【グリザイア:ファントムトリガーTHE ANIMATION】感想《ニンジャ!?ニンジャナンデ!?》
結構話が駆け足で原作ゲームファン向けな感じだったけど良かった。(もう既に登場人物に思い入れのある原作プレイ済の人以外では楽しめない可能性も)
動くニンジャとデタラメロシア語見れたし。
(どっちもニンジャやんけ)
ロシアンニンジャ好きなんすよ。
ムラサキ可愛いよね。
尺の問題は仕方ない。盛り上げるにはマキ加入までやるしかないという判断だろう。
OPの本編にはまだ登場しないメイド達の姿にひょっとして続編の構想があるのかなと期待したり。
ただ浮浪者時代のレナ達の服が綺麗なとこは気になった!!
特にマキの白い服!
他の浮浪者は汚かったりしたのになんでなんだろ。
あとハルトの髪の長さがチョイチョイ変わってた気がしてそこも少し気になった。
まぁ後はアクションシーンも迫力(銃声とか殴った時の音が良かった)あって良かったし、最初の祭り中の街中をニンジャが人の顔を足蹴に飛ぶとことかも良かった(またニンジャかよ)
あ、思い出した!
てっきりあると思ってたのに次回予告が無かったのは残念だった!
ゲームでは次回予告が一番好きなのに!(オイ)
公開劇場も少ないし興行収入的に成功するかはわからないけど、是非成功して続編に繋げてほしい。
そして次回こそ次回予告をいれてくれ!
あとエンディングの映像は精子みたいだと思いました(オイヤメロ)
【キャプテン・マーベル】感想《フューリーの秘密が今明かされる!!》
開始2秒で泣く!
いやぁ良かった。
何が良かったって見た人の意見は大体一致する気がするけど開始早々のマーベル・スタジオのロゴ!!
意味ではアイアンマンとかキャプテンアメリカのコミックのページみたいなのがでてたところがスタン・リー一色。
そして最後に「thank you Stan.」
これは泣ける。
去年亡くなったスタン・リー。
ロバート・ダウニー・Jrと共に写真に写るスタンリーを見つけた時うるっときました。
あれから長い時が経った。スタン・リーが生み出した多くの話が映画になり僕を楽しませてくれた。
Thank you Stan.
そして本編!
大傑作という感じではないけど面白かった。
キャプテン・マーベルは原作のこともよく知らず、CMからはなんとなく地球から話が始まると思っていたので、異星から始まるのは驚いた。
でも始まってみると、恐らくこれまで多くの創作物を摂取してきた人にとっては大体予想通りの展開になる。
記憶喪失の主人公にやけに親切だが管理しようとしてくる周りの人間は実は善人ではないし、必死に追いすがってくる敵は家族に会いたいだけだった。異星人に恐れられてる猫は実は化物で。
ミスリードの伏線はなく、伏線は伏線として扱われてストーリーの展開が予想を超えることはない。
それでも主人公キャロルの生き方に胸が熱くなる。
彼女はヒーローだから何度も立ち上がるのではない。
理不尽に、痛みに、何度打ちのめされても何度でも立ち上がってきたから彼女はヒーローなのだ。
モヒカンモードはダサいが。
あと電車で老婆に変身したスクラルと戦うキャロルも良かった!
老婆を遠慮なく殴るキャロル。唖然とする乗客。突如機敏でアクロバティックな動きをする老婆。戸惑いながらも老婆を守る為にキャロルを止めようとする一般人。
絵面が面白いのもそうですが、このシーンに制作陣が信じてる人間の善性みたいなのが込められてる気がしました。スーパーパワーが無くても人は誰かを守る為に体を張るんだよと。
そしてフューリー!!お前が眼帯な理由、猫(クラーケン)に引っかかれたとかいうしょうもない理由かよ!
いや、まさかの真相でした。
あと最後に出てきたキューブの時間軸どこなんすかね。ひょっとしてサノスのやつプラスワンなのか?
そんなこんなでアベンジャーズ続編のエンドゲームが気になる!
今から楽しみです。
(あと吹き替えの竹中直人の声に最後まで慣れなかったんですが皆さんはどうでしたか?)
【スパイダーマン:スパイダーバース】感想《メイおばさん最強》
原題は【SPIDER-MAN INTO THE SPIDER-VERSE】
最高だった!!
ストーリーは王道。
偶然スパイダーマンと同じ力を手に入れてしまった普通の少年マイルス(頭は良い)が成長し、真にスパイダーマンになるまでの話。
己の願いの為に次元の壁を破壊しようとするキングピン。
力を手に入れてしまったマイルスに指導を約束するも、キングピンの前に破れ死んでしまうピーターパーカー。
ピーターパーカーに願いを託され、スパイダーマンとしての道を歩むマイルス。
そして次元の壁が壊れたことによって現れた別世界のスパイダーマン達。
そのスパイダーマン達それぞれが最高だった!
スパイダーマン達
マイルスの世界にいたスパイダーマン。ピーターパーカー。
人々にスパイダーマンの存在を認知され、愛されている。依頼されたらクリスマスソングを歌ってしまうあたりからとことん善良な心を持っていたんだろうなということが感じられる。MJとは上手くいっていた模様。死後正体が人々に明かされる。
序盤に死んでしまう為出番は少ないが、彼の生き様がマイルスに与えた影響は計り知れないと思う。
マイルスを指導することになったピーター・B・パーカー。
腹の出た中年男性。ヒーロー活動により私生活に支障がでている。MJとは結婚していたが、離婚。MJは子供が欲しかったがピーター・B・パーカーは違った模様。これは恐らく、彼の遺伝子が子供に引き継がれるだろうことも無関係ではない筈。大いなる力には大いなる責任が伴う。では生まれながらに力を持ってしまう彼の子供には?
子供嫌いだと言っているが、マイルスの同情引き作戦を狙いを理解しながらも振り切れないあたり、根が善良なのは間違いない。
時に助け、時に諭し、時に慰め、時に行く手を阻み、最後には信頼して後を託す。彼とマイルスの師弟関係は最高だった。グウェンは何も教えていないと言っていたがそんなことはない筈。
元の世界に帰ったら幸せになって貰いたい。
スパイダー・グウェン。
クールで強い。有能なスパイダーウーマン。超かっこいい。
マイルス君の失態の所為ではあるが刈り上げが似合ってる。グウェンかなり好きだけど格好良いとしか言いようが無い。死んだ親友と同じ顔のピーターパーカーと出会っても動じないのは凄い。マイルス世界のピーターパーカーの死を既に聞いていたからかもしれないが。
マイルスの相対性理論ギャグに1人だけ笑ってあげてるのも良いよね。
ペニーパーカー。
未来の世界のスパイダーマン。パワードスーツを着て戦う。チョチョイのチョイでマイルスが壊したアイテムを修理する有能さ。
そして可愛い。なぜか日本のアニメを参考にデザインされている謎。可愛い。
彼女だけ日本のアニメと同じコマ数で動く為動きが違う。
ペニーパーカーは動きやら表情やらが本当に可愛いかったけど、出番が全体的には少なくて少し残念だった。最初マイルスに対してきつめに当たっていた彼女が、別れる時に「自分1人じゃないとわかってよかった」と言っていたところはジーンときた。しかし別次元の自分しか理解者がいないというのはなかなかに辛いところ。
彼女を見ると「ひょっとして日本のオタクの可愛いとアメリカのオタクのkawaiiは同じなのでは??」という気分にさせてくれる。
スパイダーマン・ノワール。
白黒。ハードボイルド。メンバーの中でもなかなかに過酷な世界のスパイダーマン。彼も活躍は少なかったが要所要所はしっかり締めてて格好良い。パンフに書いている声優ニコラスケイジのエピソードは最高なので是非見てくれ。
スパイダー・ハム。
え、なに?豚?
ギャグ時空の住人だからかかなり強い。
新たなスパイダーマン、マイルス・モラレス。
個性豊なスパイダーマン達。
でも彼らは主人公ではない。
主人公はマイルスだ。
こんな濃いメンバーの中で決して埋もれることの無い正真正銘の主人公。
ピーターパーカーに想いを託され、スパイダーマン達と関わり、困難の前に挫折し、大好きな叔父が死んで打ちのめされ、父の言葉で立ち上がる。
新たなスパイダーマン。
成長過程を見せられているので、市販のコスチュームから専用スーツに着替え、B・パーカーの「必要なのは勇気だけだ」という言葉を胸にビルから飛び降りて力を発動するシーンは本当に熱い。
彼のこれからの活躍も是非見てみたくなった。続編はよ。
その他も最高
そして脇を固める登場人物も素晴らしい。
そう、メイおばさん!
歴代最強じゃないか!?
主人公達を秘密基地に案内しヴィランもバットで殴り飛ばし、マイルスのガジェットも作る。
かつて夫を亡くし、遂には息子同然のピーターパーカーも亡くした過酷な運命の女性。それでも彼女は辛さを見せず、スパイダーマン達をサポートする。
有能で格好よすぎる!!
この世界のピーターどんな生活してたんだろ。案外メイおばさんはバットマンの有能執事、アルフレッド的な活躍をしてたのかも。
ラスボスであるキングピンも良い。
あのおっさんあれで生身なんすよ。
ただの鍛えただけの人間。それであの強さ。良い。やはりヒーロー物は悪役が映えないと。
あと新しいスパイダーマンが出てくるとしっかりそのスパイダーマンの背景も説明してくれるのが嬉しかった。すんなりどんなキャラクターなのか理解することができる。
自己紹介定型文が「ただ1人のスパイダーマンだ」だったのがラストに「スパイダーマンは1人じゃない」になるのも熱くなる。
スタンリーの登場も良かった。そのスーツは一度受け取ったら返品不可。ギャグ風でありながら重要なシーンだったと思う。
そんなこんなで後父親との関係とか望まず優秀な学校に行ってしまった苦悩とか色々色々良いところがあった!
素晴らしい作品だったと思う。
是非続編を見てみたい。
あとそれぞれの登場人物単独の映画も作ってくれ!アヴェンジャーズみたいに!
頼む!
【移動都市 モータルエンジン】感想《もっと都市捕食がみたかった!》
面白かった。
そう、ちゃんと面白かった。
でも、でも、もっとバカ映画かと思ってたんだよ!!
都市VS都市!
ロンドンVSニューヨークVS東京!
有名ドコロな都市揃い踏み!
みたいな感じの!
蓋を開けてみれば有名ドコロはロンドン位だったのでそこはちょっとガッカリしました。
最初10分ほどはの大きな都市に飲み込まれる小さな都市のシーンは都市のギミックとかスピード感でワクワクしたんですけど、ああいうシーンはあそこだけでしたね。
ムカデ型の移動拠点や空に浮かぶ都市とかもワクワクしたけどね。
あとミリオンズの像が神扱いされてるとこは笑った。
ストーリーもそれぞれは面白いんたけど、詰め込みすぎな気も。
移動都市。
都市の捕食。
疑念
復讐。
足手まとい。
人造人間。
人間オークション。
レジスタンス。
親子愛。
空地都市。
量子エネルギー兵器。
侵攻。
反抗。
自己犠牲。
暴走。
融和。
でもどのエピソードも外したくない気持ちはわかる。
主人公ヘスターを愛するあまり暴走する人造人間シュライク、空中都市滅ぼして迷惑すぎるけど好きになったし。
アナも格好良い。魂さえ自由なら、死にすら勝つことができる。
トムはうざい。
これはこれで綺麗に終わった気はするけど続編はあるのだろうか。あるなら次回はもっと都市の捕食シーンを増やしてほしい。
【劇場版ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?オリオンの矢】感想《ベルが覚悟を決めた時、鐘の音が響き渡る》
面白かった!
劇場版というだけはあって、スケールはでっかく失敗したら世界が滅ぶ規模のミッション。
いいね!
あらすじと感想
女神アルテミスから依頼を受け、世界を滅ぼしかねない怪物【アンタレス】討伐へ。
旅の道中、女神アルテミスと仲良くなるベルだが、実は女神アルテミスは残留思念でしかなく、本物のアルテミスは既にアンタレスに捕食されていた。
取り込んだ神の力すらも操るアンタレスを倒すにはアルテミスの槍でアンタレス内のアルテミスごと貫くしかなく…………。
原作は最新刊まで読めてないけど、原作はなんだかんだでヒロインは救われる傾向にあったので、最終的には女神アルテミスが死んでしまう(ベルがとどめを刺す)展開は原作よりハード。
(最後、女神アルテミスを取り込んだ水晶が露出した時は水晶割れば助かる展開かと思ったけどそんなことは無かった)
ベルが覚悟を決めた時、鐘の音が響くところは熱かった。
その他思ったこと
- シルさんは朝ずっと店の前で待ってるのか?もう中で待ってればええやん(計算づくの可能性も高いが)
- 同じパーティーにベルとヴェルフがいるって小説の時は思わなかったけどアニメになると呼び方ややこしいな!
- 途中まではベル達のパーティーだけじゃなくてもっと強いパーティー呼べやと思ってたけど(物語のキーとなる槍を使えるのはベル君だけだけど元凶に辿り着くまでの戦力は必要な筈なので)、オラリオにも人手が必要だった描写があって納得。
- 焼いただけで、なんか具入りシチューみたいになる果実は劇場版ドラえもんに出てきそうだなと。
- アスフィの靴から羽生えてるやつ綺麗で格好良かった!あれは魔法だっけ?靴の効果だっけ?(忘れた)
- ベル達がたどり着く前にヘルメスファミリアのメンバーが門にアタックしてたらしいけど、アルテミスは無理だって知ってたなら教えてやれよ!無駄やんけ!
- アルテミスの声が坂本真綾さんなので冒険者を鼓舞するとことかはFateのジャンヌダルク思い出した。
- アルテミス可愛い。
- オッタル、アニメになるとあんま強そうな見た目じゃねぇなあいつ。もっとデカイイメージあったんだが。
- ベルが力をチャージしてる時、何も言わず時間を稼いだベルとリリとヴェルフの関係良かった。
- 鐘の音はもっとデカくても良かったのでは。
- 生まれ変わりの話をしたということは、アルテミスは天界に送還されたわけでは無く本当に死んだのか。その違いはどこで生まれるのか。
- 娯楽の為に天界から能力封印して降りてきてモンスターに食べられてモンスターに世界滅ぼす力与えてしまうとか、そこだけ考えると神様傍迷惑やな!!まぁ神様とはそういうものかもしれんが。
- 二期にも期待。
【アリータ バトルエンジェル】感想《前門の虎!後門の狼!(CV.古舘伊知郎)》
そこそこ面白かった。
銃夢のエピソードもかなり使ってた気がする(銃夢の記憶が既に曖昧)
ただ、くず鉄の街が明るすぎた気はする。
良い人多いし、あんまり脱出したくなる感じではない。
アクションシーンは迫力とスピード感があってかなり良かった。
アリータの身体が子供用だから等身も漫画的に顔がでかいって設定も面白い。
ただ、自分でも意外だったのがアリータの顔に慣れない。最後まで慣れなかった。これは人によるかな。
それと上映時間の関係で字幕が見れなかったから吹き替え3Dでみたのだけど、古舘伊知郎が古舘伊知郎だった。どう足掻いても古舘伊知郎。
筋肉番付よりは抑えてるけど古舘伊知郎でしかないしそっちが気になってしまう。「戦場に降り立ったバトルエンジェル!!」と言ったときは『サブタイトルお前が言うんかい!』ってなった。
「前門の虎!後門の狼!」とかほんと古舘伊知郎。
CMで言ってたような「女版室伏広治!」みたいな台詞は流石に本編にはなかった。
いや、じゃあなんで言ったんだよって話だが。少なくともあれで客は増えないでしょ。
悪いのは古舘伊知郎ではなくキャスティングしたやつではあるが。
……古舘伊知郎の話の方が長くなってしまった。
まぁそんなところもあったけど悪くはなかったです。凄い面白い!ってことも無いけどつまらなくは無かった。
続編あってもおかしくない終わり方だったがどうなるかな。続きがあったらみにいくと思います。
【劇場版 幼女戦記】感想《大迫力の戦闘からの安定のオチ》
面白かった!
これぞ劇場版!って感じの大迫力戦闘!
金かかってますなぁ。
今回デグレチャフ少尉の行手を阻むのはテレビシリーズでデグレチャフ少尉に父親を殺され、存在Xに力を借りているメアリー・スー。
ゴジラかよってくらいの熱線を連射します。
おい存在X、贔屓しすぎやろ。
顔は可愛いんですけど上司の命令はポンポン無視するし感情に流されまくってる(その所為で味方が被害あってる)感じで印象は良くないっすね。
その内自分の所為で味方に大損害出て絶望する展開が欲しいところ。
デグレチャフ少尉は(どこまでが存在Xの所為かわからんけど)自業自得で危機に陥ってる面もある気がするが。
あとデグレチャフ少尉、合理主義とか言ってる癖に頑なに神に従おうとはしないんよね。自分で言うほど合理的ではない。というよりも他にもっと大きな拘りがあるのかな。危険な目にあったとしても、人は存在Xなどというアヤフヤな物に人生を任せるべきでは無い的な。
それともただの意地か。
最後は念願の後方勤務への異動からの観客が全員予想してたであろう前線送り。
こ、こんなはずでは〜。
予想通りすぎるオチでしたが映画館には笑い声があふれてました。
天丼は大切ですね。
大満足の映画化でした。
二期も是非来て欲しいです。