映画やらアニメやら雑多感想ブログ

アニメとか映画とかの感想を適当に書くだけ。ネタバレ有り。

【ネタバレ映画感想】夜明けを告げるルーのうた

面白かった。
ツイッターとかで良い評判は聞いてたので見たかったんだけど、客足は伸び悩んでたらしくてその頃には近場では上映してるところが無くて断念。
今回はフランスとかで賞をとった影響で少しだけ上映館が復活したので今しかないと見に行った。

東京から田舎に引っ越して暮らす主人公が不吉な言い伝えが伝わる人魚のルーと出会うボーイミーツガール。

人魚は音楽が好き。
音楽を聴くと足が生える。
日に当たると燃える。
噛まれた相手は人魚になる。

【主人公とルー以外の登場人物】
ユーホ
主人公をバンドに誘う。
個人的にはちょっとイラっとくるキャラ。
最初から良い子ではある。
しかし性格が苦手。
彼氏と喧嘩した後に家を出て行って追いかけなかったら『なんで追いかけてこないの!?』ってキレ出すあのタイプ
ルーが捕まるのもユーホが家出したのを人魚に食べられたと親が勘違いした所為。
行動の全てに悪気はない(厄介)。
ただ作品内では言及されてないけど、人魚に食べられるって嘘をツイートしてたのは多分本人じゃ無く別の人がやったのかな?
先輩の影響もあり、物語最後には少し成長している。卒業後には東京に行くらしい。

クニオ
主人公をバンドに誘ったもう1人。ユーホが好き。寺の息子。
どさくさに紛れてユーホに告白して、そこまで悪い感触では無さそうだったが、どうも付き合えている感じでは無さげなラスト。ユーホ東京に行くらしいし。不憫。

ババア
人魚絶対殺すウーマン。
昔、彼氏を人魚に殺されたと人魚を恨んでいる。
ボートに乗り、銛を投げて人魚を殺そうとする。戦闘能力がかなり高い。
実は彼氏は溺れて死にそうなところを人魚に助けられただけであり、その時にうっかり噛まれて人魚になっていた。狂戦士と化したババアを止め、人魚にして共に海へと旅立つ。
ちなみに彼氏の外見は若いままだった。
てっきりババアも人魚になったら若くなるのかと思ったらババアはババアだった。
俺の期待を返せ!

ジジイ
主人公の祖父。
傘職人。
人魚はヤバイと村人止めるマン。
子供の頃、母親を人魚に連れ去られた過去を持つ。
人魚のヤバさを村人に訴え続けるが、最終的には太陽に焼かれそうになるルーを自分の作った傘で守る熱い男。
実は母親は人魚に連れ去られたわけでは無く、溺れて死にそうなところを人魚に助けられたが、その際にうっかり噛まれてしまい、人魚になってしまっただけだった。うっかりしすぎだろ人魚。
ただ手を使うよりも口で咥えた方が力がでるみたいなので致し方なし。
最後には人魚となった母親と再会を果たす。(ジジイの涙がとてもいいシーン)
その後のシーンでは主人公の家に遺影らしきものが置かれていたが亡くなったのだろうか。
ひょっとしたら、人魚となって母親と旅立ったのかもしれない。

会長
ユーホの祖父。
人魚絶対いるマン。
昔、人魚のテーマパークを作って潰した過去を持つ。
どちらかというと主人公サイドの人間として描かれているが、ある意味全ての元凶か。

社長
ユーホの父親
人魚さえいなければマン。
父親が人魚テーマパーク失敗した所為で昔から苦労してきた。
最近では人魚の所為で漁獲量が減った。
正直可哀想。

ルーの父親
マンですらない。人間じゃないし。人魚だし。
ぶっちゃけ鮫顔の◯トロ。
娘のピンチには日光に体を晒しながらも助ける。
人間にも別に敵愾心は持っていない。
ただ人間に紛れて、食卓に並ぶ魚を人魚にしていったり(魚達は人間に食べられた後骨だけの状態で動き出す。その為助けているのかどうかはよくわからない。人間に魚が食べられること自体に悪感情を持ってるわけではないようだ)目的がわからない行動をとる。仲間を増やしたいだけなのか。

犬魚
保健所の犬をルーが人魚にした存在。
よくやったルー。
こいつらが網に捕らえられた魚達を助ける、と思いきや全部食べてしまった所為で事態は悪化した。
てかこれは普通にこいつらが(人間の視点では)悪いので、人魚が災いをもたらしたというのも満更嘘ではない。

御影山
一番の被害者。
人魚に酷いことした奴らへの呪いとして、村を浸水させたのに、村の人間は人魚が助けるわ、最終的には人魚達に吹き飛ばされるわ踏んだり蹴ったり。
普通に可哀想。

【感想】
人魚の存在が周りにバレて観光資源にされそうになったり、人魚を恨んでいる老人がいたり、誤解から人魚が閉じ込められたり、それを助けるために主人公が立ち上がったり、最後には別れがきたりと王道な展開ではあるんだけど王道は正義。
何気に人魚達は多数光に当たって消し飛んでるんだけどあれは死んだのかな?
後半の村人達が人魚の為に傘で光を遮るところは最高。いやそれよりジジイの涙のところが最高なんだけど。
最後には御影山が吹き飛んだ影響で日陰が少なくなり人魚達の住める環境では無くなる。
最初は人魚を寄せ付けない為に、太陽を模したウニを玄関先につけてた村人達が、最後には傘で商店街?の上を覆うようになる。
旅立った人魚達がいつでも戻ってこれるようにという思いなのか。

中盤までは飽きない程度には面白いかなってら感じだったが、それもあって後半の盛り上がりで感情が高ぶる。
これはまぁ、いいとこで流れる主題歌『歌うたいのバラッド』がよく知ってる曲だからっていうのもある。好きな曲が流れるとテンションが上がるのは仕方ない。
あと海洋生物が好きな人も楽しめるかな。

という感じで面白かったので、来場者が伸び悩んでるのは宣伝不足だと思う。
この映画のCM殆ど見たことないし。
リトルウィッチアカデミアの放送中に流れるCMくらいかな?(同じ東宝系列だからか?)
存在を知った時にはもう上映してるとこはほぼない状態。
いい作品なのでフランスの賞をきっかけに多くの人に見てもらえればいいな。