曲も良い。
良いばっか言ってるけど、キマリが自分の考えを言ってるだけで自分の考えを押し付けないのも良い。
ていうかあんなに毒吐いてたユヅキが実は3人のことを凄い大切に思ってたのも良い。
エンディングもいつもとは違うイントロから入るのも良かった。
南極であることの重要性
この話一見南極である必要性が無いように思える。
しかし実際は結構重要な要素なのではないだろうか。
文字通り嵐と荒波を乗り越えて共に南極まできた仲間。
そこまでいけばもう戦友だ。
だからユヅキ以外の3人はもう感覚で自分たちが普通の友達以上の関係だとわかっている。
しかしユヅキにはそれがわからないのだ。
ユヅキも気軽に毒を吐いていたし、仲が良いとは思っていたはず。
でも友達がいたことの無いユヅキにはどこまで仲良くなれば友達なのか、その境目がわからない。
そしてそれを知ることによってキマリ達はユヅキの今までの人生がどんなものだったかを理解する。
ユヅキがどういう子なのか知る為には、きっと過酷な旅が必要だったのだ。
めんどくさい人が好きなキマリの周りに集うめんどくさい人達
訓練回で『いいですよね〜めんどくさいの』と言っていた通り、めんどくさいメンツに囲まれながらも不満に思うことなく楽しむキマリ。
ユヅキちゃんに関しては人生救ったレベルの活躍をしている気がする。
これこそが南極適性者の力か。
来週はヒナタ回か
Cパートのホワイトボードにヒナタの母校らしき名前が。来週はシリアスなのか、それとも大逆転ハッピー展開なのか。しかしどんな顔して中退した人にメッセージを送るのだろうか。
キマリ家からのメッセージは心配してない。あの家に関しては謎の信頼感がある。
来週楽しみだけどもうすぐ終わるかと思うと複雑!
ところで冒頭の心ここに在らず的なシラセには何か意味があるのだろうか。