【ネタバレ映画感想】虐殺器官
伊藤計劃3部作の映画化の中では1番面白かった。
世界で頻繁に発生してる虐殺が1人の人間、ジョンポールが引き起こしていて、主人公がジョンポールを追いかける話。
人工筋肉(本当は違うけど)とかコンタクトみたいな映像出力機械とかああいうSF機器はワクワクする。
内容も今のアメリカを彷彿とさせるところが多々あって、本当に伊藤計劃先生には今の世界が見えてたのかもなぁって思わされた。
話も面白いんだけど唐突な展開が結構あって(主人公がいつの間にか女に仕事より優先するほど惚れてるとか!)そのへんのモヤモヤが最後まで解決されなかった。
だから原作買って読んだ。
原作はちゃんとそのへん書いてるやんけ!!
映画は2時間という制約があるから削る部分があるのは仕方ないけどその辺の展開はしっかりしと欲しかったな。
あとラストも微妙に改変してるんだけどどんな意味あるんだろこれ。