【クロール–凶暴領域】感想
とくに情報もなく映画館のスケジュール見たらB級映画っぽかったので見ただけな今作。
思ったより楽しめた!
ハリケーンが接近してる最中に家の地下に父親と一緒に閉じ込められた女主人公(水泳選手)が、徐々に上がる水位と襲いかかるワニの脅威からいかに逃れるか、みたいな話なんですがしっかりとワニ(いっぱいいる)が怖い。
この映画、ワニが登場してからの序盤は父と娘しか登場しないので、ワニの恐ろしさを出すために父親死にそうだなと思ってたけど全然そんなことなかった。
その分、火事場泥棒とか助けにきた警官とかが容赦なく死ぬ。可哀想。
主人公一族はなんか凄い頑丈なので死にません。
鑑賞前に見たあらすじでは序盤で主人公がワニによって足を怪我すると書いてあって、本当に怪我するけどその怪我した意味全然ない。結構深い怪我に見えたけど泳ぎに支障は無いし後半は本人も全然気にしてなさそう。
超速クロールでワニのいる水中を爆進する。
暫く腕を噛まれても、デスロールされても死なずに反撃する。
父親は最終的には腕喰われるけど元気。
この2人だけステータスが違う!
主人公は子供の頃から父親に「お前は誰だ?捕食者だ!負けるはずはない!」的なことを言われて育ったので(水泳のコーチングでこの言葉である。怖い)、終盤覚醒した後は人類最強霊長類並の貫禄も感じて良い。
あとテレビカメラ?Skype?的なので妹と会話してる最中に着替えるの精神が強すぎる。妹がいる場所屋外なのに……。
ただ、一度外に脱出してボートを手に入れた後にダムが決壊して、再度家に戻されたのはくどかったかな?
また振り出しじゃない!て主人公が言うけどその通りだよ!
クロールでワニを躱してボート手に入れたところで終わっても良かったと思いました。
タイトルもクロールだし……。
最後救助にきたヘリがフラフラしてたのは絶対墜落するフラグだと思ったよね。
あと出来れば最後、ワニとの死闘の末に自身がついて水泳大会で勝つ描写が個人的には欲しかったかな。