映画やらアニメやら雑多感想ブログ

ネット環境があれば人は田舎でも暮らしていけるのか?

2023年某日。僕はそこそこの都会から田舎に引っ越すことになった。生活用品を買える店は個人商店が一つしかないような場所だ。日々の生活を記載しようと思う。(コロナ前は映画とかの感想書いてたブログ。今後もたまに書く)

【宇宙よりも遠い場所】第10話 感想《友達と青春と逆転有罪ユヅキ母》

10話も面白かった!

しかしあと3話で終わる気がしない……。どう着陸するんだこれ……。

第10話 パーシャル友情

パーシャル

半凍結・微凍結状態(調べた)

 

先週のユヅキ母からのメールはシリアスシナリオの導入では無かった!

内容は出てこないけど、ドラマの話かユヅキの誕生日祝いのメールとかだったのかな?
今回でてきたメールの文面からは優しい母親像が伺える感じ。正解なのかどうなのかは別にしてちゃんとユヅキのことを考えてはいるっぽい。
やはりコミカライズに描かれていた優しげな表情が本来の気質なのか。

ユヅキちゃん思ったより重症だった

キマリの親友という言葉にいつ親友(友達?)になったのかわからないと言うユヅキ。

友達となろうと言われてないから。

ひょっとして自分がいない間に友達になる儀式があったのか疑う。

帰ってからも友達関係を続けていく安心が欲しくて誓約書にサインを求める。

重い!そしてめんどくさい!(そこが良い!)

友達いない人生が彼女をここまで拗らせてしまったか。

ユヅキ母、この件に関しては有罪ですぞ!

あと友達いない人間に主人公の親友役とか本気か!?

ユヅキ母は良かれと思って一歩間違えれば(キマリがいなければ)バッドエンドのフラグ立てまくってるよね……。

キマリが泣いたのは彼女が可哀想だったからか、それともヒナタの言う通り悲しかったからか。

 

10話の良かったところ

自分にとって友達とはどんな存在かをユヅキに説明する時にめぐっちゃんの話をするキマリが良い。

シンガポール着いた後もめぐっちゃんのことはしっかり考えていたんだなぁと。

優しげな声も相俟ってとても良いシーン。

そして挿入歌のタイミングが相変わらず完璧で曲も良い。

良いばっか言ってるけど、キマリが自分の考えを言ってるだけで自分の考えを押し付けないのも良い。

ていうかあんなに毒吐いてたユヅキが実は3人のことを凄い大切に思ってたのも良い。

エンディングもいつもとは違うイントロから入るのも良かった。

 

南極であることの重要性

この話一見南極である必要性が無いように思える。

しかし実際は結構重要な要素なのではないだろうか。

文字通り嵐と荒波を乗り越えて共に南極まできた仲間。

そこまでいけばもう戦友だ。

だからユヅキ以外の3人はもう感覚で自分たちが普通の友達以上の関係だとわかっている。

しかしユヅキにはそれがわからないのだ。

ユヅキも気軽に毒を吐いていたし、仲が良いとは思っていたはず。

でも友達がいたことの無いユヅキにはどこまで仲良くなれば友達なのか、その境目がわからない。

そしてそれを知ることによってキマリ達はユヅキの今までの人生がどんなものだったかを理解する。

ユヅキがどういう子なのか知る為には、きっと過酷な旅が必要だったのだ。

 

めんどくさい人が好きなキマリの周りに集うめんどくさい人達

訓練回で『いいですよね〜めんどくさいの』と言っていた通り、めんどくさいメンツに囲まれながらも不満に思うことなく楽しむキマリ。 

ユヅキちゃんに関しては人生救ったレベルの活躍をしている気がする。

これこそが南極適性者の力か。

 

来週はヒナタ回か

Cパートのホワイトボードにヒナタの母校らしき名前が。来週はシリアスなのか、それとも大逆転ハッピー展開なのか。しかしどんな顔して中退した人にメッセージを送るのだろうか。

キマリ家からのメッセージは心配してない。あの家に関しては謎の信頼感がある。

来週楽しみだけどもうすぐ終わるかと思うと複雑!

 

ところで冒頭の心ここに在らず的なシラセには何か意味があるのだろうか。

 

 

 

【さよならの朝に約束の花をかざろう】感想《美しく残酷な世界で生きる不老の一族》

面白かったです。

個人的には岡田麿里さんが脚本の話とはあんまり相性が良くないんですが、この話は良かったですね。

でもまぁ良くも悪くも岡田麿里さんらしい生々しい感じの話ではありました。

ラカムぅうう!

絵柄はグランブルーファンタジーとかブレイブリーデフォルトみたいな感じで見やすかったです。

ラカムみたいな人もいます。

格好よくて声もいいのにそんなに活躍しません。

イオルフの民が別に隠れてなかった

これCMくらいしか前情報無かったんですけど、最初の予想では人から隠れて暮らしていた不老の民が人に発見されて連れ去られるとか里から抜け出した子供の話とかそんな話だと思ってたんですよ。

ところがこの世界、イオルフの民は島から出ずに暮らしてはいるらしいけど世間からは周知されてるみたいなんですよね。一般人すら存在を知ってる。

そりゃ遅かれ早かれ侵略されるよと。

長老もっと備えといてよと。

 

長老がセクシー

かなり際どいセクシーなスリット履いてた長老がセクシーでした。長老って結局死んだんかね。

 

世界は美しいが残酷で、ヒーローはいない

この話、救われた人あんまりいない気がするんですよね。

攫われたレイリアは王子の子供を孕まさせられるし、主人公マキアは本編では描かれていないけど自我が崩壊するほどどこかに閉じ込められてたらしい。

クリムは好きなレイリアを奪われ、助けに行けば拒絶され最後は独りで死ぬ。

そんな世界でも美しいものはあって、死んでもなお子供を守る母親だったり、見ず知らずのマキアをリスク覚悟で受け入れるミドさんだったり。

子供を守って死んだ母親の手を子供から引き離す時に、母親は余りに強い力で子供を守っていたから手を剥がす時にバキバキと鈍い音が鳴るシーン。

マキアを受け入れても、受け入れなくても、今後どうなるかなんて誰にもわからない。だから受け入れる決意をするミドさん。

この話のなかではその2つの話が1番好きでしたね。

あとクリム君は可哀想過ぎましたね。

最後、レイリアも自分の娘を一目見て満足するならクリム君があと少し耐えてれば彼も幸せになったかもしれないなと思うと悲しい。

イオルフの民の女達もろくな目には合ってないだろうし悲惨。レイリアが選ばれたわけじゃなくて子供ができたのがレイリアだけだったんじゃないかなと思ったり。

エンドカードの謎

最後のエンドカード、なんかイオルフの民の子供っぽい人がいましたけど誰の子供なんすかね。

髪の色が違う女性もいたし謎。

それとも過去の光景なのか。

 

 

【ブラックパンサー】感想《トニースタークーーーー無罪!!》

本作は!なんと!トニースタークが原因で事件がーーーーー起きません!!というかトニースタークの影も形も無いです。世界からは途上国とみられているが実は凄い発達した国が舞台だったのでトニースタークにも出てきて欲しかった。

この映画、アメリカでは大好評だったらしくて期待して行ったんですよ。まぁ面白いことは面白かったんですけど評判ほどかと考えると首を傾げる感じでした。

良かった点

ブラックパンサーが格好良い。
○女性陣が強くて格好良い。
○敵も格好良い。儀式ではちゃんと正々堂々戦ってたしね。てか途中国王側の人間が妨害したんだから国王生きててもこの人が国王でいいじゃん。
○CIAのおっさんが格好良い。

微妙だった点

○スポンサーの関係かなとすぐさま思ってしまうほど唐突に韓国が出てくる。もっと必然性的なのが欲しい。世間から隠れてる筈の人が大半なのに、主要人物全員超目立ってるんだよなぁ。
○今まで宇宙人やらなんやら出てきてるからワカンダ王国の凄さがイマイチわからない。解説役にトニースターク連れてきて。
ブラックパンサーが思ったより強く無い。一般兵相手でも無双感がない。
○ピークというか盛り上がりどころがどこかイマイチわからなかった。
○国王と祭祀みたいな人の関係をあんまり描写しないうちに祭祀を殺したから感情移入ができない。

疑問点

○ハーブ全部燃えたし次の国王はブラックパンサーになれなくない?
○黒人が虐げられている時になぜ立ち上がらなかったんだとか言われてたけど、もっと直近でも問題あったでしょ!宇宙人やらが地球に攻め込んできた時に何してたのかも聞いといてよ!

あとこの話大体が前国王が悪いんだよなぁ。

そんなこんなで話自体はそこそこ面白いんですけど、イマイチ盛り上がりに欠けてた気がします。歴代最高とか言われるレベルなのかは疑問。
やり場のない期待感は4月にあるらしいインフィニティウォーに向けることにします。

【宇宙よりも遠い場所】 コミカライズ1巻が面白かった件について

本編とは違う視点からの話もあるとのことで、これは読まねばと思い購入。
描かれたのは【宵町めめ先生】
ツイッターで可愛いよりもいイラストを投稿されてる方ですね。
この方の漫画は初めて読みました。
絵柄は可愛い感じなんですが結構独特で、もしかしたら好き嫌いがあるかもしれません。
僕は結構好きです。
気になる内容ですがーーーー
かなり面白かったです!
よりもいアニメが好きな人なら楽しめるのでは(アニメ見てない人が読んだらまた違うかも)。

シラセ視点

内容としてはシラセが母親に送ってるメールの内容やら百万円落としたときの感情やら本編を見てたからこそ何倍も楽しめる感じでした。
クラスメイトのシラセへの陰口が本編より生々しかったですね。あれを乗り越えて「ざまぁみろ」したシラセは凄い。
キマリがシラセを応援すると言った時に、本気なら広島まで一緒にきて証明してと言ったことの補完も良かったです。彼女は決して無理難題をふっかけて意地悪したかった訳ではなく、本当に来るとは思ってなかった。実際はどうせ後から離れるなら、最初から一緒にいない方が良いという心境だったんだなということが明確にわかったのは良かったです。確かに群馬から広島まで突然誘って普通は来るとは思わないよね。
あと南極に行ける根拠に母親の名前を出した時に、本当にそれだけの理由で行けるのか聞いてくるキマリの表情がなかなか凄い感じでした。
ひょっとしたらシラセから見ると、キマリに裏切られたように感じてああいう表情に見えていたということなのかな?視点によって受ける印象が変わるのは面白いですね。

ユヅキ視点

ユヅキの友達(仮)とのやりとりも本編より生々しく感じました。本編だとそこまで友達(仮)に落ち度は無さそうなんですけど、コミックを読むと向こうもちゃんと友達として付き合おうとしてたわけじゃないことがわかる感じで良いですね。
ただこれ、ユヅキの友達(過去)に意図した悪意があるわけでも無さそうなあたりに結構生々しさを感じました。

よりもい好きにオススメ

本編を見てると、あのシーンの裏ではこんなことが!な感じでかなり楽しめます。
ビックリマークをつけましたが、驚きというよりは感動方面の感情の動きですね。
『そうか、こんなことが…キマリ達と出会えて良かったね…』
みたいな感じになります。
また、この本を読むことによって本編の補完となり、本編の説得力が増します。一度見た話でもコミック読破後ではまた違った印象になるでしょう。相乗効果!!
個人的にはめぐっちゃん回を早く読みたいですね。めぐっちゃんが告白した悪事がどこまで本当かついに明かされてしまうのか!?
楽しみです。
そんな【宇宙よりも遠い場所】コミカライズ
南極への旅のお供に是非!

(そういえば漫画ではユヅキ母は結構良い人そうでした…これは来週のアニメでもそこまで大きな問題は発生しないか?)

【宇宙よりも遠い場所】 第9話 感想《変わらない日々を変える為に歩き出した少女達の物語》

第9話 南極恋物語(ブリザード編)

面白かった!
最初男性隊員からシラセが告られた(様に見える状況ができた)時は展開的に不安がありましたが結果的には最高の話でした!
そろそろこの先の展開も信じても良いのではないか(フラグ)

思ったよりちゃんと接点があった藤堂隊長とシラセ

てっきり仏壇に手を合わせに来ただけかと思ってたんだけど、シラセ母が存命の時はちゃんと付き合いがあったのね。
第二次世界大戦がわかる幼稚園児は凄い。一体どんな英才教育が……。
(と思ってたんですけどあの時のシラセちゃんは小学生くらいに成長してるんですね(追記))
シラセ母がシラセに必要だと思っていた藤堂隊長の魂は諦めず失敗してもやり続ける心か。
シラセが南極まで辿り着いけたのも、藤堂隊長の魂のお陰かもしれない(キマリが居なかったら辿り着いてないだろうけど)。

終わらない、待ち続ける日々

第9話でシラセが南極を目指した本当の動機が語られた気がします。

普段から母親の帰りを待ち続ける日々。
母親が死んでも遺体や遺品が帰ってきたわけでは無い。
だからこそ、それまでの母親の帰りを待つ日常と母親が死んでからの日常になんら境目がなく、心を切り替えることができない。
待ち続ける日々を終える為には、母がいる南極に行くしかない。
藤堂隊長を恨んでいるのかいないのか、それすらわからない荒れ狂う感情を胸に秘め、変わらない日常を変える為に、母親に別れを告げる為に少女はついに南極に辿り着いたのだ。

砕氷船

砕氷船ってこういうことだったんですね!!
僕はてっきり巨大なドリル的なので砕いていくと思ってたんですよね(D-liveって漫画にそんな船でてきましたよね?)
まさか氷に乗り上げて氷を押し潰して砕くとは。このやり方最初に考えた人頭おかしいんじゃないだろうか(褒めてる)
多分これをやる為に船のバランサー的な機構がなくて揺れやすいのかな?
巨大な船が浮き上がって氷を押し潰す姿は壮大すぎて砕氷シーンだけで感動できる。
凄いなぁこれ。
一度リアルで見てみたいですなぁ。
百万円砕氷ツアーとかやってくれないかなぁ。
百万円では足りないだろうなぁ。

共に降り立つ南極

シラセの最初の目的は日常に区切りをつけることだったかもしれないけど、今はそれだけじゃないと思うんですよね。
南極に降り立つ順番を譲られて、目の前に夢にまでみた南極が広がっていても、共にここまできた仲間の存在は忘れない。
4人一緒に南極に降り立つ場面はとても良いシーンだと思いました。
シラセが最初に手を掴む相手がキマリなのも良いですね。
(あとヒナタがカメラマンなのはやはりビジュアルが(あの世界では)微妙だからなのか)

ざまぁみろ!!

未だ嘗てここまで心が清々しくなる『ざまぁみろ』があっただろうか。
それはシラセの気持ちであり、南極チャレンジのメンバーの気持ちであり、きっと初代南極観測隊の気持ちなのだ。
『その結果がこれよ!』の時のシラセのドヤ顔凄く良いです。

惚れやすい男性隊員(名前がでてこない)結果的に凄く良い立ち回りしてた

藤堂隊長が人知れず涙を流すシーン。
視聴者もとても感傷的になるシーンですが、即座にこの男性隊員の惚れっぽさを披露してコミカル方面の感情を付け加えます。
付け加えるというのがミソで、即座にこのコミカルシーンを持ってきたことにより直前のシーンで抱いた感傷が消えることなく、同時に楽しい感情も沸き起こってきたんですよね。
この視聴者の感情を乱高下させて言葉では表現できない感情を生み出すのは凄いことだと(後から冷静になった時に)思いました。
まぁ、人の感情はわからないので僕だけかもしれないですけど。

不穏なCパート

でたーユヅキ母。
今更メールとかどんな内容なんでしょう、
なんかトラブルあって戻ってこいとかいう内容でも今更戻れないですよね。
深刻なトラブルでもできれば次の話のなかで解決してほしい。そして南極をしっかり探索してほしい。
トラブル持ち込む前提なのは僕のユヅキ母に対する好感度が低い所為です。
でもここまで全話面白かったので、このままの面白さでつっきって欲しいですね。
次の話が待ち遠しい!

【宇宙よりも遠い場所】 第8話 感想《選び取った青春》

第8話 吠えて、狂って、絶叫して

面白かった!
個人的には盛り上がりが今までの回より少ない気がしますけどそれは今までが凄かっただけの話。十分面白かったです。
何より最後の隊長のシーンで湧き上がる感情は、今までの7話では無い種類のものでした。
あと、提供でまるで歌ってるかの様なユヅキの口パクも面白かったですね。

船酔いと共に揺れ始める画面

順調に船旅が進むかと思いきや、突如襲い来る船酔い。確かに薬飲んでても船で生活してたらそのうち切れるわなと納得しました。
長期の船旅してないと出てこない発想ですね。
そして船酔いの演出が見事。
それまで普通に描かれててた船での生活が、船酔い発症してから暫くは画面が揺れるように演出されてるんですよね。
だから視聴者も船の揺れを疑似体験できる。
僕も見てて船酔いの感覚を思い出したりしました(ちょっと気持ち悪くなった)。
だからこそ、タマキ達のしんどさが視聴者にも伝わってくる。
これひょっとしたら三半規管がぶっ壊れてて船酔いとか一切しない人がみたら、また別の印象を受けるシーンなのかもしれないですね。
そういう面でも面白い試みだと思います。

青春コンパサーキマリと青春ポイント

「頑張るしかない。他に選択肢がない」というシラセに対して、「そうじゃないよ」とキマリは言う。ここにいるのは自分が選んだ結果だと。
4人の中で、1番自覚して道を選んできたのがキマリだとわかります。だからその結果から逃げない。
そして、自分自身が今「青春」の中にいることにも彼女は凄く自覚的です。
それは当然で、青春する為に一歩踏み出し、歌舞伎町を駆け巡って青春を感じ、そしてとうとう南極行きの船の中まで来たのです。
その全てがきっと彼女が目指していた青春の一部で、なおかつ彼女はそのことを知っているのです。
だから彼女は、船酔いで苦しんでるだけの現状でも、後からきっと楽しい思い出になると信じているのだと思います。しんどい時にでもクジラを見ようと思ったのも、彼女の青春センサーに何か引っかかったのかもしれません。
青春ポイントとか集めてそうな生き方です。
そしてどんな時も行動指針が変わらない彼女だからこそ、皆の道しるべになり得るのでしょう。

無謀と青春は紙一重

嵐の中で船の外に出だしたのは正直ヒヤヒヤしました。あんなの一歩間違えば波にさらわれてドボンですからね。
映像が綺麗なだけに余計怖かったです。
ただ雨のように降り注ぐ水の塊が実は波で、そのことに気がついて笑いあえるというシーンは良かったです。
自分達が何を乗り越えて南極にたどり着くのか、それを彼女達が自覚する為には必要な描写だった気がします。
そして外に出ることを提案するのがずっとネガティブだったユヅキというのも良いですね。
いや、それでも怖いけど。
実際の乗組員的には嵐の時は外に出るのは禁止されてたりするんですかね。それともあれぐらいはOKなのか。

ユヅキ母は大変なことをしでかすとこだった。

今回の話、つまるところ食堂のお姉さんが言ってたように4人で1馬力だってことなんだと思うんですよ。
性格も考え方も違うけど、足りないところを補い合う。4人だからこそ、つらい船酔いも乗り越えることができた。
これユヅキ1人だったら絶対乗り越えれてないと思うんですよね。点滴生活になってたのかドクターストップになってたのか。少なくとも南極で満足にレポートできてたと思えないんですよね。精神的なキズは下手すりゃ一生もんですよ。ユヅキ母、当初の計画は無謀すぎやしませんか?

名言の封印

第6話以降ヒナタが名言を言わなくなってます。シラセとぶつかり合った回ですね。ひょっとしたらあれは、シラセの戦闘モードの様にヒナタの防御機構の1つだったのかもしれません。誰より大人びていた彼女は、実は自らそう見えるように振舞っていたのか。
シラセの本音を聞き、涙を流した今はもうそんな外壁は必要無いのかもしれません。
(こんなこと言うと来週あたりに名言言い出す気がしてくる)

大人組がちゃんと大人してて良い

この船の乗組員は今のところ全員ちゃんとした大人でとても良いです。無駄なところでストレスを感じません。
キマリ達を大人として扱うとは言ってましたが、実際には最大限配慮してくれてるんだと思います。
船酔いで役に立たないキマリ達を邪険に扱うこともなく、乗り越えたキマリ達を祝福してくれる。エウレカセブンレントンにも見せてあげたい……。
そしてそれだけでなく格好良い。
「きましたね〜」
「私は嫌いじゃないですけど。戦ってる感じがして」

嵐に挑む中の僅かなシーンですが、大人たちの格好良さやプロとしての矜恃みたなものが伝わってきます(キマリ達には伝わりませんが)キマリ達との違いが明確に出てて良いですね。
それと食堂のお姉さんは給食のおばちゃんやってるみたいですけど、どんな流れで初代民間南極観測隊に参加したのか気になりますね。
なぜ彼女達は南極に魅せられたのか。帰った時に果たして仕事はあるのか。
【よりもいゼロ】を是非ともやってほしいですね。

キマリの語彙力が凄い

雲もなく、鳥の姿もなく、

視界全てが、一面の青。

どんなに目を凝らしても、見渡す限りの水平線。

確かに船の音は、聞こえている筈なのに、

その圧倒的な景色が、音を消していた。

そこにあるのは、宇宙を思わせる無音の世界。

キマリのする状況説明が詩的でとても良いです。こんなこと言える普通の女子高生はいない。やはり実はキマリが1番凄いやつなのでは。

それは誰が為の花か

Cパート。藤堂隊長がドームに入った花を持ってるシーンで終わります。
これはおそらく、シラセ母に手向ける話だと思います。ドームに入っているのは南極の気候に耐える為か。
今まであまり触れられてこなかったシラセ母の現状ですが、この花の1シーンだけで一気に「死」という現実が近づいてきたかの様な錯覚を感じました。このシーンから伝わる限りではきっと藤堂隊長は覚悟していることでしょう。ではシラセはどうか。
次回の展開が恐ろしいながらも気になります。(そんなこと言っておいて全く関係のない花だったらどうしよう)

【ネタバレ映画感想】コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道


面白かった!
まさかオレンジが仲間になるとは……。

第1部の感想でも言いましたがTVアニメシリーズは見れてないんですよね。
合衆国日本とかその辺のネーミングセンス、リアルタイム世代にはどんな感じで受け入れられてたんだろうか(僕は笑いました)
超合衆国ってなんやねん。

そして1番衝撃的だったのがユーフェミア
なんかやらかすキャラだと勝手に思ってたんですけど、正しく善人で覚悟もある高潔な人でした。
それがまさかルルーシュのギアスの暴走という形で日本人を虐殺して死ぬとは…。
シャルル皇帝が何を目指してるのかよくわからないので、あのまま日本特区が設立されても大団円になったとは思えないですけど余りに悲しい。
最後ルルーシュの手で死にましたが、優しいユーフェミアは自分の犯した罪に耐えられるとは思えないので、殺人に手を染めた時点でそれ以外の結末だとより悲劇になってしまったでしょう。悲しいことに。

不死になる前の人格になったと思われるCC。
不死になったシャルル皇帝。
ユーフェミアを失ったスザク。
祭り上げられたナナリー。
どういった結末になるのか予想できなくて続きが楽しみです。

まぁルルーシュが死ぬこととナナリーがなんか酷い目に合うらしいということは知っているので覚悟しておきます。